5人組ボーカルグループCOLOR CREATION(カラクリ)が、4thシングル『The Call』をリリースする。これまでのカラフルなイメージから一転して、イメージカラーは黒。約2万人の歌声とコラボレーションした壮大なロックバラードの表題曲は以前のカラクリとは明らかに雰囲気が異なり、カップリングとして収録される『Black Papilio』と『Crazy Cruising』でも新たなジャンルに挑戦している。1stアルバム『FIRST PALETTE』から地続きにある本作で、彼らは自分たちのアイデンティティをより強固にしたと言えそうだ。5人が今考えていることや今後目指していく方向など、綺麗事ではない本音を語ってもらった。
Photography_Keiichi Ito
Interview & Text_Sotaro Yamada
RIOSKE,KAZ
JUNPEI,TAKUYA,YUUTO
豊洲PITワンマンに向けて
――新作の話をする前に、来年(2020年)7月に行われる豊洲PITでのライブについて聞かせてください。3000人規模という、カラクリ史上最大規模のライブになるわけですが、なぜこのような挑戦を選んだのでしょう?
KAZ : 僕たちはカラクリとして初めて立ったステージがZepp Tokyoだったんです。でもその時はブッキングイベントでした。あれと同じくらいの規模を僕らのファンだけで埋めるということは、ずっと抱いていたひとつの目標であり、向き合わなければいけない課題でした。あのキャパをしっかり埋められるアーティスト・人間に成長しなければいけないと思っています。
JUNPEI : COLOR CREATIONとしてドラマに出させていただいたことがあって(テレビ朝日系『サインー法医学者 柚木貴志の事件ー』)、そのライブシーンの撮影を豊洲PITで行いました。実際にあのステージに立ったことがあったので、今度はフィクションではなくリアルで実現させたいんです。
――その日まで残り約半年ですが、豊洲PITを満員にするためには何が必要だと思いますか? 具体的にどのようなロードマップを描いているのでしょう。
YUUTO : やっぱり、良い曲を出し続け、自分たちのスキルを上げ続けることだと思っています。より多くの人に刺さる曲をつくり、自分たちが理想とするCOLOR CREATIONになれるように日々スキルアップしていくことですね。
RIOSKE : スキルアップという意味では、僕たち今、Tik Tokに力を入れていて。
(Tik Tok BTS『I NEED YOU』)
――めちゃくちゃバズってますよね。フォロワーも2019年10月時点で11万人を超えています。かなり幅広い楽曲をカバーしていますが、どのように選曲しているんでしょうか。
KAZ : 「これはカラクリが歌ったら面白いんじゃないか」「この曲かっこいいな」と思う曲を普段から探していて、それをメンバー間で共有し、みんなで決めています。
――『ドン・キホーテのテーマ』は誰の案だったんですか? あれは最高でした。
(Tik Tok ミラクルショッピング〜ドン・キホーテのテーマ〜)
KAZ : あれは僕です。Tik Tokは面白さが重要ですよね。僕たちはずっと真面目にカバー動画をアップしていたので、面白い曲にも挑戦してみたかったんです。うまく歌う必要がない楽曲をやかましいくらいうまく歌ってみたら面白いんじゃないかと。おもしろ系のコンテンツはこれからも出していくつもりですけど、まずは僕らの歌の魅力や幅広さを多くの人に知ってもらいたいと思っています。
JUNPEI : いずれ、ご当地CMソングのカバーをやってみたいんですよね。
――ヨドバシカメラさんとかどうですか?
