昨今、もはや野外フェスといえば夏の風物詩。そういっても過言ではないほどに、人々の間で夏フェスは浸透していることでしょう。毎年フジロックの出演アーティスト発表が楽しみで仕方ない、再来年に帰ってくるサマソニなんて待ちきれない…など、まだまだ遠い次の夏フェスの季節を待ちわびている方も多いのではないでしょうか。
ですが、そんなあなたに伝えたいことがあるんです。冬だって、フェスで楽しめばいいじゃない! …そう、あるんです。
NO MATTER LIVE、このイベントは、いうなれば「冬フェス」です。
2020年1月11日と12日に札幌、23日に新潟、そして25日に仙台で開催されるツアー形式のフェス、NO MATTER LIVE。このライブイベントは、北海道テレビ放送(HTB)で、なんと26年間に渡って放送されている冬季限定のスノーボード番組「NO MATTER BOARD」から派生した冬フェスなんです。
NO MATTER LIVEは、2001年から札幌を皮切りにスタート。現在までの出演アーティストは、10-FEETやONE OK ROCK、マキシマムザホルモン、MAN WITH A MISSIONなど、名だたるロックバンドたちが軒を連ねています。
通算21シーズン目を迎えるこのモンスターイベント。今回は、どんなアーティスト陣がステージで冬真っ只中の日本を熱く盛り上げてくれるのか、ご紹介していきましょう。
今年のNoMatterLive、出演アーティストは?
1月11日(土)Zepp Sapporo
coldrain
coldrainは、言わずと知れたロックバンドです。2007年に結成され「メロディアス・ラウド・ロック」と称する彼らの音楽性は、激しく、かつ鬼気迫るエモーショナルさが最大の特徴です。彼らが2019年8月にリリースした最新アルバム「THE SIDE EFFECTS」より『COEXIST』をどうぞ。
Crossfaith
Crossfaithは、大阪発の5人組メタルコアバンド。これまでアメリカをはじめとする、海を越えた実力でライブ会場に爪痕を残してきています。そんな彼らの3年ぶりとなるアルバム「EX_MACHINA」から『Destroy (feat. Ho99o9)』のMVです。
Fear, and Loathing in Las Vegas
私がFear, and Loathing in Las Vegasを初めて聞いたときの衝撃は、たぶん一生忘れられません。「何この、サイバーオペラ(?)は…」と思ったのを覚えています。シンセサイザーとオートチューンのボーカルが類を見ない彼らの、最新曲リリース「The Stronger, The Further You’ll Be」のMVはこちら。
ROTTENGRAFFTY
1999年、京都で結成されたミクスチャーロックバンド、ROTTENGRAFFTY。自らを「古都」のドブネズミと称する彼らですが、90年代〜ゼロ年代のインディーズ邦ロックを代表する存在なのではないでしょうか? ハードめなサウンドながら、坂本龍一氏やX JAPANなど、クラシックミュージックの系譜もある音楽性がルーツに流れていることもあり、随所に繊細な要素が。余談ながら、ボーカルの1人・NOBUYAの最新アー写がマリリン・マンソンっぽい…!
Survive Said The Prophet
Survive Said The Prophetは、2011年に東京で結成された5人組ロックバンドです。金髪が印象的なフロントマンのYoshはバイリンガルで英語の発音もこのバンドのサウンドの魅力のひとつといえるでしょう。彼らの楽曲を聞くと、会場全体を彼らの世界観に染め上げてしまいそうな、独特のオーラを感じさせられます。ライブという場所で、ぜひ彼らのステージを目の当たりにしてみて欲しいです。
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