DA PUMPのこれだけは聴いておきたい名曲とパフォーマンスの魅力
話題の新曲『U.S.A』でDA PUMPに興味を持った方も多くいると思うので、次はこれだけは聴いておきたいDA PUMPの楽曲を紹介。
昨年ミーティアが掲載した”RISINGPRODUCTION MENS ~5月の風~”でのライブパフォーマンスのエピソードを織り交ぜながら、DA PUMPがどんなグループなのかを触れていこう。
Feelin’ Good 〜It’s PARADISE〜
1997年6月11日にリリースされたDA PUMPのメジャーデビューシングル。
安室奈美恵やMAXを輩出した沖縄アクターズスクールから、メンズのダンス&ボーカルグループがデビューするということで話題に。デビュー当初から高いパフォーマンス力で、本格派ダンスボーカルグループのパイオニア的存在として音楽シーンを歩むことになった。
LOCKダンスと90年代に流行ったダンスジャンルのNEW JACK SWINGを取り入れた振付になっている。
ISSAが冒頭で歌う「Feelin’Good 悩める街で見つけたパラダイス」の歌声が印象的なのだが、何より驚きなのは20年たった今でも当時の美声と声の伸びが保たれていることだ。
当時、DA PUMPの音楽を聴いたことある人は、ライブで聴けば一気に心が当時の感覚に引き戻されることだろう。それくらい劣化知らずのボーカルを聴かせてくれる。
やはりISSAのボーカルはDA PUMPを構成する要素の中で、最大リスペクトされるべきものなのだ。
ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜
1998年4月22日にリリースされた4thシングル。
タイトルからすぐにわかる男臭さを感じる楽曲で、「オレ」や「だぜ」といった当時のダンスボーカルグループとしては珍しい男言葉を使ったリリックが特徴的。
この男っぽさが後にDA PUMPの特徴として反映されていった。
今でもライブで歌われる人気曲で、DA PUMPの高いダンススキルと男臭さを感じるグルーヴが相まって骨太なパフォーマンスで盛り上がる楽曲だ。
今の音楽シーンでこういうリリックを歌えるのは、ラッパーやエモ系バンドぐらいだと思うが、年齢を重ねたDA PUMPの男リリックを改めて聴くと、俺らが引っ張っていくぞという頼もしさがある。草食系男子という言葉が取り立たせられる現代において、彼らの男らしい楽曲を聴いたら惚れてしまう人もいるかもしれない。
if…
2000年9月27日にリリースされた12thシングル。
DA PUMPの楽曲の中でもっとも世間で知名度が高く、大反響を生んだのがこの『if…』。
サビで交差するISSAのボーカルとKENのラップが印象的で、カラオケでもよく歌われていたDA PUMPの代表曲だ。
後にリリースしたベスト・アルバム『Da Best of Da Pump』にも収録され、同アルバムがミリオンセールスを記録したことから、DA PUMPにとって音楽シーンのトップクラスに足を踏み入れた出世作とも言えるだろう。
ライブではイントロが流れると同時に、会場から大歓声が響き渡るほどの鉄板曲になっている。
KENのラップ部分は、現在KIMIが担当。ISSAの切ない歌唱とKIMIのRAPが織り交ざる新しい『if…』は、リリース当時の背伸びしている感じではなく、年相応の経験と年齢が生み出す歌唱になっていて、より気持ちのこもった深い世界観を生み出している。
Like This
2005年6月8日にリリースされた22ndシングル。
18thシングル『Night Walk』から23th『Bright! our Future』まではメンバーセルフプロデュースで楽曲リリースしていた時期で、メンバーが作詞・作曲・編曲を担当していた(一部外部制作あり)。
パフォーマンス力の高いダンスボーカルグループというイメージが強いと思うが、実はクリエイティブな部分でも高い能力を持っていたのがDA PUMPなのだ。
「もっと世間に知られてほしい」「もっとメディアに出てほしい」。そういった声がファンから強く出ていた時代でもあり、こういった部分が『U.S.A』に共感を示したハロプロファンにとっても重なる部分があったのではないだろうか。
「こんなにクオリティの高いグループが、なぜもっと音楽シーンで騒がれないのか?」そういったもどかしさが、両者のファンにあり共鳴したのかもしれない。
メンバーのKENZOが、2018年1月にリリースしたソロダンスDVD『MY NAME IS KENZO』にも収録されているので、4人のイズムを引き継いだKENZOによるダンスパフォーマンス映像も注目してほしい。
Like This-DA PUMP/ Kenzo Choreography
New Position
2014年10月8日にリリースされた28thシングル。
前作の『Can’t get your love』から、3年8ヶ月ぶりの新曲リリースだったのだが、この期間にDA PUMPはメンバーの卒業や活動縮小などがあり、辛い時期を過ごしていた。
その辛い時期を乗り切って7人体制初となる新曲で再出発。リリースイベントの密着映像がニュース番組で取り上げられ、ファンが待望の新曲リリースに涙を流すシーンが放送されたのだが、涙を流したのはファンだけではなかった。
ISSAもリリースイベントでファンの優しい声援を聞き、感極まって男泣きをしていたのだ。
去っていく仲間たちへの複雑な感情がありつつも、ついてきてくれるメンバーとファンの期待に応えたい気持ち。歌を歌えることの喜び。これらを再確認した楽曲でもあったのではないだろうか。
ライブでは、『New Position』をフィーチャーしたダンスパフォーマンスを披露したことがある。
世界大会で優勝したり、今なおストリートダンスシーンの時代を作っているメンバーのダンスはうまいを超えて奥深い。
そんなトップクラスのダンサーと一緒に歌いながら踊るISSAの安定感も、見ていて感動させられる楽曲だ。
予想外のバズでリリース前から大きな話題を呼んでいるDA PUMPの新曲『U.S.A』。
20年以上キャリアのある実力派アーティストでありながら、グループとしてのメディア露出や音楽活動から遠のいていたDA PUMPにとって、最高のスタートを切ったといっていいだろう。
やはり、音楽の神様は注目されるべきアーティストを見捨てたりしないのだ。
DA PUMPの新曲を待ち望んでいた人も、帰ってきた人も、新規の人も、『U.S.A』で盛り上がった後は、ぜひライブで彼らのパフォーマンスを見て欲しい。
そこには今以上の感動が待っているハズ!
《リリース情報》
DA PUMP / U.S.A.
2018年6月6日リリース
詳細はこちら
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