“自分たちでも感動する大きなトピックであります”
この脱線がいい感じになってきたので、韻シストのレコーディングスタイルを紹介します。
2011年から沖縄合宿スタイルで、毎度スタジオ生活を楽しんでいます。キッチンもリビングも完全装備で、僕はMCブースに布団を敷いて寝ます。寝転ぶとマイクが暗がりで見えてきたり、リリックが転がっていたり、MCとして少し幸せに思える瞬間に包まれます。寝落ちするまで布団の上で書くリリックは格別です。エンジニアは中学の後輩、伊東くんインダプレイストゥビー。中学の後輩がこうして沖縄という場所で、韻シストのエンジニアを担っていっしょに仕事している。いっしょにレコーディングしてる奇跡に感謝。
とまぁミラクルが起きやすい韻シストレコーディングですが、6枚目のアルバムが出ました。アルバムのタイトルは「CLASSIX」でございます。どんなアルバムか。文字どおり名盤だと思います。なんだかんだ言って、はじめて組んだバンドが韻シスト。それが18年も続いていることは、自分たちでも感動する大きなトピックであります。ある種このアルバムは、18年で培ったスキルや発想がふんだんに詰め込まれた集大成だと思います。自分の作品は発売されるまで、ひとりで聴く優越感や達成感に浸る楽しみがあります。誰かのもとに届いた頃には、少しずつ作品と距離を置いていきます。それは頭も体も次回作へ意識が移るからです。しかし、今作はどこか違います。発売されてから約2ヶ月が経ちますが、そういえばまだ聴いています。そういう意味でも、本当にこのアルバムは名盤だと思います。韻シスト6th AL「CLASSIX」どうぞ皆様よろしくお願いします。
それと同時にソロもゆっくりながら作っています。思っていた以上に、韻シストの活動が忙しく、なかなかソロに費やす時間がない状況ですが、空いた時間に集中してやってます。やりたいことがまだまだたくさんあるので、未来は相当明るいです。脱線しまくりのコラムですが、今回はこのへんでドロンしたいと思います。BASIは脈略がないから、今後もそのあたりよろしくお願いします。韻シスト!BASIC MUSIC!また会いましょう。
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