『I’m Here』はかなりの自信作。その理由は?
2ndシングル「I’m Here」の
MVが解禁されました🙈✨
大切な人を思い浮かべて
聴いて下さい🎧↓「I’m Here」↓https://t.co/oVx9CO37Wo
かなり自信作なので、
みんな拡散お願いします😊
感想待ってます💌https://t.co/IRPYFN26ZV— KAZ 【カラクリ】 (@cc_kaz_) 2018年9月12日
――『I’m Here』について、KAZさんはSNSで「かなりの自信作」と発言していますね。どのあたりに自信を感じますか?
KAZ : まず、メジャー1stシングルが『CANVAS』で、ファンの名称でもあるし、この曲を超える楽曲を2ndシングルに持ってくるのは、正直かなり難しいと思っていたんです。ファンのみなさんの思い入れも強かったし。そういうなかで『I’m Here』の音源を聴いた時、「この曲は絶対にやりたい!」と思ったんです。なぜならこの曲は、COLOR CREATIONとしてやりたかったUKロック風の楽曲だったから。メロディやトラックが僕らの好みだったんです。
――たしかにUKロックっぽいサウンドですね。
KAZ : それから、『CANVAS』では伝えられなかった、ひとつ上のステージに立ったメッセージがあると思いました。『CANVAS』には、ありがとう、感謝、寄り添う、といったメッセージが芯にあります。一方『I’m Here』の方には「僕らが引っ張るよ」というニュアンスがあって、アーティストとして少し成長した歌詞になっていると思うんです。メジャーデビューしたことでたくさんの方に知ってもらえるようになったけど、会えないファンの方もいる。そういう人に向けて伝えられるメッセージでもあるし。『CANVAS』は「出会ってくれてありがとう」、『I’m Here』は「なかなか会えないこともある、でもそんな時でも僕らはつながってるよ」。
メジャー1stシングル『CANVAS』。ファンへの感謝を綴った曲)
KAZ : さらに、『CANVAS』はサビが全部ユニゾンでしたが、今回はサビとソロパートに分けました。ひとりで歌うことによって、それぞれの想いがより歌詞として深く伝わるんじゃないか。そういう意味でも『CANVAS』を超えることができる作品なんじゃないかと思って、これは自信作だと。
――みなさんも同じ気持ちですか?
一同 : はい。
――YUUTOさんは6月頃にインスタで「#神曲 #俺今までで一番好きかも」って投稿してましたけど、それはこの曲ですか?
YUUTO : そうです。完全にこれです。レコーディングの時に「コレ来た、確実に過去イチ出た」と思いました。サウンド的にもかなり好きだったんです。
TAKUYA : 本当にやりたかったひとつの形、ひとつの正解例がこれで見えた気がします。
今回の2ndシングル『I’m Here』。「手は届かなくても繋がってる」という力強いメッセージが込められている
KAZ : もうひとつ言えば、この曲はファンに対するメッセージでもあるけど、地元から離れて暮らしている人やお母さん世代で子どもと離れ離れになっている方など、いろんなシーンに突き刺さる曲にもなっているんです。上京した人だけじゃなく、帰りを待っている側の曲として捉えることができる。どっちの心情とも受け取れるから、幅広い層に突き刺さると思います。
――2ndシングルとしては理想的、完璧ですね。
KAZ : そうなんです。これを、自分たちで書いたと言えるようになりたいんです。
JUNPEI : でも僕らが書いてないのに、まるで僕たちが書いたかのような歌詞になっているんです。初めて歌詞を見た時は鳥肌が立ちました。メンバー全員親元を離れてますし。
RIOSKE : 歌っているこっちが背中を押されるよね。
JUNPEI : かなり感情入る。
KAZ : 早くみんなに聴いてほしいです。
信頼にもとづいた協調性があるから、歌割りはすぐに決まる。
――歌うパートは自分たちで決めているんですよね。どういう基準で決めているんでしょうか?
