振付師&アーティストが見たこの振付はすごい
最後に出演した振付師&三浦大知が選ぶ「この振付はすごい!」と思う振付が発表されました!
振付稼業air:mang:映画「恋愛準決勝戦」フレッド・アステア
「まさに振付のお手本。うまいし、努力の仕方がハンパない。中々真似できないと思うので、日本人で出来るダンサーは一人もいないんじゃないかというくらい難しい振付です。」と評価。
この振付は女性をエスコートするために体を鍛えて、鍛えた結果女性を軽々持ち上げてエスコートするというストーリーになっていて、洋服かけを女性に見立てる表現が特徴です。しかも一発撮りなんだとか。
振付稼業air:mangは「三浦大知君はこういう表現に挑戦してるからすごい。」と三浦大知に称賛を送っていました。
出典:YouTube
三浦大知:Sia 『アライブ feat,土屋太鳳』
「女優や俳優の演技力でダンスまで出来てしまったら、表現力がすごくてもう自分は何していいかわからなくなる。」と土屋太鳳の圧倒的な表現力に危機感を感じているようです。実際にMVを見た出演者達も「何にもないとこでこんなに踊れるのがすごい」と感心しきってました。土屋太鳳は振付稼業air:manの生徒だったようで、9歳のころからレッスンに来ていたようです。当時から集中力がすごくて、バレエや日舞の素養もあったのでダンスがうまかったと振り返っていました。
出典:YouTube
WARNER:マドンナ『Human Nature』
「箱の中のダンスや椅子で縛られたダンスなどマドンナらしい表現。パッションがそのまま出ててヤバいし、そうそうたるダンサーがMVに出ている。」とパッションがそのまま振りになっている振付に感心。「今見てもアートだし、こういうのがまた流行りで戻ってくる可能性がある。その時に、この人ならこの表現ができるみたいなダンサーが起用される時代が来るかもしれない。」と今後の可能性も示唆していました。
出典:YouTube
MAIKO:タケモトピアノCM
ピアノと関係ない衣装と振付がシュールで大好き。斬新すぎて追いつけない。振付の参考になる大好きなCM」とシュールで斬新すぎる振付発想を評価。三浦大知もこの振付が好きで、どっちを選ぶか迷ったとのこと。見た目以上に足を上げたりする振りやリズムも難しいと振付の難易度も評価していました。このCMは『淋しい熱帯魚』『おどるぽんぽこりん』を振付けた香瑠鼓が振付けたようです。
出典:YouTube
実はこんな振付もということで、振付稼業air:manが学校の校歌を振付けた模様が紹介されました。
出典:YouTube
統廃合する学校に思い出として校歌に振付をし、2か月くらいで完成したとのこと。45分の授業で教えなきゃいけないので大変だったことと、ダンスを強制的にやらせて嫌いになって欲しくないから、自分たちで考えるパートを作ったそうです。この振付をキッカケに、生徒が学校に対する誇りを持つようになったり、ダンスが嫌いだった子が、高校生になったらダンス部に入ると言うくらい、ダンスを好きになってくれたという感動的な後日談も語られました。
「関ジャム完全燃SHOW」で売れっ子振付師&三浦大知が振付のスゴさを熱く語った内容をまとめましたが、いかがでしたか?
振付1つ出来るのにこんなにもこだわりやアイデアがあることに驚きを感じたかたも多いのではないでしょうか。それにこういう振付の背景を知ってると、また楽曲やパフォーマンスの見方が変わっておもしろいと思います。ぜひ、この機会に振付に注目して音楽やCMを視聴してみてください。
Text_Edit_NOZATATSU(https://twitter.com/nozatatsu)
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