Kroi、ラフな空気から生まれるDIYなブラックミュージック

Suck a Lemmon

Kroiのデビューシングル。
現在はボーカルの内田が作詞作曲を担当していますが、「Suck a Lemmon」はドラムの益田が担当しています。
アングラ感あるインパクトの強いラップは、今の内田のスタイルとは雰囲気がかなり違います。また全体的に鋭角で荒削りな魅力が爆発しているロックサウンドも、最新シングル「Balmy life」と同じバンドメンバーで鳴らしているとは思えないほど変化に富んでいて、動き続けるバンドのスタンスを感じることができます。

Fire Brain

頭が燃えている衝撃的なMVが話題となった2ndシングル。
こちらは昨年12月に行われたオンラインライブ「Kroi Streaming Live “VOMIT”」でのライブ映像です。
高い演奏技術で原曲と引けを取らない完成度を保っています。ライブでの「Fire Brain」は、自由自在に雰囲気を変え、まるで生き物のようにも感じられます。
繰り返されるファンキーな畳み掛けにテンションが上がりますね。

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バンド史上初、ドラマ主題歌に抜擢された楽曲。リズムに体が引っ張られ、ついつい踊りたくなってしまいますね。
グルーヴィーでかっこいいサウンドとは対照的に、学園祭のような手作り感あるMVが絶妙な違和感を感じさせます。
この楽曲が収録されている3rdEP「STRUCTURE DECK」は様々な試みが実験的に行われており、ドラムのシンバルの上にネックレスを乗せて音を録ったりしているそう。

音楽以外もバラエティータッチの動画もYouTubeチャンネルにアップしているKroi。映像からはメンバー間の仲の良さが伺え、まるで部活の後の部室を彷彿とさせる賑やかさが伝わってきます。音楽を楽しんでもらうためのアプローチの仕方ひとつ取っても、彼らならではのDIY精神が自然と滲み出ているのが分かります。
メジャーでもいい意味で商業的な香りがしない、新鮮なブラックミュージックを鳴らし続けてくれるのではないでしょうか。

6月27日20時からはSPACE SHOWER TV LINE LIVEオフィシャルチャンネルにて無料のオンラインライブが配信され、「LENS」から6曲のパフォーマンスが予定されていますので、是非チェックしてみてください。

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