活動10周年目。今年メジャーデビューを果たした関取花。
2010年に10代限定のオーディションフェス「閃光ライオット」で特別賞を受賞し、一躍注目を浴びたシンガーソングライター関取 花。彼女は10年に渡ってコンスタントに音楽を作り続けながら、ファン層を拡大してきました。そして昨年の春にはユニバーサルシグマより念願のメジャーデビューを果たし、ますます精力的に活動しています。そんな関取 花の魅力を、これまでの活動と名曲とともに紹介します。
「閃光ライオット」からデビュー。純粋な感情から生まれる音楽。
関取 花が音楽を始めたのは16歳の頃。もともとバスケットボールをやっていた彼女は、中学三年生の時に歌を褒められたことがきっかけで、高校に入ると軽音楽部に入部します。しかし、結成したバンドは仲違いによってほぼ活動することなく解散。悶々とした日々を送っていた彼女の転機となったのは、地元の音楽コンテストでした。「自分に自信をつけたい」という想いから、一人でオリジナル曲を作り応募することを決意します。そしてコンテストの結果は、準グランプリ。初めて作った楽曲が評価されたことに自信をつけた関取は、様々なオーディションライブに参加していきます。
彼女の名前を世に知らしめたのは18歳の時に参加した「閃光ライオット」。当時日本最大級の10代限定オーディションライブでした。関取はそこで決勝まで進み、1万人の観客の前で演奏を披露。その年の「閃光ライオット」にはGLIM SPANKYやズットズレテルズ(OKAMOTO’Sの前身バンド)をはじめとした実力派バンドが数多く出場していましたが、ギターと歌だけでオーディエンスを圧倒したのです。
そうして彼女は2010年にアルバム『THE』でデビューを果たし、10代のリアルな感情を歌うシンガーソングライターとして注目を集めます。しかしリリースツアーの後には半年間活動を休止し、音楽の道を続けるかを迷っていたそう。それでも、全国ツアーでの観客の反応や、自分の好きな音楽を掘り下げるうちに純粋な音楽への愛情が生まれ、活動再開を決意。そうして音楽に向き合った関取は、シンガーソングライターとしての道を歩み始め、2012年以降からは毎年コンスタントに作品をリリースするようになります。そして、純粋な感情を歌った歌詞とメロディや、優しい歌声でファン層を徐々に拡大。2018年のホールツアーは全公演ソールドアウトするまでとなりました。関取 花の音楽は、純粋に音楽を楽しみながら作り上げているからこそ、多くの人の心に受け入れられているのです。
関取 花の優しくも凛とした声から生まれる名曲5選。
関取 花の魅力は、その優しくも凛と澄んだ歌声。そんな声からは、普遍的ながらも独特な響きを持ったメロディが生まれていきます。そのルーツにあるのは、幼少期に過ごしたドイツで聴いた民謡や、彼女が聴いてきたJ-POP。そうした二つの要素が絡み合うことで、少し異国的で馴染み深い独自のメロディが生まれるのです。そんな彼女が生み出す名曲たちを厳選して5曲紹介します。
「流れ星」
ファーストフルアルバム『黄金の海であの子に逢えたなら』に収録された一曲。清廉なアコースティックギターのアルペジオと、切なくも美しいピアノの旋律の中で、優しく澄んだ関取 花の声が響きます。その声から生まれるたゆたうように移り変わるメロディは静かな冬の夜空を想起させます。そのメロディに、胸の中にある儚い想いを流れ星に重ねた歌詞が乗ることで聴き手の想像力をかき立てます。関取 花は、声とメロディ、そして歌詞が見事に調和した楽曲を生み出す名ソングライターであることがこの曲からきっとわかるはずです。
「君の住む街」
2016年にリリースされたシングル曲。関取 花が初めて「ポップスの王道」を目指して作ったこの楽曲は、童謡のような優しさを持ったメロディが印象的です。
そんなメロディに呼応するように歌詞では、大切な人に会う前の幸福感を風景描写と心理描写を巧みに使い分けながら切り取っています。関取 花のソングライターとしての才能を、存分に感じ取ることができる名曲です。
「もしも僕に」
「もしも僕に子供ができたなら」という歌い出しから始まるこの曲は、自分の子供に人生の困難と、その中にある希望を語っていく形式で綴られた歌詞が印象的。「努力は大抵報われない」、「願いはそんなに叶わない」というリアルな現実への諦念を歌いながらも、凛とした声で「それでもどうか腐らずに でかい夢見て歩いて行くんだよ」と希望を歌うことで聴く者を勇気付けるバラードになっています。
「朝」
2018年にリリースされたセカンドのシングルは「朝」という言葉を通して、誰しもが経験し得る「新しい始まり」や「内面の生まれ変わり」を歌ったもの。朝の風景から徐々に自分の内面の中で起こる変化に描写が映り変わっていく歌詞もさることながら、朝の清々しさをそのまま表現したような幸福感にあふれたメロディもこの曲の魅力です。
「カメラを止めろ!」
2019年のメジャーデビュー作『逆上がりの向こう側』に収録された楽曲。大ヒット映画のオマージュらしきタイトルからわかる通り、今まで紹介した4曲とは打って変わってコミカルなポップソングです。この曲のテーマは昨今話題の「食事の写真をスマホで撮る人」。外食中によく起こる日常の一コマへのちょっとした不満を、ユーモアたっぷりに描いていきます。シリアスなメッセージだけでなく、普段のモヤモヤへのツッコミを歌詞にできるのが、彼女の魅力です。
春にはメジャー2ndミニアルバムも発売!同アルバムを引っ提げての全国ツアーライブも開催!
