「体験化」するカラオケ。DAMの最高位機種が実現したリアルとは。
8月7日、EX THEATER ROPPONGIにて。
「IT’S YOUR STAGE presented by LIVE DAM STADIUM」にお邪魔しました。人気カラオケシステム『DAM』の最高位機種『LIVE DAM STADIUM STAGE』のモデルルームあり、豪華アーティストによるライブありの、盛りだくさんな1日でした。
今回のライブイベントはまさかの「無料」。 カラオケの第一興商が、先述のDAM最高位機種の『LIVE DAM STADIUM STAGE』が10月5日に発売されることを記念して、抽選で600組1200名を招待するというキャンペーンでした。やはり、チケットの倍率も凄まじかったのだとか。何せ上記のアーティストが一堂に会するわけですから、そりゃあ倍率も規格外でしょう。しかも会場はEX THEATER。彼らぐらいの規模になると普段はドームやアリーナですから、キャパシティが1200人のハコで観られること自体ありえないのですね。言わずもがな、プレミアムなひとときでした。
ライブレポに移る前に、まずは『LIVE DAM STADIUM STAGE』モデルルームの話を。最高位機種の名に違わぬ、すさまじいカラオケシステムでした。カラオケの、延いては音楽の未来の到来を感じたほど。
ステージへと拡張されるカラオケルーム「LIVE DAM STADIUM STAGE」
音楽のあり方が「モノ」から「コト」へと変わった今、カラオケ文化も変革のときを迎えております。元々カラオケは体験型コンテンツの代表格ですが、DAMはさらにその「体験」を進化させました。場所がカラオケルームであることは変わりませんが、『LIVE DAM STADIUM STAGE』はそこをステージやMVの世界へ変えることができる。上の写真は実際のカラオケルームを模した配置でして、登壇者の後ろの「デュアルスクリーン」は街中のカラオケでも体験できます。このデュアルスクリーンが画期的でした。サラウンド形式の音響のもと、二つの画面で展開される圧倒的な臨場感。一方がステージで、他方が観客席など、ライブ会場さながらの空気感が目の前にある。
つまるところ、アーティストがステージで感じる感覚を再現しているわけです。それも限りなくリアル。一足先に体験したEXILE THE SECONDのNESMITHもこう語ります。
「すごい空間でしたね。スクリーンもですけど、照明とかも凝ってて。僕らがライブをやっているときと変わらないスケールでした。MVのほうも臨場感あって、ファンのかたもメイキングに参加しているような感覚になってもらえると思います」
今や「国民的」という言葉がピタリとくる彼らですが、第一興商が彼らを抜擢した理由は必ずしもコマーシャルのためではなかったように思います。筆者は彼らを「アリーナクラス」と表現しましたが、NESMITHが言うように、『LIVE DAM STADIUM STAGE』によってこのサイズ感を再現できる自信があったのでは。
そしてその証明となったのが、直後に開催されたライブイベントでした。
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