チッチ作詞【ろっくんろおるのかみさま】
君に届けば 夢で逢えたら
ラララ高く叫ぶ みたいな
嗚呼滲む空 冷たい風に
殴られ目が醒める 変われるかな
この曲は作詞したチッチが自分の歌だと公言しています。BiSHの活動で悩んでいた時期に渡辺氏が放った「挫折に酔いしれ悲劇のヒロインなのかい」という言葉が刺さり、「私のことを応援してくれる人に向かって歌おう」に奮起し、『ろっくんろおるのかみさま』の歌詞が生まれたそうです。
モモコ作詞【JAM】
自分の価値どこにあるのだろう 探していた
握りしめ 苦しめていた
狭い部屋の片隅
今までちゃんと僕は 間違わずにいれていますか?
正解なんてないのはきっと 分かっているはずだけど
BiSHの中でも数多くの作詞を手掛けているモモコですが、その中でも「JAM」は人気の高い曲です。自分の弱い部分と向き合った本当の気持ちを曝け出した歌詞が優しいサウンドと上手い具合に調和しています。
アツコ作詞【パール】
もう二度と
会えないならしがみついて
離さなけりゃ良かったなもう一度だけ
掴めず手離した夢みても良いですか?
「パール」は夢の歌とアツコ自身が語っています。寝るときに見る夢を歌っているのか将来的な夢なのか定かではありませんが、ある一人の人の物語が綴られており、サビの部分を切り取っても少し孤独な感じがあります。心に刺さる歌詞が印象的で、部屋の片隅に腰を下ろして聴きたい曲です。
リンリン作詞【Here’s looking at you,kid. 】
変わらないのは あたしだけで
いつの日からか 素っ気なくなったんだ
傷に傷つけさせて ごめんなさい
Oh! Yeah 気づけて はっぴー!☆
この曲は2年前にリンリンが作詞した「My distinction」のアンサーソングとなっています。今回もリンリンのプライベートのエピソードをモチーフとして描かれており、メンバーが歌う際やアイナが振り付けを考える際には「あの事だよね?」と確認し合いながら詰めていったそうです。
アユニ作詞【本当本気】
本気出すのは今ではない
嘘じゃない 知ってた?
能ある鷹はね爪隠すの
頭がおかしくなっちゃっても
クズじゃない 知ってた?
ここでやめちゃだめでしょ
to die or 生
歌詞掲載サイトでもBiSHの人気曲のひとつ「本当本気」は、アユニの“なめんな”節が炸裂!現6人体制となったBiSHが“これから本気を見せるぞ!かかって来い!”と煽る、エネルギッシュな曲です。BiSHと共に、アイドルとしても一人の人間としても大きく成長する事を歌詞を通して見せつけ、今後の自分に「覚悟あんのか?」と啖呵を切っているような力強さを感じさせます。
MVでは、渋谷の街をカートやローラースケートでメンバーが爆走したり、仲睦まじく笑い合うメンバーのカットやアイナのソロダンスがあったりと、自分たちの魅力を全編に惜しみなく詰め込んでいます。
BiSHの歌詞は意外にもグッとくるものが多く感じます。下ネタだ!下品だ!と騒がれることも多いですがゲリラやサプライズなどぶっ飛んだことをスタイルとしているから。それだけを売りにしていたらここまでの人気グループへと駆け上がる事は無かったでしょう。
その一方で、メンバー自身の作詞曲は普段言葉にすることの少ない等身大のメッセージが込められています。それは清掃員にとっては嬉しい事。過激な事を強要される彼女達も一人の人間なんだなあと安心できる唯一の場なのかもしれません。
BiSHオフィシャルサイト
BiSHオフィシャル Twitter
アイナ・ジ・エンド Twitter
モモコグミカンパニー Twitter
セントチヒロ・チッチ Twitter
ハシヤスメ・アツコ Twitter
リンリン Twitter
アユニ・D Twitter
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