まだまだつづくよ!! 『春の天使かよ!』夜の部!
昼の部後は夜の部! 昼にも負けないアツいメンツの天使達が歌い踊りはしゃぎます!
夜の部出演者は、タイムテーブル順に下記の通り。
キャンディzoo/Kiss Bee/mi-na/煌めき☆アンフォレント/palet/drop/エルフロート/FES☆TIVE/26時のマスカレイド/81moment/READY TO KISS
Edit_nigth part_SATOSHI_SHINKAI
Photo_HIROYUKI DOZONO
かわいいPOPなダンスにキレッキレなアダルトなダンス色とりどり!前半戦盛り上がっていきましょうー!
夜の部のトップバッターを飾ったのは、中学生で結成された動物園系ユニット・キャンディzoo。レアなパジャマ姿で登場したメンバー。1曲目は幕開けにピッタリな『Balloon Drive Over The Chocolate City』でスタート。「お楽しみはまだまだ」という歌詞が、これから始まるイベントの多幸感を増長させる。2曲名は好きな彼に気持ちを伝えられない女の子の恋心をキャンディに例えた『キャンディチャーム』。3曲目は会場を沸かすアッパーチューンとしてファンには定番の『Ride on zoo』。最後は『GOGO☆ダイナソー』で4曲中最大の盛り上がりを演出させた。トップバッターとして、しっかりと任務を全うした彼女たちに会場から大きな拍手が送られた。
2組目はガールズサイトCharm UP Girls内のオーディションで結成されたKiss Beeが登場。アニソンよろしくな、少女性とクラシックの要素を融合させた『アドベンチャージャー! with ゲーム』を披露。続いて、Babooのカバー曲『魔法なんかよりファンタジー』は、あまりにクオリティの高いパフォーマンスゆえに、観客がついつい息をすることを忘れてしまうほどだった。彼女たちのパフォーマンスはライブという枠では収まらない、ミュージカル的演出も盛り込んでいるのがアイドルファンだけでなく、女子中高生にも支持されている要因だろう。3曲目は前半の2曲とは全く雰囲気の違う、『羽根の芽』。ピアノ1本で成立するユニゾン歌唱が活きる名曲で、彼女たちにしか表現できない、どこか切ない少女性をしっかりと体現した。ステージが終盤に向かうにつれて、さくぽむ(太田和さくら)の顔から汗がしたたり落ちるのが見えて、より一層感動してしまう。最後は正統派なポップソング『シトラス風味のハーモニー』を歌い、合計4曲を歌い上げた。
3組目は宝の山のように沢山の輝かしい個性が溢れる女の子たちがコンセプトのmi-na。お決まりの真っ白い衣装が4人の清純さを表している。1曲目の『僕らのストーリー』は、サビの「走りだせ!これからだ」という歌詞の通り疾走感のある楽曲。続いては、あかりん(白瀬あかり)の歌い出しから始まる『love with you』は、中森明菜を彷彿とさせる哀愁感たっぷりな楽曲が、4人の大人な表情を引き出している。3曲目の『ONLY ME!』は90年代のエレクトロなサウンドを継承している、ダンスナンバーだ。最後は『君がいなければこの世界』をおみまいし、デビューして3ヶ月というキャリアを感じさせない、圧巻のパフォーマンスを魅せた。新人ながら自分たちを知らないオーディエンスをたった20分のライブで味方にしてしまうライブメイクの上手さに、今後の活躍を期待せざるえない。
4組目は昼の部にも登場した煌めき☆アンフォレント。インターバルなしの畳み掛けるようなメドレーによって、会場の雰囲気を自分たちの色に染めていく。夜の部に出演した11組中、唯一MCをしなかったのが印象的で、あくまで楽曲の良さを伝えたいという潔い姿勢を感じた。最後はグループイチのダンスナンバー『幻影★ギャラクティカ』で会場を沸かした。
5組目は王道J-POPアイドルソングをメインとしつつ、ロックテイストやダンスナンバーも歌いこなすグループ・palet。メンバーが登場する前から、会場では「お前ら、声出せよー!」とファンの掛け合いが見れたり、関係者ブースには何組かのアイドルが彼女たちのパフォーマンスを見ようと出番間近にも関わらず現れたことからも人気の高さがうかがえる。1曲目は『LOVEn’ ROLL!!』でスタート。『Believe in Yourself!』は未来に向かって立ち向かおうとする応援ソングで、「負けないで」、「大丈夫」のコールアンドレスポンスで会場を沸かせた。『イチゴ気分』ではメンバーと観客が一緒になりヘッドバンキングのセッション。『Glory Days』は『You are Milacle』の続編ともいうべき切ない恋の結末を描いた名曲を歌い上げて、期待通り…いや、それ以上のライブを見せつけてくれた。
飛び跳ねる!飛び跳ねる!オーディエンスを沸かす曲がまだまだつづくよ!遂に後半戦、最後まで楽しんでくださいね!
