全く料理ができなくても作れる簡単年始レシピで、お正月をおしゃれにスタート!
みなさん。料理、好きですか。料理、得意ですか。私事で大変恐縮ですが、筆者は全く料理ができません。
「ペペロンチーノはオリーブオイルの味しかしない」、「野菜を切る手際が悪すぎて野菜炒めに1時間かかる」、「味噌、ソース、味塩、コンソメなどの調味料は基本的に賞味期限が切れている」、「家には出刃包丁(結婚式の引出物でもらった)しかない」、「和牛のたたきは茹でた牛肉を包丁で叩いたものだと思っていた」…と言えば、レベルのほどが伝わるでしょうか。
このレベルなので、年末は精神的にキツい日々でございました……友だちとの年越しパーティー、お正月料理を作らされたり、なにかと料理をする機会が多くって……年が開けて2018年。仕事始めかとおもったら今度は新年会の波…..しかし最近は便利なもので、料理動画なるものが掲載されているWebサービスが多数あります。しかも、どのレシピも簡単でオシャレ。2018年は心機一転! 料理に挑んでみようとおもっています。そこで今回は、料理動画の大手『Kuradhiru』と『DELISH KITCHEN』の中から、「料理が苦手でもできそうな年始レシピ」をご紹介していきます。「無駄に調理器具を買い足さなくても良い」、「マジで簡単」、「美味しそう」、「オシャレっぽい」の4つの軸で選んでみました。
簡単レシピ 1.カブとサーモンの奉書巻き風
「奉書巻きってなんぞや?」という疑問はあったものの、赤と白でお正月っぽい。しかも簡単そう…。ということで選んでみました。ちなみに、奉書巻きとは「大根のかつらむきやカブの薄い輪切りなどの薄く切った白い材料で蟹などの他の材料を巻いたもの」、だそう。まず、かつらむきなんてものは当然できないのですが、カブならスライサーでOK。高ポイントです。使う材料もカブ・酢・砂糖・塩・スモークサーモン・三つ葉・イクラとスーパーで売ってるものばかりだからすぐに作れるはず!
<材料>2人前
カブ:1個
スモークサーモン:100g
三つ葉:10g
イクラ:10g
☆甘酢
酢:大さじ2
砂糖:大さじ1
塩:小さじ1/2
<手順>
1.カブは葉と根を切り落とし、スライサーで薄く切ります。
2.耐熱ボウルに甘酢の材料を入れ、ふんわりラップをかけたら、600Wのレンジで1分加熱します。
3.1に2を入れ、まんべんなく和えたら、ラップをかけ冷蔵庫で1時間漬けます。
4.三つ葉はラップにくるみ、600Wのレンジで30秒加熱します。
5.3にサーモンを乗せ、丸く包んだら、三つ葉で巻いて結びます。
6.5を皿に盛り付け、イクラを乗せ、完成です。
(引用元:Kurashiru「カブとサーモンの奉書巻き風」)
簡単レシピ 2.ネギたっぷり みたらし餅
正月って、餅余るんですよね。しかも、焼いて醤油に浸すくらいしか調理方法分かりませんし…。味が変われば多少頑張って食べますが、毎日醤油と海苔の味しかしないと全然食べる気にならないものです。そして気がつくとカビが生えている。正月明けの風物詩ですね。しかし、「今年はそんな状況を脱したい」という気持ちからこんなレシピを。率直な感想は「みたらしあんって作れるんだ」、です。使うものもフライパンだけなので、オーブントースターを持っていない者としても助かります。
<材料>3人前
切り餅:3個
サラダ油:大さじ1
長ねぎ:1/3本
いり白ごま:適量
☆みたらしあん
砂糖:大さじ2
みりん:大さじ1
醤油:大さじ1
水:大さじ1/2
<手順>
1.切り餅は1/2の大きさに切ります。長ねぎはみじん切りにします。
2.フライパンを中火で熱し、サラダ油を敷いて餅を焼きます。
3.片面に焼き色がついたら、ひっくり返しておよそ4分焼きます。
4.餅に火が入り、両面に焼き色がついたら長ねぎを加えて炒めます。
5.長ネギがしんなりしたら、みたらしあんの材料を入れて強火にし、煮つめながら餅に絡めます。
6.お皿に盛り付け、白ごまを振って完成です。
(引用元:Kurashiru「ネギたっぷり みたらし餅」)
簡単レシピ 3.ちくわ門松
「THE・正月」という一品料理です。もはや、料理と言って良いのか分からないほど簡単。本当に誰でもできるほど簡単。しかも見た目もかわいくて、盛り付けに凝ればインスタにも映えそう。ちくわもブロッコリーもいんげんも好物なので、ブリンブリンにマヨネーズ付けて食べたいです。
<材料>3個分
ちくわ:1本
いんげん:3本
ブロッコリー:適量
プチトマト(赤パプリカでも可):適量
<手順>
1.いんげん、ブロッコリーは色よく茹でる。
