2017年のバンドシーンで絶対に注目すべきフレンズ!
読者の皆様に注目してほしいミュージシャンがいます。その名はフレンズ。モニターでもLINEスタンプのシーバンドでもない、5人組のバンドです。おかもとえみ、ひろせひろせのツインボーカル、the telephonesの長島涼平がベースを務める話題のバンド・フレンズを紹介します!
フレンズってどんなバンド?メンバーやシティポップって?
最近音楽好きの中で話題になっているバンド、それが今から紹介するフレンズです。フレンズで知っておきたいのが、それぞれ有名バンドから集まったメンバーによるバンド、もっと早く聴いてればよかったと後悔するほどの音楽性という2つ。それでは最初にフレンズがどういうバンドなのかを書いていきます。
フレンズとは?
フレンズはおかもとえみ(ボーカル)、ひろせひろせ(キーボード)、長島涼平(ベース)、三浦太郎(ギター)、SEKIGUCHI LOUIE(ドラム)の5人で2015年6月に結成された「神泉系」バンド。奏でる音楽はシティポップが主体です。フレンズの特徴の一つにそれぞれのメンバーが他のバンドで活動をしていた、活動中というのがあげられます。まとめると以下です。
おかもとえみ:科楽特奏隊・THEラブ人間
ひろせひろせ:nicoten
長島涼平:FINAL FRASH、the telephones
三浦太郎:ex. HOLIDAYS OF SEVENTEEN
SEKIGUCHI LOUIE:ex. The Mirraz
2016年5月に東京・THREEにて初のワンマンライブ「シチュエーションコメディ vol.1」を開催。会場および通販限定で発表した1stミニアルバム『ショー・チューン』が好評になり、各地のイベントやフェスに多数出演。その度に音楽ファンと業界関係者に強い印象を与えていきました。
2017年4月に初の全国流通盤となる1stアルバム『ベビー誕生!』をリリースし、5月からは対バンツアー「~ベビー誕生!リリース記念~フレンド申請ツアー2017」で全国10カ所を回る予定。さらに、さいたまスーパーアリーナで行われる「VIVA LA ROCK 2017」の出演も決まり、ノリにノってる注目バンドです。
出典:YouTube
シティポップって何?
フレンズの音楽を知るうえで、理解しておきたいのがシティポップです。シティポップは1980年代に流行した、都会的なイメージを前面に出したポップスを差します。ムード歌謡をよりポップで現代的にしたものや、高年齢層へのアピールを強く意識したソフトなロックなどの総称として言われることもあり、和製AORなどとも呼ばれる事もあるジャンルです。フォークソングや歌謡曲をより現代的に聞きやすくしたといったところでしょうか。2000年以降になるとキンモクセイやキリンジなどがシティポップの代表アーティストとして名をあげられ、ネオシティポップと言われています。
出典:YouTube
こちらは、Awesome City Clubの曲なのですが、シティポップとは何ぞやという話になったときに、理解するのによく例にあげられるバンドです。
フレンズも昨年からブームになりつつあるシティポップを奏でるバンドとして注目されています。最大の特徴は聞きやすさです。近年は難しい複雑な曲よりも、わかりやすくて耳に残る曲がリスナーに響きやすいと言われています。ただ、聴きやすいだけでポップにしてしまうと特徴のない歌になってしまいますね。フレンズはポップさに加え、アクセントとしてテクニックや難しい表現を入れているバンドなのです。
出典:YouTube
フレンズのメンバー紹介
上述しましたが、フレンズはそれぞれ別のバンドで活躍していたメンバーが集まってできたバンドです。しかし、強調したいのはセカンドキャリアで活動しているわけではないこと。新バンドとして今までの経歴やキャリアを生かした音楽を作っています。その上でメンバーのことも理解すると、フレンズサウンドの楽しみ方が深くなりますので紹介しましょう。
おかもとえみ
元THEラブ人間のベーシストとして活動し脱退後はシンガーソングライターとして作品をリリース。そのころから注目のアーティストとして取り上げられていました。科学特奏隊にもメンバーとして参加していて、他にも数々のバンドやシンガーのサポートベーシストとしても活動しています。フレンズでは主に作詞を担当。フレンズの女子感が出る歌詞と世界観はおかもとえみのボーカルありきと言えます。
ひろせひろせ
バンド・nicotenでベーシストとして活動中。ベーシストですがフレンズではキーボードです。キーボードも演奏しますが、フレンズのメインMCかつ、おかもとえみとともにツインボーカルを担当しています。ほとんどの作曲もひろせひろせが担当していて、歌詞と曲の世界観を作った二人で歌っているというのが、楽曲の深さを出しているのかもしれません。ライブでは観客を終始盛り上げることに徹しています。
長島涼平
2015年末に惜しくも活動を休止した人気ロックバンド・the telephonesのベーシスト。ベースをやってきた人間もうなるほどの確かな技術を持っています。フレンズが実力派バンドと言われるのも長島涼平のしっかりとしたベースラインあってこそです。フレンズの他にもMC DOTAMA, 松本誠治(the telephones,migimimi sleep tight)らとFINAL FRASHで活動中です。フレンズの頼れるリーダーとして、メンバーからも熱い信頼を得ています。
三浦太郎
2015年末に解散を発表したバンド・HOLIDAYS OF SEVENTEENのボーカルです、2016年2月にフレンズの前ギタリスト・takeと交代で加入しました。前バンドではボーカルでしたが、フレンズではギターを担当。フレンズメンバーの多彩さはすごいです。この多彩さが多くの人にヒットするサウンドを生み出すのでしょう。『Love,Ya!』ではボーカルパートがあります。現在はソロシンガー、takeshi iwamotoバンドのギタリスト、sumikaのサポートコーラスとしても活動中です。ライブのときに、ベースの長島涼平と一緒に前に出てきて音を奏でる姿が筆者は好きです。
SEKIGUCHI LOUIE
元The Mirrazのドラマーです。脱退後はイベント制作、さらに地元長野でテクノイベントをオーガナイズするなど多方面で活動しています。フレンズではおかもとえみに「おしゃれおちゃめ番長」と呼ばれ、彼の笑顔がフレンズのテンションバロメーターになっているとインタビューで語られていました。筆者もライブでフレンズを見たとき、真剣な顔でドラムを叩いてる印象があったのですが、ふとメンバーに笑いかける場面を見たときに、いい人なんだと思った記憶があります。メンバーが言っていたのはこういうことだったんですね。
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