まあなにはともあれまずはこちらをご覧ください。
2000個の鉄球と3000個の部品でできてる楽器です。これを作ったのはスウェーデンのミュージシャン、〈Wintergatan〉(ウインターガタン)のマーティン・モリンさんです。
楽器の名前は『The Wintergatan Marble Machine』
複雑なのにシンプルな名前!
いろんな楽器ぜんぶ入り
歯車を回すとビブラフォン、ベース、キックドラム、シンバルなどの楽器がレゴのテクニカルパートで構成されたスコアを演奏します。よーく見てると鉄筋に鉄球が落ちてきたりベースの弦を抑えてたりいろいろしてますね。
「The Wintergatan Marble Machine」の製作期間は14ヶ月
モリンさんは2014年8月にマシンの作業を開始。2ヶ月で終わらせる予定でしたが、結局3000個もの内部部品すべてを手作業で設計しなければならなくなり、最終的に14ヶ月かかったそうです……
初期バージョンは3Dソフトで設計されたようですが、モリンさんはその場でパーツを作成して組み上げる方がイージーだった、と言っています。
思慮深そうなモリンさん、ただの引きこもりの発明家ではありません。〈Wintergatan〉というスウェーデンのバンドマンであります。ライブも精力的に行なっています。
モリンさんは、これまでもいくつもの発明楽器を製作しており、それらを用いてライブも行なっています。どんなことになってるの?と思って観てみたら、ものすごいcooooool!
ただ今回の楽器は、移動するのに全部解体しなければならないそうで、ライブで見るにはもう少し時間がかかりそうです。
映像と一緒に見ちゃうとその姿に注意がいってしまいますが、音だけを聞いていると北欧の深い静けさから生まれる美しい音色にうっとりしてしまいます。
SHARE
Written by