2.いんげんは斜めに3等分に切る。ちくわは3等分に切る。
3.ちくわにインゲンをさし、ブロッコリーを手前にさす。トマトを小さく切ってブロッコリーに乗せ、形を整えたら完成。
(引用元:DELISH KITCHEN「ちくわ門松」)
簡単レシピ 4.ほったらかしチャーシュー
ホロホロのチャーシューとか、ちゃっと作ってパーティーとかで出したら周りの反応ってすごい良いんですよね。作ったことないですが。一度、果敢にもチャレンジしたのですが、なんだかパサパサするし、味染みてないし。火加減とか、どれくらい煮込めばいいかとか全くわからない。そもそも、こういう料理を作るために必要な“深めの鍋”というものを持っていません。このレシピの魅力は、炊飯器に調味料と肉をぶち込んだら、それで終わりなところ。最大のハードルは、豚肩ロース肉のブロックがどこで売っているか調べることでしょうか。半熟卵は難しそうなので、無理して作らなくても良いはず…です。
<材料>4人分
豚肩ロース肉(ブロック):500g
半熟卵:4個
☆調味料
酒:50cc
みりん:50cc
砂糖:大さじ4
醤油:100cc
おろしにんにく:小さじ1
おろししょうが:小さじ1
ねぎ(青い部分):1本分
水:200cc
<手順>
1.豚肉はフォークで刺し、柔らかくする。
2.フライパンを熱し、強火で肉を全面焼き色がつくまで焼く。
3.炊飯器の内釜に☆調味料を入れて混ぜ、豚肉を入れて通常炊飯する。
4.豚肉が炊きあがったら裏返し、煮汁をおたま一杯分(約100cc)取り、保温で2時間置く。
5.保存袋に先程の煮汁、半熟卵を入れて空気を抜き、冷蔵庫で2時間置く。
6.食べやすい大きさに切り、盛り付ける。
(引用元:DELISH KITCHEN「ほったらかしチャーシュー」)
簡単レシピ 5.肉タワー鍋
「インスタ映えてる!」と言われること間違いなしです。お店で見ることはありますが、ホームパーティーで出てきたらかなりテンション上がります。しかも、鍋だから炒めたり、蒸したり、焼いたり、火加減調整しなくても大丈夫。料理が苦手な人間にとって、鍋は最強の味方なのです。普段なら、パックで売ってる鍋の素的なものを土鍋に入れて、具材入れて終わりですが、ちょっと気合いを入れてスープから作ればレベルアップした気分に。調味料を混ぜるだけなんですけどね…。
<材料>2人前
豚バラ薄切り肉:150g
白菜:1/8個
もやし:1/2袋
えのきたけ:1/2袋
ニラ:1/2袋
水:600cc
糸唐辛子:適量
☆とんこつ風鍋の素
しょうゆ:小さじ1
みそ:大さじ2
鶏がらスープの素:小さじ1
おろしにんにく:小さじ1/2
塩こしょう:少々
牛乳:大さじ2
水:600cc
<手順>
1.白菜は5mm幅の細切りに、えのきたけは根元を切ってほぐす。ニラは4cm幅に切る。
2.容器に☆とんこつ風鍋の素を入れて混ぜる。
3.鍋に白菜、もやし、えのきを入れてタワー上に高く盛り、下から順に豚肉を巻きつけて肉タワーを作る。
4.肉タワーのてっぺんに糸唐辛子を飾り、まわりにニラを散らす。
5.2を入れて火にかけ、肉タワーを崩しながら煮込んでいく。
(引用元:DELISH KITCHEN「肉タワー鍋」)
おまけ.数の子のチーズあえ
インスタ映えは全くしませんが、とにかく簡単。手順は2つのみ!しかも、酒飲みの舌にはピッタリの一品です。お正月って、どうもお酒の量が増えますよね。お家でお酒を飲んでいる時にさっと作って「肴にどうぞ」なんて出したら、確実に「料理上手そう」という称号が貰えそうです。
<材料>2人前
数の子(味付き):50g
クリームチーズ:50g
かつお節:1袋(4g)
しょうゆ:大さじ1/2
わさび:小さじ1/2
<手順>
1.数の子、クリームチーズを2cm角に切る。
2.ボウルにしょうゆ、わさび、かつお節を入れて混ぜ、数の子、クリームチーズを加えてあえる。
(引用元:DELISH KITCHEN「数の子のチーズあえ」)
料理が下手でも、年末年始を乗り切れ!
例えば結婚していたり、彼氏と同棲していたり、友人とルームシェアしていたり、日常的に料理を披露する機会があるならば練習や勉強をする必要があるかもしれません。しかし、季節のイベントやホームパーティーなどで少しだけ料理を提供するなら問題はないはず。簡単かつ、普段目にしない料理を提供するだけで、周りから喜んでもらえるんです。まずはこの5つのレシピ、サラッと覚えてこの新年会などの“付け焼き刃”としてお使いください。
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