長谷川町子の国民的マンガ「サザエさん」が27年ぶりに復刻。約2年をかけて全68巻すべてを刊行。
長谷川町子原作の国民的マンガ「サザエさん」が27年ぶりに復刊となることがわかりました。
これは長谷川町子の生誕100年を記念して企画されたもの。1946年から1974年の約30年にかけて「夕刊フクニチ」「朝日新聞」などに連載、同氏設立の出版社「姉妹社」から発刊された幻のオリジナル版・全68巻に、新たに新聞掲載日と注釈が加えられ、刊行されます。長年にわたり広く愛され続け、復刊を望む声が多かった同作。令和の時代に長谷川町子の世界がよみがえります。
復刻版「サザエさん」商品概要
発売日:2020年1月より、毎月3巻ずつを刊行(2021年11月に全68巻すべてを刊行予定)
価格:800円+税
販売店:書店、ASA(朝日新聞販売所)など
著者:長谷川町子
朝日新聞出版(https://publications.asahi.com/sazae/)では、全巻まとめての購入も可能
<サザエさん全68巻刊行予定>
1~6巻まで発売中
7~9巻 2020年3月6日発売
10~12巻 2020年4月7日発売※一部地域で発売日が異なります。
<プレゼント第一弾>
1~15巻をお買い求めの方に、「オリジナル風呂敷」をプレゼント!<プレゼント第二弾>
16~68巻をお買い求めの方に、「サザエ年表(仮)」をプレゼント!
※詳しくは本書のオビをご覧ください。【特徴①】オリジナル版には掲載されていなかった新聞掲載日が付き、その当時の出来事や生活、季節の移り変わりもよく分かります。昭和世代の方々にはご自分の思い出と重ね合わせて読むことができ、いろんな記憶が呼び起こされること間違いなしです。
【特徴②】令和の時代となり、洗濯板や紙芝居など今では見られない光景が鮮やかに描かれているのも「サザエさん」の魅力です。当時を知らない人にもマンガの面白さをより伝えるべく、巻末に注釈がついています。時事的な出来事も分かり、生活史だけでなく昭和史も学べます。
長谷川町子プロフィール
1920年(大正9年)1月30日佐賀県生まれ。34年(14歳)、一家で上京。「のらくろ」で有名な漫画家・田河水泡に入門。35年(15歳)で、漫画家としてデビュー。46年(26歳)夕刊フクニチで「サザエさん」連載開始、姉妹社を設立して単行本『サザエさん』を出版。49年(29歳)12月1日に創刊された夕刊朝日新聞で「サザエさん」の連載を始める。51年朝日新聞朝刊で「サザエさん」連載開始。68年(48歳)朝日新聞連載の「サザエさん」が5千回を超える。74年(54歳)朝日新聞朝刊の「サザエさん」を休載、そのまま連載終了(通算6477回)。92年、心不全のため死去。享年72。
「サザエさん」について
「サザエさん」は、長谷川町子原作によるマンガ。1946年から1974年まで、「夕刊フクニチ」や「朝日新聞」などで連載された。総掲載話数は6477話。マンガの発行部数は1億部に迫る。日本では日曜夕方に放送されるアニメが有名で、原作を知らずとも誰もが知る国民的カルチャーのひとつとなっている。これまでにドラマや舞台、映画、CMなど、幅広いメディアミックスを展開。時代が変わっても永遠に残り続けていくであろう、日本を代表するマンガ作品である。
サザエさん
SHARE
Written by