ヤバイTシャツ屋さんがヤバイ!その魅力とは?
メッセージ性を極力排除したゆる〜い歌詞を、激しいサウンドで歌い上げる3人組メロコアバンド〈ヤバイTシャツ屋さん〉。
関西最大級の音楽コンテストで優勝する実力と、観客の目を一瞬もそらさせないシュールなパフォーマンスは、一度見たら忘れられない存在感。
インディーズ時代からツイッターを中心にグングン知名度を高め、CDが即日完売で入手困難になるほどの人気をはくし、2016年11月には満を持してメジャーデビューしました。
〈ヤバイTシャツ屋さん〉はなぜそんなにも聞く人を惹きつけるのでしょうか?
その魅力をご紹介します!
〈ヤバイTシャツ屋さん〉ってどんなバンド?
大阪芸術大学の学生が結成した3人組バンド。通称は『ヤバT』。
こやまたくや
ギター・ボーカル、作詞作曲を担当。バンドのリーダー的存在。
映像作家としても活動している。
しばたありぼぼ
ベース・ボーカル、バンドの紅一点。道重さゆみの熱烈なファン。
『ありぼぼ』という名前は、幼少期に母親から「ありぼぼちゃん」と呼ばれていたことから。
もりもりもと
ドラム、しばたと同学年。
トークではこやま・しばたがボケ、もりもとがツッコミの立ち位置が多い。
楽器歴はこやま・しばたは中学生の時、もりもとは高校生の時から本格的にスタートしたとのこと。
バンド名の発案者・こやまが1学年後輩のしばた・もりもとに声をかけたことがバンド誕生のきっかけでした。
偶然耳にした『ヤバイTシャツ屋さん』という言葉の語感がよかったため、その名前のバンドを作りたいと考え、メンバーを探したそうです。
2012年の結成後、活動休止・再開を経て、2016年11月にユニバーサルミュージックジャパンから『We love Tank-top』をリリースしメジャーデビュー。
うわあ!あと3分で日付変わる!!!いよいよ、メジャーデビューです!!!アルバム!!まじでいいから!!!とにかく!聴いて!!自分の耳で!!確かめてください!!!それだけです!!!お願いね!! pic.twitter.com/Kzk1aQ5WKw
— ヤバイTシャツ屋さん(バンド) (@yabaT_official) 2016年11月1日
〈ヤバイTシャツ屋さん〉の音楽は激しいサウンドにゆるい歌詞が特徴で、ジャンルはメロコア(メロディック・ハードコア、パンクの1ジャンル)。
猫を飼いたい気持ちを叫ぶ『ネコ飼いたい』、
タンクトップを着たいけど着れない葛藤を訴える『Tank-top of the world』など、その楽曲群には思わず吹き出してしまうような作品がズラリ。
さらにライブではコントのようなトークを見せたり、フリップを使って丁寧に歌詞を解説したりと、サービス精神旺盛なパフォーマンスも行っています。
MVがおもしろい!
初めて〈ヤバイTシャツ屋さん〉を聞かれる方は、ぜひMVでご覧ください!
というのもヤバTは映像もおもしろいと評判なんです。
例えばメジャーデビュー後初のPV『あつまれ!パーティーピーポー』では、室内・車内を中心に撮影しながら、最後に実はロケ地ここですとオチが。
ちなみにこの曲はアメリカのデュオ〈LMFAO〉の『Shots』のオマージュで、曲を聴いたLMFAO側から好意的なメッセージが届いたそう。
【まさかのメッセージ動画】
ヤバイTシャツ屋さんの楽曲「あつまれ!パーティーピーポー」のオマージュ元である「Shots」の作曲者、LMFAOのRedfooさんからメッセージ動画をいただきました!!ありがとうございます!!!!!!すげーーー!!!!!!!! pic.twitter.com/svsZJZKsIz— ヤバイTシャツ屋さん(バンド) (@yabaT_official) 2017年1月7日
映像作家としても活躍中のこやま、4月からはラジオの月1レギュラーも
ヤバTのギター・こやまは寿司くんの名前で映像作家としても活動しており、中学の先輩であるシンガーソングライター・岡崎体育のMVも手がけています。
(2分30秒から注目!)
岡崎体育がDJをつとめるラジオ番組『Okazaki Radio Channel』にこやまの月1レギュラー出演が決定するなど、こやま・岡崎コンビにも注目が集まっています。
まとめ
公式ホームページの情報にさえゆるいボケが満載のヤバT。
なぜ〈ヤバイTシャツ屋さん〉はこんなにも人を笑わせようとするのでしょうか?
あるインタビューでこやまは作品制作について、次のようにコメントしています。
僕自身も疲れたときに音楽や映像から元気をもらっています(中略)音楽や映像に限らず面白い、楽しいっていうのは正義だと思っているので、今後もそれを追求していければ最高ですね!(newStory)
あの手この手で聞く人を楽しませ続けるバンド〈ヤバイTシャツ屋さん〉。
まだ聞いたことのない方、ぜひ1曲MV付きでその世界観に触れてみてください。
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