【透明なままでゆけ。】
「透明なままでゆけ。」は、『Life is beautiful / HiDE the BLUE』の初回生産限定盤ボーナストラックCDで初の音源化がされています。90周年を迎えたキリンレモンのCMソングを元に音と歌詞がつけられた【キリンレモントリビュート】の企画内から生まれた曲で、透明感のあるサウンドがとても爽やかです。淡いブルーの衣装を纏った6人が学校の校舎の中で切なく時に力強く歌っています。普段は真逆の道を突き進むBiSHのイメージを壊す、アイドルらしさ満載のPVも魅力的です。
【NON TiE-UP】
『Life is beautiful / HiDE the BLUE』リリースに伴い告知無しでゲリラリリースされた2曲入りシングルの1曲目を飾る新曲「NON TiE-UP」はBiSH節が炸裂した言わば問題作です。下品な言葉や攻撃的な言葉が飛び交う挑発的な歌詞には、戦場に向かうような強い意志が感じられます。BiSHの真髄が好きな清掃員からすると、メディアへの露出も増え、美化されつつあったBiSHに少し違和感を感じていたのかもしれません。このタイミングにいい意味で裏切ってくれるところが渡辺氏らしいところだなと感心してしまいました。
【beautifulさ】
2016年1月にリリースされた2ndミニアルバム『FAKE METAL JACKET』に収録されていて、定番曲に負けず劣らず人気がある隠れた名曲です。「beautifulさ」は、無口担当のリンリンが作詞を手掛けた前向きな気持ちを歌った青春パンクで、男の子口調が可愛らしい印象を受けます。行進曲のようなコード進行と、口笛を吹きながら歌いたくなるメロディラインに、どこか懐かしさを感じさせ、無邪気に毎日を楽しんでいた幼少期の記憶が蘇ってきます。落ち込んだ時に手を差し伸べてくれる曲です。
お気に入りの曲は見つかったでしょうか?当初はクソアイドルと言われながらも、楽器を持たないパンクバンドという肩書きを手に入れたBiSHが持つ楽曲の振り幅が、物凄く広いことに正直驚きました。
ペンライトを炊きながらでも一緒に踊れる簡単な振り付けや、肩を組んでヘドバンをして一体感を作り出すパフォーマンス。
誰一人被らないキャラクターを生かした、絶妙なバランスの歌やダンスにBiSHの魅力を強く感じます。
奇想天外な渡辺氏のもとで、この先も常識の斜め上をいく発想で私たちを楽しませてくれることでしょう!BiSHの今後の動向に要注目です!
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