まねきケチャ
「この世界に『福』を招くために、人間界に降り立った見習い天使」というコンセプト。
「顔面偏差値のお化け」と形容される容姿の良さと、1st、2ndシングルともにオリコンデイリーランキング1位を獲得する楽曲の強さが特徴。リスナーを飽きさせない楽曲展開に聴かせるメロディ、ライブの楽しさに定評がある。
メンバーは、中川美優(なかがわ・みゆう)、藤川千愛(ふじかわ・ちあい)、宮内凛(みやうち・りん)、松下玲緒菜(まつした・れおな)の4人に、2017年11月より深瀬美桜(ふかせ・みお)が加入し5人体制に。
2018年9月24日には日本武道館にてワンマンライブを開催予定と、波に乗っている。
(まねきケチャ『きみわずらい』MV)
わーすた
avexのアイドル専門レーベル『iDOL Street』から生まれたアイドルグループ。2015年結成。世界に照準を合わせて活動するデジタルネイティブ世代アイドル。英語表記は「The World Standard」。
圧倒的な歌唱力を持つツインボーカルと激しいサウンド、意表をつくMV、そして初めて聴く者を混乱させる歌詞が特徴。「なんだこれ!?」と思いつつ、気付くと深みにハマっている人が多い。王道でありながら変化球も投げるタイプ。
メンバーは、坂元葉月(さかもと・はづき)、廣川奈々聖(ひろかわ・ななせ)、松田美里(まつだ・みり)、小玉梨々華(こだま・りりか)、三品瑠香(みしな・るか)の5人。
2018年1月2日放送の『志村&鶴瓶のあぶない交友録』に坂元葉月が出演し、「あの美少女は誰?」とSNSなどで話題になったことも記憶にあたらしい。
(わーすた『完全なるアイドル』MV)
虹のコンキスタドール
「毎日が文化祭!」をテーマに、アイドルとしてだけでなくクリエイターとしても活動するグループ。「コンキスタドール」はスペイン語で「征服者」の意味。「制服」と掛けられている。略称は「虹コン」。
メンバーは、岡田彩夢(おかだ・あやめ)、片岡未優(かたおか・みゆ)、隈本茉莉奈(くまもと・まりな)、清水理子(しみず・りこ)、鶴見萌(つるみ・もえ)、中村朱里(なかむら・あかり)、根本凪(ねもと・なぎ)、蛭田愛梨(ひるた・あいり)、的場華鈴(まとば・かりん)、山崎夏菜(やまさき・なな)、大和明桜(やまと・あお)の11人に、ベースボールガールズ(ベボガ!)として活動していた鹿目凛(かなめ・りん)、葉月梨花(はづき・りか)、樋口彩(ひぐち・あや)、水沢心愛(みずさわ・ここあ)、水戸しのぶ(みと・しのぶ)、三浜ありさ(みはま・ありさ)の6人を加え、計17名の「虹コンファミリー」を形成。
水着で踊る明るいサマーチューン(『限りなく冒険に近いサマー』など)が多いイメージがあるかもしれないが、『LOVE麺 恋味 やわめ』のようなオシャレな曲もあり、幅が広い。歌、ダンス、MVに様々なオマージュを込めることでも有名。
根本凪と鹿目凛(ベボガ!:虹コン黄組)がでんぱ組.incの新メンバーを兼任することになり、でんぱ組.incとの人気相乗効果も見込めそう。
(虹のコンキスタドール『LOVE麺 恋味 やわめ』MV)
26時のマスカレイド
2016年結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションで選抜されたメンバーによるグループ。「FASHION&EMOTION」をテーマに掲げ、衣装プロデュースをWEGO×文化服飾学院が手がける。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味する。略称は「ニジマス」。
楽曲はロックを基調とし、耳に残るポップなメロディラインが特徴。聴く人の感情に訴えかける切ない歌詞も強み。「すべてが神曲」との評価が多くあり、一般層に発見されたら一気にブレイクする可能性がある。
2017年のクリスマスに公開された『ゼンキンセン』MVでは、曲中で「好きだよ」を26回言うなど、作りが細かい。
メンバーは来栖りん(くるす・りん)、大門果琳(だいもん・かりん)、吉井美優(よしい・みゆ)、森みはる、亜桜しおん(あさくら・しおん)、江嶋綾恵梨(えじま・あえり)の6人。
(26時のマスカレイド『ゼンキンセン』MV)
Task have Fun
「人生は課題(Task)だらけ、だったらそんなTaskを楽しみながらクリアしちゃおう!」をコンセプトにしたユニット。メンバーは熊澤風花(くまざわ・ふうか)、白岡今日花(しらおか・きょうか)、里仲菜月(さとなか・なつき)の3人。2016年に結成すると、年間150本以上のライブに出演し実績を積む。
かっこよさ、かわいさ、面白さ、激しさなど、ほとんどすべての要素を揃えた2018年要注目のアイドル。楽曲やMVのクオリティ、ダンスのキメ所と抜き感の絶妙さなど、あらゆるところにセンスが光る。
2017年夏、『アイドル横丁夏祭り””〜2017〜』と『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』(通称TIF)という大型フェスに出演したことで、多くのアイドルファンに「見つかった」。ネクストブレイク筆頭か。
(Task have Fun『3WD』MV)
Task have Fun
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番外編:ラストアイドル
「もうブレイクしてるでしょ」というツッコミもあるだろうから、番外編として。
秋元康がプロデュースする「究極のアイドル」。2017年8月よりテレ朝系列にて、メンバーの座をかけたオーディション番組がスタートすると一気に注目を集め話題に。オーディションで選ばれた挑戦者が、7人の暫定メンバーから1名を指名して1対1のパフォーマンスバトルを行い、勝った者が暫定メンバーとなる。これを21回繰り返し(プラス敗者復活戦の1回)、2017年12月にはシングル『バンドワゴン』をリリースしてデビュー。最後まで残ったメンバーは、阿部菜々実(あべ・ななみ)、吉崎 綾(よしざき・あや)、大石夏摘(おおいし・なつみ)、安田愛里(やすだ・あいり)、長月翠(ながつき・みどり)、鈴木遥夏(すずき・はるか)、古賀哉子(こが・やこ)の7人。
セカンドユニットとしてGood Tears、シュークリームロケッツ、Someday Somewhere、Love Cocchiの4つのユニットも発足。
また、2018年1月よりセカンドシーズンが始まることも決定。5つのユニットに5名のプロデューサーがひとりずつ就任し、それぞれのユニットとタッグを組んでバトルを繰り広げていくことが発表された。5名のプロデューサーは、小室哲哉、つんく♂、織田哲郎、指原莉乃、秋元康。
この発表を受けた指原莉乃によるコメントが味わい深い。
指原「実は、この『ラストアイドル』という番組は、かわいそうすぎて見たことがありません。同じ仕事をしている人間としては、胸が痛くて見ていられないんです」
(ラストアイドル『バンドワゴン』MV)
おわかりいただけると思うが、「曲がめちゃくちゃ良い」ことはアイドル業界ではすでに常識化している。音楽とその周辺における最高の才能がしのぎを削っているのがアイドルの世界ということになるだろう。
ここに紹介したのはほんの一部。結果的には、アイドルファンにとっておなじみの10組(プラス1)になってしまった気がする。
興味を持たれた方はぜひ、深遠なるアイドルの世界へ……。
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