エモい曲を聴きたくなる季節到来。様々な視点で描かれた、心を震わす夜ソングを厳選!
忙しい毎日を過ごす中で、「心が休まる時間がない!」という人も多いのではないでしょうか。学校や仕事から解放され、自分と向き合えることが出来る夜は、“エモさ“が際立つ時間帯。そんな夜長を彩る「エモい」と感じる邦楽を厳選いたしました。最近では、心のリラックス状態を表す“チルい“という俗語が若者を中心に流行っており、疲労が溜まっている現代人が増えてきているといいます。似たような響きの言葉ですが、ニュアンス的には若干の違いがあるとはいうものの、言葉にし難い感情を表すといった点では近いのでは?
ドイツ語の“エモーショナル“から派生した説や、日本語の“えも言えぬ“が語源となった説など多数の意味を持つ
「エモい」という言葉。一つの音楽ジャンルと捉えたことでみえてきた厳選曲とは。
エモいと感じるラブソング4選
エモい曲のイメージで多く挙げられるのが恋愛にまつわる曲。その中でもおしゃれな雰囲気が漂う、ちょっとビターでオトナな感情が入り乱れるラブソングに焦点を当ててみました。刹那的であったり本意的ではない男女の恋愛模様にグッと胸が締め付けられ、思いっきりエモさに浸ってみてはいかがでしょうか。
「Traveling」sumika
2019年にリリースされたダブルA面シングル『イコール/Travering』に収録。爽やかでキャッチーなイメージが強いsumikaですが、実はこういった恋愛ソングも制作されています。メロウなシティポップに乗せる物語は、彼氏の浮気に気付いてしまい、追求するかしないか迷いながらも本音を押し殺し、良い彼女を演じることを選ぶ心の葛藤劇。どんなに傷つけられたとしても、大好きな彼の帰りを待つ一途な女性の想いにエモさを感じざるを得ません。
sumika オフィシャルHP
「マイブルーベリー・ナイツ」マカロニえんぴつ
2020年にリリースされた『hope』に収録されているリード曲です。いくら縋っても自分から離れていくと”この際誰でもいい”と自暴自棄になってしまう事って男女間ではあると思います。その瞬間は楽しいかもしれませんが、その場凌ぎの関係は自分も相手も憂鬱にしてしまう。後から気づいてももう手遅れだけどまた愛して欲しい。
形容し難い感情を寧ろ掬って食べて欲しいと願う失恋ソングです。
マカロニえんぴつ Official Site
「5%」クリープハイプ
2016年にリリースされた『世界観』に収録された人気の高い楽曲。これまでも憂いを帯びたムーディーなラブソングを作り上げてきたクリープハイプですが、こちらは今までにないほろ苦い印象が強く感じます。相手が自分に対して好意を持っていないと分かり切っていても一緒に居たい。届きそうで届かない切ない恋心が描かれています。“お酒に酔う“と“相手に酔う“をかけているところもお洒落ですよね。
クリープハイプ オフィシャルサイト
「napori」Vaundy
2020年にリリースされた『strobo』に収録されており、SNSでは多くのユーザーにカバーされています。恋人との何気ない日常を送り、幸せなはずなのに、未来を見据えた先には別々の道を歩む2人がちらっと顔を出す。不安になる程に愛おしい彼女への想いがどこか儚く感じるエモい曲です。
Vaundy 公式サイト
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