サブスク世代にぶっ刺さり！今さら聞けないFAKYの魅力を徹底分析！

グループ活動にとどまらないメンバーの活躍

グループ活動以外でも、FAKYメンバーの活躍は見逃せない。

もっとも特筆すべきは、新たな次世代スターの登竜門といわれるABEMAの恋愛リアリティーショー「オオカミ」シリーズにグループから過去史上最多・2名の出演を果たしたこと。この番組をきっかけに、FAKYのことを知った方も多いのではないだろうか。

1人目は、Hina（2020年1月に「月とオオカミちゃんには騙されない」に出演）。「No.1モテ女」としてセンセーショナルに登場したことは記憶に新しい。瞬く間にティーンの市民権を獲得し、Instagramのフォロワー数が24倍に。さらにTikTokのフォロワー数が40倍に増加。フォロワー数増加率が“オオカミシリーズ”歴代TOPに躍り出た。その勢いは番組終了後もとどまることを知らず、数々のファッションメディアやファッションブランドがHinaを起用。そしてルミネエストのストアガールとして新宿駅東口の大看板を飾るなど、まさに”Z世代のカリスマ”として君臨した。

2人目は、グループの最年少であり、フィリピン・ブラジル・日本・スペインのミックスであるTaki（2021年2月より「恋とオオカミには騙されない」に出演）。オープンな性格と独特な言葉選びのセンスで人気を博し、次作「虹とオオカミには騙されない」に異例の2作連続出演を果たす。「Taki劇場」「名場面女王」の異名がつくほど話題となり、TikTokのフォロワー数は、57万人から95万人に急上昇した。

Hina、Takiの活躍だけではなく、Mikakoもファッション業界で注目を集める1人である。
東京のファッションカルチャーをつくるコミュニティメディア「Droptokyo」では、様々なシーンで活躍が期待されるグローバルなネクストファッションアイコンを総勢5つのエリアから50名をピックする「FOREVER HEROS」に選出。自身のスタイルをいかしたファッションセンスが評価され雑誌『ViVi』では私服特集が組まれるなど、熱視線を浴びている。さらに人気K-POPグループのaespaのメンバーであるWINTERもインタビューで”Mikakoのファッションからインスピレーションを受けている”と告白しているほど。

Akinaは昨年末シンガーソングライター「AKINA」としてソロデビュー。その力強さと繊細さの双方を持ち合わせる歌声が評価され、彼女がカバーした「Amazing Grace」は、吉永小百合が主演を演じた映画『いのちの停車場』の特報曲に起用された。
さらに、先日アメリカで創刊50年以上を数える大手音楽カルチャーメディア『Rolling Stone』のTwitchにて生配信ライブを実施。『Rolling Stone』での生配信ライブは、過去にgirl in redやmxmtoonなど欧米の気鋭のシンガーソングライターが多数出演。日本のアーティストが出演するのは、MIYAVIに引き続き、AKINAが2回目。また日本の女性アーティストでは初めてとなり、まさに快挙と言えるだろう。

また、FAKYのリーダーであるLil’ Fangは、FAKYの楽曲の作詞やボーカルディレクションを担う一方、その抜群の歌唱力が評価され、BACK-ONとのコラボレーションでアニメ「ガンダムビルドファイターズ」OP 主題歌「wimp ft. Lil’ Fang(from FAKY)」をリリースするなど、活躍の場を増やしている。

BACK-ON / 「wimp ft. Lil’ Fang(from FAKY)」MUSIC VIDEO