6組目は日本ツインテール協会発のアイドル・drop。1発目は会場から「キターー!」という声援が飛ぶほど、ファンの間で特に人気の高い『大嫌い』。そして、『かくれんぼしましょ』から『ロケットに乗って』を歌い終わった頃には、初見のオーディエンスも彼女たちの圧倒的なライブに一気に心を惹きつけられてしまう。dropは歌唱力の高さはもちろんのこと、演技力の高さも兼ね備えているので、楽曲を知らなくても十分に楽しめるのが大きな魅力だろう。MCでは、はるぴー(大場はるか)が「(世間は3連休かもしれないけど)オタクとアイドルには休みなんてないからなー!」と発し、会場のボルテージは最高潮に。最後は『走れ』を歌い、完璧とも言える25分間のライブを堪能した。
7組目はアイドルプロジェクト、ブルーフォレスト所属の女性3人組アイドルグループ・エルフロート。マーメイドのような煌びやかな衣装で登場した3人。変拍子が特徴の『ライズオブアリス』、女の子らしいトキメキとキラメキを感じさせる『ホワイトエンジェル』、『プリンセスピーチ』、『ムーンエージェント』の計4曲を披露した。高嶺の花のような3人の佇まいは映画のヒロインそのもの。“清廉”という言葉がぴったりなステージだった。
8組目はお祭り系アイドルユニットFES☆TIVE。彼女たちがステージに登場するやいなや、女性客から「美しい…」という声が挙がるほど、この日の彼女たちはキレイだった。1曲目は演舞のようなダンスが特徴の『シダレヤナギ』からスタート。『真夏の余熱』ではラストに全員が座りこむ演出が目に残った。最後に歌った『祭りだSun Sun』は彼女たちのコンセプトでもある、お祭り感をアピールした元気なナンバー。メンバーに合わせて観客も「ラッセラー、ラッセラー」とコールする一体感は彼女たちだからこそ作り上げられる空気だろう。
9組目はZipper×読モBGアイドルオーディションより誕生したアイドルグループ・26時のマスカレイド。ティーン誌で読モとして活躍するメンバー中心なので、男性だけでなく10代の女性ファンが多いのも彼女たちの特徴だ。時計のチッチッチという音が鳴り止んだタイミングで6人が登場。『B dash!』、『マスカレイドは眠らない』を歌い上げてMCへ。メンバーの吉井美優が「今年、高校卒業しました!」と報告するとともに、「私、花粉症なので鼻声気味なんです…」と会場の笑いを誘った。この日は新曲『ワスレナグサ』を披露するレア感たっぷりなセットリストで、ファンの満足度もかなり高かったハズ!
10組目は「UTAGEI」でオタ芸を世界に!を掲げている81moment。『Together』、 『君にカウントダウン』、『Trigger』を披露し、スタンダードと呼ばれるコールにも熱が入る。中にはダンスに感情が入りすぎて、もはやステージを見ずに1人で踊り狂うファンがいたほど彼女たちのライブはロックバンドさながらの高揚感をもたらしてくれる。ラストは、「何年経っても何年経っても 君がいるなら 楽しませてあげることが任務です 会いたくなったら会いたくなったら 会いに来てよね」という彼女たちの気持ちを代弁したような『UTAGEI』で会場をエモい雰囲気に昇華させた。
そして、イベントのトリを飾ったのは昼の部にも出演したREADY TO KISS。SEに招かれるように、ナポレオン風の衣装を身に纏って5人が登場。『秒シュミレーション』が始まった途端、洋服を脱ぎ捨ててピンクのドレス姿になり歌いだす彼女を見て思わず「カッコイイ」と声を漏らしてしまうほど。2曲目は90年代のエレクトロサウンドを現代版にアップデートさせたような、『STAR LIGHT ~星色のこの気持ち、空に映れ~』、キレッキレのダンスが特徴の『MY WAY』、そして最後は「みなさん、お待ちかねの時間がやってきましたー!」で始まる『ムテキモード』。見事、ラストバッターの大役を務めあげた彼女たちに鳴り止まない声援と拍手が送られた。
およそ8時間にも及んだ『天使かよ!』は無事、20組が最高のパフォーマンスを魅せて大盛況となった。ライブが行われていた、下の階では特典会が開かれていて彼女たちと握手したり、記念写真を撮りたいファンでごった返していた。3連休の初日にふさわしい、最高のイベントだった。
また、次回『年度末の天使かよ!』詳細は下記の通り。チケットはお早めにご準備くださいませ!
3/31(金)『年度末の天使かよ!』
会場:渋谷クラブクアトロ
時間:開場15時 / 開演16時
出演予定:つばきファクトリー/THE HOOPERS/
drop/アキシブProject/palet/Ange☆Reve/
READY TO KISS/Pimm’s/エルフロート/
絶対直球女子!プレイボールズ/Chu☆Oh!Dolly/
ぷちぱすぽ☆/SAY-LA/
Task have Fun/煌めきアンフォレント/
天晴れ!原宿/26時のマスカレイド
※オープニングアクト:d-girls/1 Believe FNC
料金:前売3,500円 当日4,000円
※前売・当日とも別途1ドリンク代500円。
前売予約は各アーティスト・運営予約またはプレイガイド(3月4日10時~発売開始)にて
チケットプレイガイド:DISK GARAGE
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