大原ゆい子。異色のシンガーソングライターが拓くアニメ界の未来

大原ゆい子の人気曲

Magic Parade

2015年10月発売の彼女の1stシングルで、映画「リトルウィッチアカデミア」の主題歌。きらびやかでファンタジックな1曲へと仕上がっている。
作詞・作曲・編曲を担当したのは、霜月はるかなどの楽曲制作でも知られるMANYO。今作品以外にも複数の楽曲で、彼女とMANYOはタッグを組んでいる。

言わないけどね。

2018年2月発売、彼女の5thシングルで、TVアニメ「からかい上手の高木さん」OPテーマ。
アニメとおなじく、男女の微妙な距離感を描いた1曲。作詞・作曲を大原ゆい子本人が担当している。歌唱から作詞、作曲までをおこなうシンガーソングライターの存在は、アニメ界には珍しく、この曲からは彼女の片鱗を感じることができる。
同曲には、アニメ「からかい上手の高木さん」バージョンのMVもあるので、気になる方はぜひ。

ゼロセンチメートル

2019年7月発売の彼女の8thシングル。先に紹介した「言わないけどね。」に引き続き、TVアニメ「からかい上手の高木さん2」のOPテーマへと抜擢された。
同曲も作詞・作曲を担当するのは、大原ゆい子本人。かわいいビジュアルや、柔らかい歌声が注目されがちな彼女だが、歌詞や曲といったソングライティング面こそ彼女の魅力だと言える。

えがおのまほう

2019年4月発売、彼女の7thシングルで、TVアニメ「はなかっぱ」のOPテーマ。
この曲も作詞・作曲は大原ゆい子本人。同曲にはこのMVのほか、ダンス全編を映したMVがあり、こちらは2019年10月現在、約70万再生。アニメの影響もあり、運動会など、さまざまな場面で園児の出し物に採用されている。

ストレスフリー

2015年発売のmiwaの同名シングルをカバーした1曲。TVアニメ「アニマエール！」の第12話挿入歌として起用され、配信限定でシングルカットされた。同アニメでは、第9話でLINDBERGの「もっと愛しあいましょ」のカバーも披露している。
ここまでの楽曲とは、また雰囲気の違うナンバーで、彼女のシンガーとしてのポテンシャルの高さを感じることができる。

アニメ界のシンガーソングライター、大原ゆい子。これからの活躍にも要注目。

2019年9月に待望の1stアルバムをリリースし、これまで以上に今後の活躍が期待されている彼女。2019年末には、所属するTOHO animation RECORDS初のレーベルフェス「TOHO animation RECORDS the LIVE 2019 Winter」への出演も決定しています。勢いに乗って迎える2020年。さらにステップアップした彼女の姿が見られるはず。歴史に残るアニメ界のミュージシャンとなれるか。その動向に期待せずにはいられません。

大原ゆい子

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