5lackの人気曲・おすすめ曲
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2009年発売の2ndアルバム「Whalabout?」収録の同曲は、語りかけるようなフロウが印象的なナンバー。曲全体に流れるゆるい雰囲気のなかにも伝えたいメッセージがしっかりと込められており、この1曲で彼の真骨頂とする世界を堪能することができる。
5lackも参加するヒップホップユニット・SICK TEAMのメンバーであるBudamunk(Budamunky)が楽曲のプロデュースを手掛けている。
Feelin29 Feat.KOJOE
2016年発売、シングル「Feelin29 Feat. Kojoe」収録。
ニューヨーク出身のバイリンガルラッパー・Kojoeをフィーチャーした同曲は、別れた恋人への変わらない想いをテーマに掲げた彼なりのラブソングだ。とは言え、そこにあるのは月並みな安っぽい言葉たちではない。MV中にテロップで流れてくる歌詞にもぜひ注目して聴いてほしい。
いかにもヒップホップらしい一辺倒な楽曲以外でも的確に世界を表現できる。この点こそが彼の魅力だと言える。
Grind the Brain
2020年3月20日リリースの彼の最新アルバム「この景色も越へて」収録のナンバー。
トレンドのスタイルに近い上記2曲と比較すると、この楽曲は90年代のヒップホップに回帰したオールドスタイルだと言える。どんなアウトプットでもリスナーの心を掴んで離さない。そんな芸当ができるのは、彼のヒップホップに対する咀嚼力が高いからこそだ。
5lackを知らずして、現在のヒップホップシーンは語れない
最近は気鋭の若手ラッパー、シンガーの作品へと客演を続けてきた彼。ここにきて約1年半で2枚のアルバムをリリースし、自身の活動も加速させつつあります。孤高の天才ラッパーとうたわれる彼は、新しい時代にどんな音楽を届けてくれるのか。現在のヒップホップシーンを語るとき、5lackの名が絶対に外せないものであることは疑いようがありません。
5lack
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