フジロック2018と僕らの5日間戦記をプレイバック（後編）

さらば苗場！また来年。

結論から言って、今年のフジロックもやっぱりきつかった！ あんなに強風でガタガタ鳴るテントは初めてでした。疲労と体調の悪さが勝ったのでスヤスヤ眠りましたが、平時であれば体中の神経をテントの隅々まで張り巡らせ、不眠不休で有事に備えるところです。まったく、苗場は恐ろしい山ですよ。

それでも、フジロックよりも音楽が鳴っていて、そこで鳴る音を愛する人たちが集まる場所は他にないでしょう。筆者もCHVRCHESが終わってしまったのがあまりに寂しかったので、A-Trakの居るレッドマーキーまで体を引きずっていきました。

A-Trak Ray-Ban x Boiler Room 016 Turntablist Set

いつ観ても、いつ聴いても彼のDJは超絶ですね…。擦りまくり、パッドもエフェクトも使いまくりの1時間強。この動画ほどヒップホップに寄った内容ではなく、フジロックでの彼はハウスやテクノも織り交ぜたオールジャンルのスタイルでキメてました。

翌朝苦労するのは分かり切ってるのですが、そこで鳴る音に踊り狂わずにはいられない。そう、フジロックには「今」しかないのです。明日のことは、明日の自分が頑張ってくれるさ！

深夜のレッドマーキーの様子。みんな体力が無尽蔵なのかと思いきや、翌日はしっかりぐったりしております。

そうして、例のごとくボロボロになった体でテントへ。帰り際、例年通り「See you in 2019」の文字が見えてセンチな気持ちと安堵が一緒に胸に迫ってきました。本当、この文字を見ると毎回安心しますね。「来年も苗場に来られる！」という気持ちになる。また1年待たなくちゃいけないのが寂しいけれど、今年も幸せな時間を過ごせました。

ありがとうフジロック 2018！

帰りの車の中はもっぱら「ベストアクト」の話。眠い目をこすりながらそれでも語り合いたいフジロッカーなのでした。

Photography_Reiji Yamasaki
Text_Yuki Kawasaki

フジロック2019開催決定！

FUJI ROCK FESTIVAL’19
期間　：　2019年7月26日（金）27日（土）28日（日）
会場　：　新潟県 湯沢町 苗場スキー場
時間　：　9:00 開場　11:00 開演　23:00 終演予定
出演　：　国内外約200アーティスト　後日、順次発表
料金　：　順次発表
チケット発売：　順次発表
総合問い合わせ/オフィシャルサイト　：　http://www.fujirockfestival.com

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