楽器を持たないパンクバンドがベースを掻き鳴らす!?BiSHソロプロジェクトにPEDROとしてアユニ・D緊急参戦!?
2018年9月19日、BiSHを引っ張る二大巨頭アイナ・ジ・エンドとセントチヒロ・チッチが両A面シングルでソロデビュー。その水面下で動いていたもう一つのプロジェクトが前日である18日に突如解禁!大抜擢されたのはBiSHでは最後に加入したアユニ・Dだった!同時にPEDROというバンド形態でのミニアルバムのゲリラリリースも発表しました。
独特の雰囲気と癖のある喋り方、守ってあげたくなるような愛らしさを放ち、グループに於いてもソロでも快進撃を続けるBiSHの妹的存在アユニ・D。
BiSH加入、そして今回の極秘プロジェクトがどのようにして生まれたのか探っていきたいと思います!
アユニ・Dプロフィール
アユニ・Dは、WACK所属の女性グループBiSHの”僕の妹がこんなに可愛いわけがない”という担当を持つ一番最後に加入したメンバーです。
本名や年齢は不明ですが、出身地が北海道ということだけは自ら公表されています。
アイドルに興味を持ったのは実のお姉さんの影響で、ももクロのしおりん推し。
「資格が取れるから」という理由も兼ねて、可愛らしい風貌に似つかわしくない工業高校に入学した経歴を持ち、危険物も取り扱えるとか。只者ではない雰囲気はアイドルになる前からも匂わせていたのかもしれません。
淡々とした学生生活に対して「毎日が楽しくない」と感じることが日に日に増える中で“自分を変えたい“と思い悩んでいた矢先、BiSHがオーディションをやるという情報を入手し参加する事を決意。締め切りギリギリに応募したにも関わらず、見事BiSHの新メンバーに選ばれることとなりました。高校は上京を機に中退しています。
アユニ・Dが6人目のメンバーに。2016年8月BiSH加入!
2015年の結成から約1年というスピードでavexからメジャーデビューを果たしますが、オリジナルメンバーが1人脱退。急遽決まった新メンバーオーディションでアユニ・Dが加入します。
このオーディション参加者の中でも異才を放つ少女に魅了されたWACKの渡辺淳之介氏がわざわざ北海道に足を運び、実家にご挨拶に伺うほど失いたくない原石であった逸材なのです。
お披露目となる初ライブ、全国ツアー、アルバムリリースと目まぐるしい毎日を走り続ける事で得たものはアユニにとって計り知れないものであり、同時にBiSHの輝きを取り戻す救世主へとなっていくのでした。
BiSHはメンバー自らが作詞を担当する楽曲が多く、加入したばかりのアユニもメジャーデビューアルバム『KiLLER BiSH』で1曲担当しています。
「本当本気」はアユニの才能が世に放たれた記念すべき曲。
憶測ですが、この頃から渡辺氏や楽曲プロデュースを手掛ける松隈ケンタ氏がアユニの将来を見出していたのかもしれませんね。
水面下で進められていた極秘プロジェクト。アユニ・Dソロデビューへの道
2017年12月30日に行われた【WACK総選挙】にて1位を獲得したセントチヒロ・チッチと2位のアイナ・ジ・エンドのソロデビューが決定し、両A面シングルリリースを控えた前日、BiSHの公式 Twitterに驚愕の内容が投下されました。
【アユニソロプロジェクト”PEDRO”始動!!】
デビューミニアルバム「zoozoosea」(全7曲収録)ゲリラリリース!
「自律神経出張中(Gt.田渕ひさ子)」MV公開!!(監督:山田健人)
9/25(火)に新代田FEVERにて初LIVE開催!!https://t.co/1bJ6BymPKK#PEDRO誕生#アユニソロプロジェクト pic.twitter.com/uG6h4RGnSg— BiSHオフィシャル (@BiSHidol) September 18, 2018
総選挙で3位という結果で終わり、チャンスを逃したはずのアユニ・Dがバンド形態PEDROとしてソロデビュー決定&ミニアルバムゲリラリリース、ソロライブの開催までもが既に決まっているという事後報告。
発売日となる19日には、初回限定版に収録されるドキュメントのイントロダクションがYouTubeに投稿され、このプロジェクトの全貌が明らかになったのです。
渡辺氏ならやり兼ねないゲリラ発表ですが、ここまで念密に進められていた極秘プロジェクトは然う然うないと思われます。
バンド名PEDROの由来は、“ナポレオン・ダイナマイト”という映画に出てくる主人公の友達の名前ですが、本人曰く特に意味は無いらしいです。アユニの”D“が付く、ほかに聞いたことがない単語というところがいいなと思い、深く考えず直感で選んだものが結果的に採用されたとのことです。
ミニアルバム『zoozoosea』購入者限定ライブ【happy jam jam psycho】が新代田FEVERで開催されました。バンド編成で行われたライブには、アルバムでも参加している元NUMBER GIRLのギタリスト田渕ひさ子とドラマーの毛利匠太を迎え、全7曲とNUMBER GIRLの「透明少女」カバー、BiSHの「本当本気」セルフカバーを加えた計9曲を披露。
渡辺氏に「ベースを買え」と言われてからほんの数ヶ月しか経っていないとは思えないくらい、アユニは堂々とベースボーカルをやり遂げたのでした。
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