成金「東京の音楽」

月ごとにテーマを変えて、様々なひとに選曲をお願いしてきた「MIXTAPE」企画。今回のテーマは、ずばり東京。東京と名のつく曲はたくさんあるし、いろんな人が東京に対する思いを持っている。だけど、東京は広い。場所によって、聞こえてくる音も思い出す曲もちがう。東京出身のひとも、地方から出てきたひとも、いまは遠くから東京を眺めるひとまで。落語芸術協会の二ツ目11人で編成されたユニット成金の8人は「東京」をテーマにどんな曲を選ぶのか。

【昔昔亭A太郎】

フリッパーズ・ギター『Dolphin Song』

京都の高校に通っていたとき、修学旅行の帰りのバスでウォークマンにいれていたこの曲を聞きながら『東京』と呟いた。

【瀧川鯉八】

キセル『くちなしの丘』

東京で恋したすべての人や風景や思い出を改めて抱きしめたくなる曲です。

【三遊亭小笑】

AKB48『会いたかった』

鹿児島の田舎出身なのですが、アイドルソングに手を出す勇気なく長渕剛さんや井上陽水さん等聞いていた中…
東京に出て初めてプレイリストにおとしたアイドルソング。
今、好きなのはSKE48

【春風亭昇々】

Every Little Thing『1日の始まりに』

東京で一人でさみしいときに今でもよく聴いてます。

【笑福亭羽光】

フラワーカンパニーズ『深夜高速』

東京に住む前、大阪から、深夜バスで東京に通ってました。
この曲聞いた時、その時感じた不安と期待を思いだしました。

【桂宮治】

やしきたかじん『東京』

高校時代、学校よりバイトばかり…
バイト先の支配人や副支配人達と大人の遊びを経験し…
カラオケでやしきたかじんさんを熱唱してました。

【神田松之丞】

RADWIMPS『週刊少年ジャンプ』

この歌、少年ジャンプ世代として好きです。
東京というテーマかどうかは分からないんですが、少年ジャンプの世界観が東京って感じなのか。
真っ先にこの歌が浮かびました。

【春風亭柳若】

くるり『東京』

地方出身者はなんらかのシンパシーを抱くのではないだろうか。
僕もこの曲を聞くたびに頭の中に、あの頃の田舎にいた彼女の顔を思い浮かべる。
そして、頭の中のもうひとりの自分が自分に語りかける。
「お前、田舎に彼女いなかっただろうと・・・」
でも東京を一番感じさせる曲は、
「◯ーニラ♪ ◯ ーニラ♪ ◯ ーニラ♪高収入！」かもしれない。