ウクレレで夏にピッタリな爽やかソングを弾き語るアーティスト・平井大。2011年にはデビューミニアルバム「OHANA」でiTunes総合チャート3位を記録し、話題を集めた。活動は主に夏で、特にライブには精力的。様々なフェスにも出演しており、耳に残る”声”と”歌詞”に、『もう一度行きたくなる』ライブとして評価されている。そんな平井大のこだわりは何といっても英語の”歌詞”。意味が分からなくても、まったり聞き惚れる平井大のSurf Rock曲に注目である。
幼いころから海と共に成長した平井大。ライブチケットは入手困難に
1991年5月3日、東京都生まれである平井大は、父の影響で幼少期から海に触れる機会が多く、特にハワイには頻繁に通っていた。そんな3歳の頃、祖母から貰ったウクレレに心奪われる。これが音楽に興味を持ったきっかけである。ミュージシャンとして注目を浴び始めたのはその後の2011年。ハワイの「ホノルルフェスティバル」というイベントでのことだった。ここに自身の「ONE LOVE ~Pacific Harmony~」という曲が起用され、知名度を伸ばす。同年5月には「OHANA」でiTunes総合チャート3位。翌年5月には1stフルアルバム「ALOHA」をリリースしiTunesの総合チャートで1位。あれよあれよという内に人気アーティストに登りつめたのだ。こういった経歴が評価され、2013年7月にミニアルバム「Dream」でメジャー・デビューを。現在ではライブチケットは入手困難な、今まさに大注目のアーティストになったのだ。
英語にこだわり。洋楽ファンからも評価の高い作曲作りの過去
作曲を始めたのは小学6年生。親に買ってもらった音楽編集ソフト「Logic」が始まりだったという。当時、エアロスミスやエミネムが日本で流行っており、それをお手本に作曲をしていた。とにかく作曲が楽しく、毎日1曲を目安に作っていたのだとか。また、ハワイに行くことが多かったため、英語が得意であり、そういった影響からか作詞のほとんどが英詩になったという。英語で歌詞を綴るのにはカッコいいという事以外に、ナチュラルなメロディーラインを仕上げるためというのもある。日本語ではついつい跳ねてしまう言葉でも、英語にすることで滑るように口に出せる。これが平井大の『まったりサウンド』の秘訣であり、洋楽ファンからも好かれる要因なのかもしれない。今後の展開としてはソロもそうだが、”ISLANDream”というバンド活動でも頑張りたいと言っている。音楽好きならこの2つは要チェックだろう。
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