一同 : ああ~! いいですね(笑)。
TAKUYA: : 意外とサウンドがカッコ良いのが、高須クリニック。
――あのCM最高ですよね(笑)。
KAZ : 来年7月の豊洲PITまでに何をどう取り組むかということのひとつとして、「枠にとらわれない」ことが必要だと思っていて。今までのCOLOR CREATIONをずっと見せ続けることは退化だと思っているんです。進化するためには、これまでの常識を壊さなければいけない。だからこうやってTik Tokに力を入れたり、今回はロックに挑戦してみたり、売りにしていたユニゾンではなくコーラスを重ねたりしました。
――コーラスはもう完全に得意分野にした感じがありますよね。
RIOSKE : いや、みんな苦手だったんですよ。
KAZ : ハモれなくて……。
RIOSKE : カラクリを結成してすぐにKAZちゃんが言っていたのが「俺はハモりができないから、主旋律を歌う」でしたから。
JUNPEI : 「俺は主旋を歌うために生まれてきた」とまで言っていましたからね(笑)。
YUUTO : 僕もハモりは苦手でした。3度上(※メロディの3度上を歌うこと)はなんとなくわかっていたけど、下ハモ(※メロディの下を歌うこと)は全然わからなくて。今はどの曲も下ハモで入ることが多いので、少しずつ慣れてきました。1stアルバムのリリース直後からコーラスを重点的に訓練し始めたので、まだ半年ほどしか出来ていないんですけどね。
RIOSKE : でも始めた頃に比べると、1曲を完成に持っていくまでの時間がだいぶ短くなりました。
――Tik Tokでカラクリを知った人は、RIOSKEさんメインボーカルのコーラスグループだと思っている人も多そうですよね。そう思って見ているから、TAKUYAさんが歌い出した時は、驚きのコメントがたくさんありました。
KAZ : COLOR CREATIONの強みは全員歌がうまいことなんですけど、やっぱりRIOSKEの飛び抜けた歌唱力は武器ですし、COLOR CREATIONを知らなくてもRIOSKEの歌声を知っている人はたくさんいるので、Tik TokではRIOSKEになるべく主旋律を歌ってもらっています。
本当の自分を、自分で肯定してほしい
――4thシングル『The Call』は、イントロで2万人のお客さんとコラボしています。
YUUTO : 今年の夏は、いろんなライブに出させていただいたんですが、そのうちの4箇所のライブ中に僕らがレコーダーを持ち、実際にお客さんに歌ってもらった声を録音しました。歌っていただいたお客さんを合計すると2万人になりました。
JUNPEI : 1回目は岡山で5000人の声を録音しました。メロディラインがある曲だったので合わせるのは難しいかなと思ったんですけど、みなさん本当に歌がうまくて。順調に録音できました。他の場所でもまったく苦労することなくすんなりいけちゃったんです。
――カラクリのお客さんは、もしかしたら歌の経験者が多いのかもしれませんね。
JUNPEI : そう思っちゃうくらいみんなうまくてびっくりしました。
KAZ : きっといろんなライブに行っているから、歌うことに慣れている人が多いんだと思います。ライブ中にお客さんが歌う部分を設けるライブもよくあるじゃないですか。アンコールで歌うとか。そういうことに慣れているように思いました。
――お客さんたちの歌声をイントロに入れるのは、象徴的なことだと思います。どういう意図によるものか、改めて聞かせてもらえますか。
TAKUYA : 『The Call』は、人がそれぞれ持っている個性や性格、生き方を「何にも染まらない色=黒」として表現した曲です。まわりに流されてしまいがちなこの時代だけれど、本当の自分を大切にしてほしい、そんなメッセージが込められています。誰しも、人にはあまり言えない自分の個性ってあると思うんです。それをネガティブなものだととらえてしまいがちだけど、ちゃんと自分自身が味方になってあげてほしいんです。
――TAKUYAさんも、自分の個性をネガディブに捉えた時期があったんですか?
TAKUYA : 歌手を目指す過程で「現実的じゃないよ」と否定の声を投げられたことがたくさんありました。口では言わないけど、心の底では「歌手(笑)?」と鼻で笑っているような対応をされたこともたくさんあります。今振り返ってみると、当時はだいぶ冷たくあしらわれていたんだなと感じます。
――それがTAKUYAさんの「黒」なんですね。
TAKUYA : あるいはそんなおおげさなことでなくとも、自分の意見を押し殺してまわりに合わせてしまうことはありますよね。そういう悩みを自分だけでなく大勢の人たちが抱えている、ということを伝えるために、まずイントロに2万人の声を入れることにしたんです。
KAZ : 大なり小なりみんな自分のなかにマイノリティを持っていて、しかもそれを自己否定してしまう。そうした心の叫びをたくさんの声で表現することによって、より楽曲のメッセージが強くなると思ったんですね。
カラクリメンバーそれぞれの「黒」
――では、他のみなさんにとっての「黒」は何でしょう?
