CRYAMY
CRYAMYはギター&ボーカルのカワノ、ギターのフジタレイ、ドラムのオオモリユウト、ベース&コーラスのタカハシコウキからなる4人組バンド。バンド名は「cream」にちなんだ名前にしようとしたところ、ギター&ボーカルのカワノがスペルを誤り、「CRYAMY(クリーミー)」と名付けられたことからバンド名が読めないとの声も。ありのままの歌詞とギターの激しい主張、それを支えるリズム隊が彼らの音楽を作り上げています。
普通
まず紹介したいのは「普通」という1曲。タイトルだけ聞くと「何気ない日常が幸せ」というような、微笑ましい内容の曲を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。しかし、この曲は
吐いて汚れた掌を公園のトイレであらってた
痛んだ足首 引きずる度に惨めな跡がつきまとっていた
という到底普通じゃない歌詞で始まります。さらには「もう二度とは会えないんだね」というフレーズ。これを「普通」とタイトルにするセンス。どんな状態でも正直に書くのがCRYAMY。
テリトリアル
CRYAMYの楽曲の中で私のイチオシは「テリトリアル」。毎日毎日飽きずにずーっと聞いている曲です。本当に飽きない。ハマっているといより、聴かなきゃやってられないような中毒性。荒々しく聞こえるかもしれないけど、どこか生々しいというか人間味があるような。MVもありますが、ぜひノイズたっぷりでリアルなライブ映像をご堪能ください。
簡単なこと言えやしないよ
君の絶望に触れていたいよ
止めない 止めない 止めないで
物臭
しっとりしたバラードかと思いきや、やっぱりギターがガンガン主張してきます。でもギターの大きいメロディも心地よく聴けるのがCRYAMYの良さ。変に意識を高く持たず、飾らない、リアルを詰め込んだ歌詞にも注目。
まだ外は冷えるから
見送りは必要もないだろう
薬局で買った缶チューハイを飲んだ
灰皿の代わりにしようぜ
PK Shampoo×CRYAMYはマストチェック
「今後絶対売れるバンド」と言うとありきたりかもしれませんが、今後ますます伸びることが間違いないPK ShampooとCRYAMY。すでにテレビで特集が組まれるなど、彼らの勢いはすでに現れてきています。ぜひ音源をチェックするだけでなく、爆音のライブで彼らの音楽を味わってみてください。
SHARE
Written by