ゲームマーケット大賞獲得の人気作「海底探検」、全世界販売数が20万部を突破。国内は6.9万部。
オインクゲームズが発売するボードゲーム「海底探検(Deep Sea Adventure)」の全世界販売数が20万部を突破しました。うち、国内版の販売数は6.9万部。既に世界で高い人気を獲得している同作ですが、今回の大台突破により、さらに注目度を増していくかもしれません。
同作は国内のゲームメーカー・オインクゲームズが販売するボードゲーム。2014年11月に発売されました。これまでに、国内版のほか、8か国語に翻訳された海外版(英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、スペイン語、ロシア語、韓国語、中国語)も発行済み。2015年には、アナログゲームの国内コンテスト・ゲームマーケット大賞において大賞を獲得しました。名実ともに近年の国産ボードゲームを代表する作品となっています。
「海底探検」製品概要
商品名:海底探検(Deep Sea Adventure)
価格:2,200円(税別)
ジャンル:戦略ボードゲーム
発売時期:2014年
対象年齢:8歳以上
プレイ人数:2-6人
平均プレイ時間:30分
デザイナー:佐々木隼・佐々木五郎
発売元:オインクゲームズ
海底に眠る財宝を探索するのは潜水艦に乗り合わせた欲張りな探険家たち。潜水服に身を包み勇んで宝探しに向かいますが、なんとこのオンボロ潜水艦では、すべての探険家がひとつの空気タンクにつながっているのです。
無謀な者が一人でもいると全員の命が危険にさらされることに。はたして探険家たちは無事に宝を持ち帰ることができるのでしょうか…?
「海底探検」のルール・遊び方
「海底探険」は、サイコロでコマを進め、誰よりもたくさんの宝を持ち帰ることを目指すテーブルゲームです。
裏にしたチップをつなげて道をつくったら、すごろくのようにサイコロをふって進み、止まった場所のチップを拾うか拾わないか選択します。
奥に進むほど高得点を獲得できる可能性が高くなりますが、チップを拾ったプレイヤーの番がまわってくるたびに、全員で共有の「空気」がチップの枚数ぶんだけ減るようになります。
潜水艦に帰りつく前に空気がゼロになると、そこまで獲得したすべてのチップを失ってしまいます。どこで帰るかの決断は慎重にしなければなりません。
あえてたくさんチップを拾い、空気をどんどん減らし、他のプレイヤーを邪魔することもできます。自分一人だけが潜水艦に帰りつけるよう画策するのもよいでしょう。ただし、サイコロで出た目から拾ったチップの枚数を引いたぶんしか進めなくなるので、拾いすぎには注意が必要です。
青系でシンプルにデザインされたコンパクトなパッケージには、48枚のチップ、潜水艦型の小型ボード、カラフルな木製コマと、1~3までの数字しかない特殊なダイスが2個が、ぎっしり。
ゲームデザインは、「藪の中」「小早川」「エセ芸術家ニューヨークへ行く」などのデザイナー・佐々木隼と、今回が初作品となる佐々木吾朗、2名の連名になっています。
オインクゲームズについて
株式会社オインクゲームズは、東京都港区にあるゲームメーカー。ボードゲームを代表とするアナログゲームのほか、スマートフォン向けのデジタルゲームも開発する。海底探検のほかでは、ナインタイル(2015年)やインサイダー・ゲーム(2016年)といった作品も人気を集める。2019年5月公開の映画「賭ケグルイ」では、作中のゲーム監修もおこなった。
オインクゲームズ
海底探検
SHARE
Written by