1月28日(火)に下北沢mona records で「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」開催!!
1月28日(火)に下北沢mona recordsにて、ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd matchが開催されます。このライブに登場するメインアクトとして、とけた電球とセカイイチの出演が決定しています。
とけた電球
2012年に高校で結成された神奈川発の4人組ロックバンド、とけた電球。瑞々しいサウンドと繊細な歌詞が重なった、彼らにしか作り出せない世界観を持った新進気鋭のグループです。
セカイイチ
2003年に結成した3人組ロックバンド、セカイイチ。メジャーデビューした2005年から、2013年のメンバーチェンジを経て、現在まで活動を続けています。軽快で中毒性のある、心地よいバンドサウンドがリスナーの心を魅了し続けています。
世代も出身エリアも異なる、ちょっと意外な二組の出演ということで、今回はそれぞれにお話を伺ってみました。
〜とけた電球編〜
ーセカイイチさんとの対バンについて、決定した時にどんなことを思いましたか?
一時期、バンドマンやニューカマーをめちゃくちゃ聴いていたので、この話を頂いて嬉しさと驚きが同時に襲ってきました。バンドを続けていると、やっぱりいいことって起こるんですね。一度、セカイイチのボーカルギター岩崎さんのソロを見に行ったのがモナレコというのもこれまた数奇。
ー歌詞に、岩瀬さんが根底に抱えているコンプレックス的なものが吹き込まれている、とお話していた件について聞かせてください。コンプレックスと向き合うことと、音楽活動がどう繋がっているのかを教えてください。
コンプレックスを感じてしまうことからは、逃れられないと思っています。『とけた電球』という僕にしかできないものがあるからこそ、自分に嫌いな部分があったとしても、なんとか自分のことを認められているのかもしれません。
音楽がなければ、今以上に卑屈でつまらない人間だったと思います。
ーどんな時に歌詞を思いつくのでしょうか?
メロディと一緒に思いついた歌詞はなるべく活かして、まずは全体のテーマを決めます。そこから一旦歌詞全体を書いた後、メンバーの意見を聞いて変えた方がいいなと思ったところは変えています。
ー楽曲『焦がれる』について お聞きします。この楽曲にどんなインスピレーションを得て作られたのでしょうか?
映画『ビート・パー・MIZU』の主題歌として書き下ろした楽曲です。富田監督から頂いた台本を読んで、心の中でどんどん募っていく様子を曲で描こうと決めました。プールのシーンがあったので、水に関係する言葉を入れたり、ちょっと書き下ろし感のある歌詞にも挑戦しています。
ー2018年、メンバーチェンジを経てバンドに変化はありましたか?
ベースの航大は野心があって演奏がとても上手いので、バンドの意識もグルーブも良くなったと思います。何より、バンドとして覚悟を決めて皆で同じ方向に向かって頑張れるのは嬉しいですね。
ー最後に、下北沢mona records「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」にかける意気込みを教えてください。
久しぶりのモナレコで初めてのセカイイチ。大大大先輩ですがライブでは気圧されずに僕ららしいライブをして、皆が楽しい一日になればと思います。
〜セカイイチ編〜
ーとけた電球との対バンについて、決定時にどんなことを思いましたか?
声がむちゃくちゃいい!一緒にやってみたい!って思いました。
ー今年は元ベーシスト泉氏との再共演も果たしていましたが、バンドにとってのメンバーの変化とは?
もちろんオリジナルメンバーでやり続けられればそれに越したことはないですが、人それぞれ立場や境遇があるので、やりたいという気持ちだけではなかなか難しいというのが現実です。でも、イチ音楽家としては好みのベーシストたちと一緒に音楽を作れるのはとても刺激的ですし、新たなモチベーションにもなっています。去年は世界的名プレイヤーでも知られている、チャック・レイニー氏がセカイイチに加わって一緒にライブをしたりして、さらにそのライブを元メンバーの泉氏が観に来るという奇妙な現象が起きました。彼らからもらえる刺激が、こんな音楽やあんな音を作りたいと思わせてくれるいいスパイスになっています。
ー15年以上日本の音楽業界に身を置くセカイイチから見た、日本のロックの状況について教えてください。
これまでのビジネスモデルは今はもう崩壊していて、現在はどちらかというとアーティストからの発信や、リスナー間での口コミ、というダイレクトなコミュニケーションの方が信用性が高く、より面白がってもらえてるのかなと思います。影響を与える最大値は、まだTVなどのメディアに劣るかもしれませんが、広がり方の勢いでいえば、ダイレクトなやりとりが功を奏しているような気がしています。小さな炎でも、燃え方の勢いがあれば、すぐにとなりの人や村に届く時代だなぁと。でも、それってロックバンドの元々のやり方ですよね。
ーセカイイチさんがカバーされた、マーク・ロンソンとブルーノマーズのUptank Funkがかっこよかったです。ポップミュージックと自身の音楽の交差点は、どこにあるのでしょうか。
ブルーノ・マーズの『Treasure』が出た時、僕を含めた周りのミュージシャンの間で好評で、その後のUptown Funkでみんな持っていかれました。あの楽曲は昔のP-Funkでいうところのzappとかが好きな世代にとってはドンピシャなんですよね。この感覚は、今だったらVulfpeckとか、SoundCloudに少し前にあげいてたアンダーソン・パークとかになるのかもしれません。僕の好きなポップミュージックは、はっぴいえんどや大貫妙子、山下達郎及びシュガーベイブなど、あげ出すとキリが無いんですが、そういう方たちを尊敬しながら音楽を作っています。
ー最後に、下北沢mona records 「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」にかける意気込みを聞かせてください。
初見の方も、いつもの方も、音楽を愛する皆さんにきっと楽しんでもらえるライブにしたいと思います。
下北沢mona records 「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」
会場:下北沢mona records
日時:1月28日(火) OPEN 18:30 / START 19:30
出演:セカイイチ / とけた電球
料金:前売¥3,000 / 当日¥3,500※入場時別途1drink代¥600
お問い合わせ:下北沢mona records 03-5787-3326
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