前述の通り、2019年4月にメジャーデビューを果たした関取 花。楽曲提供やテレビへの出演、さらには水野良樹が立ち上げたメディア「HIROBA」での連載など、今まで以上に活動を精力的に行っている彼女ですが、3月4日にはメジャー2ndミニアルバムも発売が決定しました。4月からは同アルバムを引っ提げての全国ツアーライブも開催!桜が咲き誇る季節に、包み込むような声から生まれる言葉とメロディを存分に味わってほしい。
関取 花 メジャー2ndミニアルバム 発売決定!
「タイトル未定」 2020年3月4日(水)発売 ¥2,530(税込)品番UMCK-1652
・CD収録内容
「逃避行」、「青の五線譜」、「New Journey」、「街は薄紅色」、「考えるだけ」他全6曲収録
・DVD収録内容
・収録楽曲のMusic Video
・オフショット・ドキュメンタリー(約40分収録予定)
【公演情報】
関取 花「春の五線譜ツアー」開催決定!
【開催日時・場所】
2020年4月4日(土)
会場:北海道 cube garden
時間:OPEN17:00/START17:30
お問い合わせ:WESS 011-614-9999 平日:11:00~18:00
2020年4月5日(日)
会場:新潟 ジョイアミーア
時間:OPEN17:00/START17:30
お問い合わせ:ジョイアミーア025-224-2588 平日12:00~18:00(祝日除く)
2020年4月10日(金)
会場:岩手 盛岡 the five morioka
時間:OPEN18:30/START19:00
お問い合わせ:GIP 0570-01-9999 24時時間自動音声受付
2020年4月11日(土)
会場:宮城 誰も知らない劇場
時間:OPEN17:00/START17:30
お問い合わせ:GIP 0570-01-9999 24時時間自動音声受付
2020年4月16日(木)
会場:愛知 名古屋CLUB QUATTRO
時間:OPEN18:30/START19:00
お問い合わせ:ジェイルハウス052-936-6041 平日11:00~19:00
2020年4月17日(金)
会場:広島 広島CLUB QUATTRO
時間:OPEN18:30/START19:00
お問い合わせ:夢番地(広島) 082-249-3571 平日:11:00~19:00
2020年4月19日(日)
会場:福岡 Gate’s7
時間:OPEN16:30/START17:00
お問い合わせ:キョードー西日本0570-09-2424 平日・土曜 11:00~17:00
2020年4月24日(金)
会場:大阪 Music Club JANUS
時間:OPEN18:30/START19:00
お問い合わせ:SOUND CREATOR 06-6357-4400 平日:12:00~17:00
2020年4月30日(木)
会場:東京 マイナビBLITZ赤坂
時間:OPEN18:30/START19:00
お問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999 平日:12:00~18:00
【チケット料金】
前売:全自由¥4,300(税込)*ドリンク代別
当日:全自由¥4,800(税込)
【プレリク先行】
受付URL
https://l-tike.com/sekitorihana
受付:1/10(金)19:00〜1/19(日)23:00
一般発売日:2020年3月7日(土)10:00~
販売制限:3歳以上はチケットが必要/入場に関する年齢制限なし
枚数制限:お一人様1公演日毎に4枚までの販売
注意事項:1ドリンク代別途必要。
:客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがありますので予めご了承ください。
:ご入場は整理番号順のご案内となります。
企画・制作:フィールグッド
制作協力:CLUTCH
後援:ユニバーサルシグマ / ソニー・ミュージックパブリッシング
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