YUUTO : それぞれの得意分野に合わせることが多いです。TAKUYAとRIOSKEはDメロが多いけど、ガツンと行きたいところはTAKUYAの高音を活かしたり、フェイク(※1)はRIOSKEだったり。僕、JUNPEI、KAZの3人はAメロが多いですね。あとは歌詞の内容。たとえば、めちゃめちゃクサいことをTAKUYAが歌うのはちょっと違うかなとか。キャラ的にそれは僕の方が良いかもしれない等、すぐ決まるんです。
※1:メロディの一部を、リズムや音程を変えて歌うこと。楽譜にないアレンジ、崩し、外しなどの歌唱法の通称。「I’m Here」MVの3:03〜や3:48〜、「Blue Star」の2:54〜など。
KAZ : みんな同じことを考えてるから意見が割れないんです。その代わり、偏りはうまれるかもしれないですね。僕のAメロ率はかなり高いと思います。カラクリの楽曲の半分以上、僕がAメロを担当しているし、フェイクはほとんどRIOSKE。でもそれも、ひとつの形としていったん定着させたいという気持ちがあります。壊すことは後でもできるので。
RIOSKE : 全然モメないですぐ決まるよね。あと、「俺ここ歌いたい」っていうのがきれいにわかれる。
KAZ : それぞれみんなリスペクトしているので、ここはあいつに任せられるなと自然に思える。それは譲り合いでもなく、誰がいちばんになりたいでもなく、誰がいちばんうまいでもなく。かなり早い段階でそういうレベルになりました。
TAKUYA : 良い意味でみんな自分を客観視しています。良いものをつくるために自分が折れることに関しては、全員一切ためらいがないです。
JUNPEI : そこの感性はみんなリンクしてるよな。
RIOSKE : ひとりの活動じゃなくてCOLOR CREATIONとしての活動だってことが、みんなちゃんと頭に入ってるから。
――でもそれは、実は結構珍しいことかもしれないですね。「自分のパートが少なくて悔しかった」という話はよく聞きますし、センター争いというものは普通にあるじゃないですか。
KAZ : カラクリに関しては、誰のパートが多くて誰のパートが少ないということはないですね。
JUNPEI : 言い争ったことも一度もないですし。
KAZ : そういう意味ではお互いに信頼があるし、信頼にもとづいた協調性があると思います。
TAKUYA : 他のグループでは、一度全員が全パートを歌って、良かったところを採用するという話も聞いたことあるけど。
JUNPEI : でも俺らは想像したらわかるもんな。どこのキーが誰にふさわしくて、どのニュアンスが誰かとか。
バラードが得意なJUNPEI、フェイクと言えばRIOSKE。そして歌はKAZからはじまる。
――メンバーそれぞれの特徴を端的に言語化することもできますか?
KAZ : JUNPEIはバラードが得意です。優しめに歌うことができるので、Aメロや切ないパート、ニュアンスを出したい箇所を主に担当しています。あとは、ちょっとセクシーなサウンドを出すこともできる。
JUNPEI : 同感です。
一同 : (笑)。
KAZ : RIOSKEはやっぱりフェイク。あとは2番の頭とか。
RIOSKE : 歌詞的には前向きな箇所が多いですね。
JUNPEI : でも何よりも、メインクライマックスのフェイクで、曲の価値を何倍にもあげてくれますね。
KAZ : そう、だから音楽好きはRIOSKEのフェイクを聴くと嬉しいと思います。
RIOSKE : レコーディングで最後のフェイクを歌い終わると、いつもKAZちゃんは「ありがとう~」ってハグしてくる(笑)。
KAZ : やっぱRIOSKEがいることによって本当に満足できるものがつくれるので、心強いですね。
TAKUYA : ……あの、俺、何時間ハモってもハグされたことないんだけど?
RIOSKE、YUUTO : え? してるじゃん!
JUNPEI : してるよー。みんな言うてるやん。
TAKUYA : いや、RIOSKEにやってるようなのは、KAZくんにされたことない……。
KAZ : ああ。俺、ハモりできないから共感できないんだよね。感性がないから「お前のこのハモり最高だわ~」とかならない。しかも僕はハモりの部分、聴いてもいないんで(笑)。
TAKUYA : ハモり録る時に、ブースの向こうでKAZくんが「コンビニ行ってきていいですか」って言ってるのが聞こえたよ……。
――聴いてないし、見てもいないんですね(笑)。
KAZ : ハモり興味ないんです。
――それともTAKUYAさんに興味がないとか?
KAZ : ハモりにもTAKUYAにも興味ないですね。
TAKUYA : ないのかよ! 興味あれ!
KAZ : もちろん冗談だよ(笑)。
――KAZさんの歌はどうでしょう?
JUNPEI : KAZの歌声は、ニュアンスの部分が俺と近いかな? だから歌う箇所も近いです。AメロはだいたいKAZか俺のどっちかだよね。
RIOSKE : KAZの歌は、歌詞が入ってきやすいんですよね。
KAZ : 声質的には中心的というか、真ん中っぽいので、歌を始めやすいんです。たとえばRIOSKEで始まるのは難しいんですよ。そもそも彼は日本語が下手だし(笑)。
RIOSKE : あはは(笑)。
KAZ : むしろRIOSKEは2番で雰囲気を変えてくれるスパイスとして有効なんです。AメロからRIOSKEだとちょっとトゥーマッチ。やっぱり日本人の普通の人が最初に歌詞を届けた方が伝わりやすい。
貢献度No.1はTAKUYA? チャラ&エロ担当YUUTO
KAZ : TAKUYAは、高音が得意なのと、少しR&Bが入っている感じです。J-R&Bの高音が得意ですね。
JUNPEI : ……「J-R&Bの高音」ってなに(笑)?
