熊本を中心に活躍を広げているバンド、torch
torch(トーチ)はボーカルを務める園木とギターの作村を中心に熊本で結成されたバンドです。バンド名は、人を照らし寄り添うようなミュージシャンでありたいという想いに由来。現在はボーカル園木とギターの作村に、ベースの古賀とキーボードの井上、サポートドラムの牛島を迎えた5人で活動中です。そんな彼らの音楽は優しくもあり、芯のある力強さも感じます。九州を中心に活動をしていましたが、12月には都内初ワンマンも開催したtorch。彼らの詳しいバンド経歴や楽曲を紹介します。
torchの経歴
torchは2016年10月に、ボーカルである園木とギターの作村のアコースティック形態にて結成。2017年、新宿SAMURAIにて開催された初主催イベント「灯-AKARI- vol.1」はいきなりソールドアウトを達成。1st single『FLARE(フレア)』をリリース後、ベースの古賀が加入してバンド形態での活動を始めます。2018年にはキーボードの井上が加入、主催イベント「灯-AKARI- vol.3」の開催、2ndシングル『BABEL(バベル)』リリースと次々と活動を広げていく彼ら。同年、九州出身アーティストを対象としたオーディション「Born to 九州」グランプリ選出や、密着ドキュメントがテレビ放送されるなど、注目を集めます。さらに10月には熊本「みずあかり」をイメージしたショートムービー作品を作り、九州を中心に着実に活躍の場を広げてきました。2019年は6回目となる自主企画の開催、3連続の配信限定楽曲リリースなど、彼らの加速は止まりません。昨年末には1年の活動の集大成となる初の都内ワンマンライブ「FIREWORKS 2019」が渋谷WWWで開催されました。
失われる花
ピアノの美しいイントロが印象的な「失われる花」。3連続リリースされた配信限定シングルのうちの1曲です。別れた男女を連想させる切ないリリックと、過去ごと包み込むようなあたたかい歌声。アコースティックでしっとりと聴くのも良さそうな曲……!
あれからも随分 探してはきたけれど
優しい結末には 出会えないよ
いまここで拾って またどこかで捨てるけど
あなたがいた昨日をただ 守りたかった
CRAWLER
2nd Single「BABEL」に収録されているアップナンバー。作村のクセになるようなギターソロが光る1曲。ロックだけど、尖らない。でもかっこいい、そんな風に仕上がっています。これからのバンドの活躍を誓って作られた等身大の曲なのではないかと感じるリリック。
走れ 遠く遠く やばい道ほど選んでゆけ
消えない覚悟を ポケットにまだ抱えて
見果てぬ向こう側へ
身体は鉛のようで 次第にアザだらけになった
それでもまだ瞳だけは違った
嘘ばっかりでもいいよ いつか本当にすればいいよ
やれるよな
まさに”人を照らして寄り添う音楽”。夢を追っているとき、前向きになりたいときに聴きたくなりますね。
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