iris「Simple Love」
2名のキーボーディストによる女流鍵盤プロデュース・ユニットirisのデビュー曲。ジャジーなノリで、大人のHIPHOPという印象の楽曲。お酒を片手に一冊いかが? お気に入りの一冊、勉強のための一冊など、大人の生活を潤す読書のお供におすすめです。
坂本龍一「koko」
JP日本郵政グループのCMに使われていた楽曲で、CMは2007年11月から放送され、坂本龍一本人も出演していました。
その優しい調べは、文章を読む邪魔をせず、そっと想像の世界へ押し上げてくれるようです。どんな本にも合う一曲ですが、小説なら小川糸『かたつむり食堂』や、よしもとばなな、西加奈子の小説など、優しい日常に触れる物語が読みたくなる楽曲です。
シューマン「トロイメライ」
読書をする時に、クラシックは歌詞もなく、リラックス効果もあるのでおすすめです。なかでもシューマンの「トロイメライ」は、有名な曲ではありますがあまり曲調の起伏がなく、読書の邪魔をしません。むしろその美しいメロディは、ゆっくりと文字を追うにまかせてくれます。リピート再生をして、本の世界に浸るのはいかがでしょう。
Norah Jones「Come Away With Me」
ノラ・ジョーンズのデビュー作「Come Away With Me」。彼女はこの曲で、グラミー賞で8部門を受賞しました。ほぼ伴奏はなく、落ち着いた歌声だけが静かに響きます。小説よりも、ルポや雑誌、エッセイを読みたくなる一曲。部屋で聞くのもいいですが、旅の移動中に聞きながら本を読むにも合うのではないでしょうか。
KAN「Mangatakk」
ケルトミュージック界でもっとも注目を集める実力派グループKAN。最近日本でもケルト音楽が人気で、無印良品店やCM、ドラマ音楽、ゲーム音楽としてもよく耳にしますね。KANはドラムがあり、かなり賑やかで冒険心を煽る楽曲も多いですが、「Mangatakk」はゆったりめの楽曲。自分の勉強のための読書におすすめです。
いかがでしたか?
冬の夜は長く、自宅ですごす時間も増えることでしょう。寝る前に一冊、手にとって本の世界に浸りたくなったら、ぜひ音楽を厳選してみてください。
良い読書の時間を持つには、良い環境も大切です。良い音楽をおともにすると、きっと素敵な冬の夜を過ごすことができますよ。
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