【ギラメタスでんぱスターズ】
2018年4月に新体制第一弾としてリリースされたダブルAサイドシングル『おやすみポラリスさよならパラレルワールド/ギラメタスでんぱスターズ』に収録されています。秋葉原から日本、世界と活動の幅を広げてきたでんぱ組.incが次に目指す宇宙へと導いたのは、「W.W.D」「W.W.D II」でセンセーショナルなダークサイドに踏み込んだヒャダインこと前山田健一。一度は止まりかけた時間を取り戻そうと、でんぱ組の背中を強く押す超絶ポジティブなアップチューンです。銀河系のイメージカラーが、7人の担当カラーに当てはまり、まるでセーラー戦士達のように地球を明るく照らすでんぱスターズとして、世界中に元気を与えることを約束してくれることでしょう。
でんぱ組.incのおすすめ曲〜トキめき編〜
【キラキラチューン】
2012年7月に5枚目のシングルとしてリリースされた『キラキラチューン/Sabotage』に収録されています。アキバっぽくない正統派アイドル路線を貫いたポップソングで、ファンには“キラチュン”と略して呼ばれる人気の高い曲です。余談ですが、このMVでメンバーが着ているセーラー服はコスプレグッズとして今でも販売されていて、現場で着ているファンをよく見かけます。
「キラキラチューン」には、口上と呼ばれるメロが無い部分に客側が言葉を乗せるところがあり、オチサビ前に
大人になった 今だって あの日の夢を あきらめない
たまには喧嘩も するけれど 泣いても笑顔で 仲直り
キラキラ涙を 吹き飛ばし キミと手と手を ギュッと つないで
未来へ向かって 駆け出そう でんぱ組.inc ずっと いっしょだよ
といったでんぱ組への愛あるメッセージが述べられます。大きな会場でのライブではスクリーンに表示されることもあり、これを良い表情で聴いているメンバーの姿が愛おしくて堪りません。
【くちづけキボンヌ】
2012年に限定版としてリリースされたLIVE CDに収録されているでんぱ組.incでは珍しい恋愛ソング。結成当初からライブで披露され、ファンの間では言わずと知れた名曲のひとつです。激しいパフォーマンスが多いでんぱ組の中では数少ないミディアムテンポのこの曲は、熱気に包まれたライブ会場をクールダウンしてくれます。
叶わないとわかっていても相手を求めてしまう時間切れの恋に共感する女の子のファンに人気が高い曲です。秋葉原の街をテーマにした乙女心満載の歌詞にトキめきが止まりません。この歌詞を、かせきさいだぁという男性作詞家が書いているのには驚きました。
昼間のいそいそとした秋葉原とはうって変わり、ネオンが包むちょっぴりオトナな雰囲気が漂う夜の秋葉原を背に描く2人の儚いラブストーリーに筆者もキュンとさせられます。
6人ver.は、ご当地アイドルコンピレーションアルバム『LOCAL IDOL BEST!』(2012年リリース)に収録されていて、今でも手に入れることが出来ます。
ORANGE RIUM
2013年にリリースされたアルバム『WORLD WIDE DEMPA』に収録されています。ライブの終盤やアンコールに歌われることが多く、「ORANGE RIUM」の時だけは、推しのメンバーカラーのペンライトは灯さず、オレンジ色のペンライトを灯すのが鉄則です。片思いという言葉がたくさん出てくるので、恋愛ソングという解釈も出来ますが、でんぱ組とファンの関係を繋ぐ大切な架け橋となる曲だと思います。
他にもおすすめしたい曲はたくさんありますが、今回はでんぱ組.incの特徴を掴みやすい曲を厳選して紹介いたしました。ビジネスヲタクではない正真正銘のヲタクであるからこそ光る個性は、他のアイドルには無い強みです。それが楽曲1つ1つに反映されているなと聴くたびに思います。ネガティブなイメージが強いアキバカルチャーをポジティブに変化させ、引っ張っていくポップアイコンになっていくことでしょう。
でんぱ組.incの楽曲のほとんどが打ち込みで作られたデジタル音源なのですが、オケで流すのではなく生身の人間が演奏する機会もあります。凄腕を持ったミュージシャンだけが集まったその名も“でんでんバンド”には度肝を抜かれます。大きな会場や、ライブイベントの時には生演奏でのパフォーマンスが多いので、是非体感してみてはいかがでしょう。本当にヤバいです!!
でんぱ組.inc公式サイト
http://dempagumi.tokyo/
でんぱ組.inc公式Twitter
https://twitter.com/dempagumi/
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