ヨルシカが描く、淡くほろ苦い世界観。僕らの青春はこんな色だった

ヨルシカの人気曲とおすすめ曲

言って。

1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』収録。2,400万再生を誇るヨルシカの名刺代わりとなるナンバー。
軽やかなギターのリフからはじまるスタンダードなギターロックで、シンプルで王道的なアレンジの中にちりばめられたn-bunaの言葉遊びが光る。

雲と幽霊

1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』収録。
こちらはおもちゃ箱のようなアレンジが秀逸な楽曲。「ヨルシカ」というユニット名は、この曲の「夜しかもう眠れずに」（3分18秒ごろ）のフレーズからつけられた。

ただ君に晴れ

2ndミニアルバム『負け犬にアンコールはいらない』収録。
ヨルシカらしい、青い空、夏の匂いを感じさせる楽曲。過ぎ去りし遠い日の夏休みを連想してノスタルジックな気持ちになる。

ヒッチコック

2ndミニアルバム『負け犬にアンコールはいらない』収録。
n-bunaのシニカルな視点で描かれる歌詞が、この曲の1番の聴きどころ。先に紹介した「ただ君に晴れ」などと比べると、楽曲の見せる顔が180度違うことに気づく。「ヒッチコック」というタイトルは、2コーラス目のブリッジにもあるようにサスペンス映画の神様、アルフレッド・ヒッチコックの名前からつけられている。

準透明少年

2ndミニアルバム『負け犬にアンコールはいらない』収録。
「ただ君に晴れ」と「ヒッチコック」が正反対の特性を持つ曲なのだとしたら、ちょうど真ん中にあるのがこの楽曲だろう。重く響いてしまいそうなことばがすっと腹落ちするのは、suisの声が持つ力によるところが大きい。

ライブの予定は？要チェックなヨルシカの今後

どんどん曖昧になるサブカルチャーとポップカルチャーの境目。これまではチャートに乗っかってこなかった音楽が、YouTubeによって注目され、大きな成功をつかむ世の中になってきています。それはヨルシカの活躍によって証明されていくものでもあるでしょう。

しばらくはライブの予定がないヨルシカですが、ミニアルバム2作品の全曲を起こしたピアノスコアの発売を2月末に控えています。これまでもヨルシカの曲のコードが知りたいという声は大きかったので、喜んでいるファンも多いのではないでしょうか。
2019年、さらなる躍進が期待されるヨルシカ。知らなかった人はいまのうちにチェックしておくのがおすすめです。

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