「大ラジカセ展」いよいよ本日12月9日からスタート!
近年、レコードとともにアナログ回帰の盛り上がりを見せるカセットテープ。その熱量をさらに高めてくれる、貴重なヴィンテージラジカセコレクションが一同に介する「大ラジカセ展」が、本日12月9日より池袋パルコ7Fのパルコミュージアムで開催されます!
こんなにラジカセが集まる場所は世界中探してもおそらくココだけ
最大の見所は、スタンダードからオーバーデコレーションなラジカセまで、家電蒐集家・松崎順一氏セレクトによる100台超のラジカセ展示。世界で初めてラジカセが誕生した1968年から時代ごとに姿形を変え進化してきたラジカセを一挙にみることができる機会はそうそうありません。
ひとつひとつのラジカセに歴史・デザイン・カルチャー・テクノロジーが詰まっている!
美しいデザインのものから、テレビやキーボードなどプラス発想の暴走のような多機能ラジカセ、HIPHOPの象徴となった巨大なラジカセなど、各時代において「最先端」が詰め込まれたラジカセたち。当時の広告や、付随したカルチャーに関する展示も豊富に揃い、単なる「モノ」を超えたカルチャーを感じる展示内容になっております。
HIPHOPもZINEカルチャーも日本製ラジカセ抜きでは語れない!
たとえば80年代ニューヨークで日本製のラジカセがHIPHOPカルチャーに欠かせないものであったことがわかる映画「Wild Style」のトレーラー上映や、カセットテープ全盛期に発売された、現在のZINEカルチャーのルーツともいえるカセットとマガジンがセットになった伝説のカセットマガジン『TRA』も一挙に展示&公開!
みうらじゅんや水道橋博士、永井博、峯田和伸らによるカセットアート!
中有学生の頃から撮りためたカセット愛を語るみうらじゅん氏の映像、高校時代に師匠ビートたけしさんの「オールナイトニッポン」を録音した大切なカセットコレクションを展示する水道橋博士氏ほか、豪華クリエイター/アーティスト陣によるカセットコレクション&アートも見どころです!
参加クリエイター:
安齋肇、伊藤桂司、小町渉、水道橋博士、スージー甘金、ステレオテニス、テリー・ジョンスン、常磐響、永井博、西郷郷太(NOVA REEVES)、みうらじゅん、ミック・イタヤ、三戸なつめ、峯田和伸(銀杏BOYZ)、本秀康、リッキー、和田ラヂヲ(敬称略・五十音順)
さんざんラジカセやカセットに触れた後の物販コーナーは財布の紐緩まること必至!
実際に購入できるヴィンテージラジカセや、ミュージックテープ、TOKYO CULTURE ART by BEAMS、disk unionの雑貨などが揃う「大ラジカセ展ショップ」もあります。
ラジカセの本欲しいわ〜と思ったら、ある〜!
どっぷりとラジカセの魅力に触れて、もう何時間いても足りない!図鑑かなにかが欲しい!と思ったら案の定物販コーナーにその欲求を満たしてくれる本などもあります。
中目黒のカセット専門店「waltz」コーナーもあります
そこにさらにたたみかけるように、中目黒のカセット専門店「waltz」の物販コーナーもあります。
未来へのヒントとインスピレーションが満載の「大ラジカセ展」!
他にも、実際にラジカセの音に触れる体験コーナー、各ラジオ曲の貴重な開局当初の音源視聴コーナー、などなど眺めるだけではなく体験コーナーもあります。実はひと先に「大ラジカセ展」を体感してきたのですが、ノスタルジーや懐かしさ、というよりも、これだけのものを生み出した熱量、アイデア、技術力などなどこれからの未来へのヒントが詰まったすばらしい展覧会でした。本日からですので、ぜひ、いち早く足を運ばれてみてはいかがでしょうか!
MEETIAでは、詳細レポートや監修の松崎氏へのインタビューなど続々アップ予定ですので、そちらもお楽しみに!
2016年12月9日(金)〜12月27日(火)
10:00~21:00(最終日は18:00閉場)
※入場は閉場の30分前まで
会場:パルコミュージアム 池袋パルコ本館7F
〒171-8557東京都豊島区南池袋1-28-2
入場料:一般500円/学生400円(税込)・小学生以下無料
■主催:パルコ
■協力:TBSラジオ/ニッポン放送/文化放送/J-WAVE/TOKYO FM
■監修:松崎順一(デザインアンダーグラウンド主宰)
■グラフィック監修:COCHAE
■企画制作:ハクション(株)
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