KAZ : RIOSKEが洋楽っぽいR&Bなのに対して、TAKUYAはJ-POPっぽいR&Bという感じ。しかもまっすぐ突き刺さるような高音を出せる。
JUNPEI : ああ、そういうことか。TAKUYAの歌声は心にスッと入り込んでくるよね。
TAKUYA : 「心にスッと入り込んでくる。」はオフィシャルサイトのパクリでしょ(笑)。
KAZ : ハモりをはじめ、TAKUYAはみんなが苦手なところをすごくやってくるれるんです。声量がいちばんあるからライブでも盛り上げられるし、そういう意味ではこのグループで貢献度がいちばん高いかもしれないです。
TAKUYA : ライブでは盛り上げることしか考えてないですね。MCで良いことを言うのは男前のメンバーに任せて、僕は、どうしたらお客さんが心を開いてくれるのか、自分を捨てて盛り上がれるか、そのきっかけをどうつくるか、ということをずっと考えています。
――イオン系のイベントには不可欠ですね。
TAKUYA : そうですね。ただ、イオン系はちょっと苦手なんですよね……。
KAZ : 箱ライブではウケるんだけどね……。TAKUYAの言葉って、ちょっとシュールな笑いが多いんです。でもそれはお母さん世代には刺さらない。場合によっては失礼にあたってしまうこともある。一度、TAKUYAが笑いを取りに行ったら「ん? 何、この子」みたいな空気になったことがあります(笑)。
TAKUYA : そう、マジ怖かった……。反省しました。
――YUUTOさんはどうでしょう?
TAKUYA : YUUTOは、日本語の奥ゆかしさみたいなものがいちばん出せるメンバーです。
KAZ : あと、TAKUYAとは少し違ったタイプの透き通る声を持ってるんです。クリアであり力強い。TAKUYAが鋭い声だとしたら、YUUTOは丸い声。
TAKUYA : 俺が槍だとしたら、YUUTOくんはハンマーみたいなイメージですね。
YUUTO : 自分では、このグループいちのアタッカーだと思ってます。
JUNPEI : ああ~、せやな、YUUTOは初速が強いから。
KAZ : どちらかというと、J-ROCK的な高音の出し方ですね。キラキラした曲や明るい曲はクリアに歌えるし、『Party Time』みたいな曲ではロックっぽい発声ができる。その使い分けができるのは武器ですね。あとはファルセットがうまいです。
TAKUYA : ファルセット得意なんですけど、いまだにファルセットのパートがないんですよね……。
一同 : たしかに(笑)!
YUUTO : あとは先ほども少し言ったように、クサい歌詞を担当することが多いです。インディーズ時代の『Everything Will Be Alright』は「一度きりの人生を僕と叶えてこう」という箇所だし、『CANVAS』ではサビ前の「僕から君に送る love」というところだし。『Summer Love』は「今度いつ会える?」というセリフがあるんですけど、それも僕なんです。クサい部分は全部僕だから、ちょっと嫌なんです。
――嫌なんですか? でも『CANVAS』は、そのクサい部分だけスクショしてインスタに載せてませんでしたっけ?
YUUTO : ……ま、載せましたね。
TAKUYA : 載せたんかい(笑)。
KAZ : そういう自分も好きなんだよね。
YUUTO : 実は、好きです。
――普段からキザなことを言いがち?
KAZ : どちらかといえばそういうキャラだよね?
YUUTO : まあ、どちらかといえば。ナルシストなんで。
――ナルシストって言い切りましたね(笑)。
KAZ : 言い切るんです、彼は。ちょっとチャラ担当、エロ担当というか。
――そういえば前回のインタビューでも「YUUTOさんチャラい疑惑」ありましたね。そのチャラい&エロいの内容を掘り下げたいんですけど、今回は時間がなくなってしまったので、また次回お話聞かせてください。
YUUTO : ええー! めっちゃ喋りたかったのにー。「夜のBlue Star」の話しなくて良いんですか?
TAKUYA : 「夜のI’m Here」もね。
JUNPEI : それはめっちゃ気になる(笑)。
RIOSKE : こらこら(笑)。
COLOR CREATION 最新リリース情報
I’m Here / Blue Star
2018.10.24 Release
<通常盤A(CD)>
¥1,111 [本体]+税 WPCL-12944
【CD】
1. I’m Here
2. Blue Star
3. Stand Up!
4. I’m Here (Instrumental)
5. Blue Star (Instrumental)
6. Stand Up!(Instrumental)
<通常盤B(CD)>
¥1,111(本体)+税 WPCL-12945
1. I’m Here
2. Blue Star
3. Party Time
4. I’m Here (Instrumental)
5. Blue Star (Instrumental)
6. Party Time(Instrumental)
<初回限定盤 (CD+DVD)>
WPZL-31522/23 (¥1,852 [本体]+税)
【CD】
1. I’m Here
2. Blue Star
3. Stand Up!
4. I’m Here (Instrumental)
5. Blue Star (Instrumental)
6. Stand Up!(Instrumental)
【DVD】
1. I’m Here (Music Video)
2. Blue Star (Music Video)
3. Music Video Making Movie
4. 2018.04.30「LAST INDIES SHOW.」ダイジェスト映像
★初回盤封入特典・・・カラクリカード封入 (全6種中1種封入、ソロ各1&集合1)
<COLOR CREATION オフィシャルサイト>
http://color-creation.jp
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