PARADISESとGO TO THE BEDS、ギャンパレが分裂し新化と深化へ

ユイ・ガ・ドクソン

滋賀県出身、誕生日は10月21日です。
ラーメンコラムを連載するほどのラーメン好き。
2018年にはソロとしてもデビューしています。

YouTubeにあるおすすめ曲

行かなくちゃ？

歌物感の強いPARADISESに比べると、ビートに比重を置いたダンスチューン。
もはやWACKの恒例とも言えるフレーズ「行かなくちゃ」が用いられており、グループとしても大切な曲であることが分かります。
ココによるBメロのラップ部分はメリハリが効いて非常にクール。

Don’t go to the bed

ライブ映えしそうなヘヴィーなビートがシビれます。懸命に抗っている姿が、ギャンパレ解散を言い渡されたメンバーの状況とリンクしていて胸が熱くなります。ミキのハスキーボイスも良い味を出していますね。

I don’t say sentiment

ギターが暴れ回るロックチューンで思わず拳が突き上がりそうになります。熱量の高いダンスとオートチューンのかかったメンバーの歌声がとにかくかっこいいです。

EDM調の曲が多かったギャンパレの持ち味を継続し、ダンサブルでクールなナンバーを武器にするGO TO THE BEDS。ときおり入っているエスニックなサウンドが更なる深化を感じさせます。アー写の墓から這い上がってくる様子は復活を試みているという意味を持っています。WACKの代表である渡辺淳之介がギャンパレメンバーに「もういつ終わってもおかしくないよ」と話していたこともあり、しっかりと文脈に沿ったコンセプトにグッときますね。

ペールなPARADISESとは対照的にダークなアイドル観を持つGO TO THE BEDS。2組のコントラストは、多くの人を惹きつける絶妙なバランスになっているのではないでしょうか。自身のグループの魅力を明確にし、互いのグループを引き立てる相乗効果を感じます。

PARADISESとGO TO THE BEDSがこれからどういう道を辿っていくのか、期待が高まります。

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