今1番かっこいいガールズバンド、Hump Backが共感されるワケ

LILLY

日本テレビ系「スッキリ」7月度のテーマソングにもなった曲。

愛しさひとつ取りこぼさないようにため息出る程　君を抱き寄せる
さよならはまだ言わないよ　君じゃなきゃまるでダメなんだ

甘いラブソングにも感じられますが、実はギター＆ボーカルの林の愛犬リリーが亡くなる直前に書いた曲。周りの人を大事にすること、忘れがちな当たり前が当たり前じゃないことを思い出させてくれます。MVではリリーを想って感情をまっすぐに届けているような演奏シーンが見られます。

星丘公園

「君が泣いた夜にロックンロールが死んでしまった」という歌詞で始まる、ロックンロール全開な曲。Hump Backの人気曲でカバーするファンも多いですが、実はレコーディングの1週間前にできた曲なんだとか。

君が泣いた夜にロックンロールが鳴り止まぬように
うたを歌おう
シのゴの言わず夢を見て
明日のことは忘れてしまうのさ

ありのままだから愛されるHump Back

歌詞に注目してみると、日常や誰かひとりを想って書かれた歌詞が多いですよね。林が考えて考えて出した歌詞というよりは、自然と出てきた言葉を歌詞にしているので、よりリアルで共感を呼ぶのではないかと思います。さらにHump Backの歌詞は語感が良いので、すっとリスナーの心に入って響きます。これからさらにバンドが成長するにつれ、Hump Backの音楽がどのように進化していくのか楽しみですね。

Hump BackオフィシャルHP