映秀。に業界が熱視線!一風変わった弾き語りカバー動画をきっかけにデビューを成し遂げた現役大学生。
高校時代からの友人・ジェラトーニと遊んでいる空間を共有するYouTubeチャンネルにて披露した弾き語りが話題となり、2020年から本格的に音楽の道へと歩み始めた現役大学生アーティスト映秀。
Spotifyの新人サポートプログラム、”RADAR:Early Noise 2021”に選出されています。2020年12月18日にリリースした初EP『別解』収録楽曲や、川谷絵音ソロプロジェクト【美的計画】参加曲などを含むオリジナルプレイリストが現在配信中です。
友人の一言から始まったYouTubeチャンネルをきっかけにアーティストとなった映秀。今までの活動を振り返りながら、彼が注目される理由を探っていきたいと思います。
映秀。の弾き語りが大好きな友人との間で生まれた異色動画
映秀。と友人・ジェラトーニがSNSに動画を投稿するようになったのは、2019年。別々の高校に通う2人が知り合ったのは学習塾だったらしく、共に大学進学を目指す間柄でお互いのことはあまり深くは知らなかったそうです。映秀。が音楽をやっていることは知ってはいたものの、そこに関してはあまり触れていなかったようでしたが、いつものように部屋で遊んでいた時に弾き語りを披露。想像以上のレベルに感動したジェラトーニが、“映秀。の歌をたくさんの人に聞いてもらいたい。“という強い思いから、ジェラトーニが部屋でくつろぐ前で映秀。が弾き語りカバー曲を披露するという斬新な構図が生まれました。男子高校生の日常を切り取ったような雰囲気の中で繰り広げられる独特な世界観に多くの反響が寄せられ、チャンネル登録者数は現在10万人超え。大学進学を機に一旦2人での活動は終了しましたが、映秀。の歌が恋しくなったジェラトーニの夏休みを機に2人での活動が再開しています。これまで、数多くの若者に人気のアーティストをカバーしていますが、その中でも再生回数の多い3曲をピックアップしましたので、オリジナル曲を聴く前に是非ご覧下さい。
ジェラfeat.映秀。人気動画ベスト3
第3位・クリープハイプ「憂、燦々」
第2位・マカロニえんぴつ「ブルーベリー・ナイツ」
第1位・女王蜂「火炎」
映秀。としてソロアーティスト活動開始。内に秘めた才能が開花
作詞作曲、アレンジ、トラックメイク、アートワーク、映像制作に至るまで自身で手がける映秀。は、前述で触れたジェラfeat.映秀。の活動の傍で音楽活動も地道に行っていました。まだ数人しか視聴者が居ない頃、配信アプリを介してジャンルの超えたライブ配信者との出会いがあり、自分を知ってもらう為にオリジナル曲を披露させてもらっていた時期もあります。Spotifyのプレイリストにも入っている「清純飲料」は、この配信者とのコラボで生まれた楽曲です。“カルピス“のことを綴った歌詞と爽やかなサウンドが、カルピスのイメージと合致しています。
2020年3月には「東京散歩」を皮切りに、「Sirius」「Bad Beautiful Love」と、オリジナル楽曲を3週連続で配信。これを機に、アーティスト映秀。が遂にデビューを果たします。第一弾として配信された「東京散歩」は、音楽ストリーミングサービスAWAのCM曲に起用されました。
その後、自主レーベル「Yoruneco Records」を11月6日に設立し、12月18日には、所属事務所をUNIVERSAL SIGMAに置き、初のデジタルEP『別解』を配信リリース。カバーでは人気のロックバンドの曲などを披露していましたが、オリジナルとなれば、グルーヴィーなR&Bやリリックを畳み掛けるヒップホップ口調など自身の感性が惜しみなく溢れたボーダーレスなサウンドを体現しています。
収録曲は「残響」「東京散歩」「少年記」「Good-bye Good-night」の4曲となっており、リード曲「残響」はカラオケでも配信されているようです。
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