RIOSKE : 僕は見た目がこの通り外国人なので、みんなと違うことがすごく嫌でした。コンプレックスでしたね。なるだけみんなに寄せたくて、癖っ毛の髪を必死にまっすぐに伸ばしたり、太い眉毛を目立たせないように、できるだけ顔を隠したりしていました。今となれば「これが自分なんだから自由に生きよう」と思えるようになったし、むしろ太眉は自分の武器だと思っているけど、そうやって自分を否定してしまう人が日本には多い気がするんです。
JUNPEI : 僕はずっとサッカーをやっていて、中学の時は、チームメイトのほぼ全員がサッカー高校に進学するような環境でした。当時の僕は、本当は音楽をやりたいのに「歌手を目指すからサッカーの高校には行かない」と言えなかったんです。自分の気持ちを押し殺して進学先を決めてしまったんですね。でもどうしても夢を捨てきれなくて、勇気を出して学校をやめ、大阪に戻り、音楽を始めました。そういう経緯があるので、今回の歌詞の内容はたくさんの人に届けたいんです。本当の気持ちに嘘をつかずに一歩を踏み出せたからこそ、こうしてメンバーやたくさんのファンのみなさんに出会えた今があります。だからみんな、自分の心に正直に生きてほしい。
――そうした実感がこもった歌なんですね。
YUUTO : 僕はこのグループでいちばん音楽経験がないんです。ライブでも制作でも、みんなで意見を出し合うなかで、他の4人と本当は違う意見を持っていても「自分はみんなより音楽の経験はないし、言っても変わらないだろうな」と思って黙ってしまうことがたくさんありました。でも自分も同じカラクリの一員なわけだし、しっかり自分の意見を持ってカラクリとして生きていかなきゃと思って。少しずつ変わってきました。
――いつ頃から変わり始めたんですか?
YUUTO : メジャーデビューしてからですね。プロになって責任感が生まれて、考え方も変わりました。
――確かに、メジャーデビュー時と比べていちばん変わったと感じさせられるのはYUUTOさんです。
KAZ : 彼が苦悩していたのは僕らも気づいていたけど、それは自分で闘うべきところだからあえて触れなかったんです。でも自分なりに葛藤して、どういう自分になりたいのか、YUUTOなりの答えを見つけたと思います。僕もいちばん変わったのはYUUTOだと思います。
――KAZさんにもネガティブだった時期はあるんですか?
KAZ : 僕の場合は幼少期に遡ります。小さい頃から声が高くて、1年生の頃から合唱団に入っていたんです。みんなはサッカーや野球のクラブに入っていたり、外でドッジボールをしていたりしたのに、僕はひとりだけ、女子しかいない合唱団に入っていて。だから友達がいなかったんです。高学年になるまでは、クラスで仲間外れにされることもありました。ひとりだけいつも浮いていたんです。小学4年生になって柔道を始めました。いわゆる「男らしい」こと、みんながやっているようなことをやって、自分の好きなことに蓋をしたんですね。そういう時期が中学生になるまで続きました。その時期は、すごくつらかった。だからこそ、今こうして好きなことを職業にして向き合えていることがすごく幸せだし、この納得をみんなに伝えたいんです。本当のありのままの自分でいていい。ある種のマイノリティは、いつか武器になるかもしれない。僕はそうなったよ、ということを伝えたい。
――そういう意味では、カラクリのメンバーはみんな近しいバックグラウンドを持っているんですね。
KAZ : そうですね。全員がある種のコンプレックスを抱いていました。もしかしたら、今でもどこかにまだ言えていないコンプレックスがあるかもしれません。そういう自分を肯定して、その背中を見せることでみんなを引っ張れたら良いなと思います。
JUNPEI : はじめの一歩を踏み出すことはすごく勇気がいることですよね。でも、踏み出したら景色は広がります。たとえ思っていた通りの結果にならなくとも、自分がやりたいことに正直に生きた結果の失敗ならばいいんじゃないか。一歩を踏み出さなかった後悔、「やっておけばよかった」という後悔はずっと残ってしまうから。だから正直に挑戦してほしいし、自分の心に正直に生きてほしい。
KAZ : もちろん心に正直に生きたところで幸せとは限らないんです。それはまた別の話。まわりに合わせて生きることだって、自分の好きなことを受け入れることと同じくらい難しい。僕らは自分の心に素直になって踏み出した結果、歌手になれたけど、歌手を続けることは当然難しいし、今でも苦悩しています。売れなければならないし、年もそんなに若くない。まわりから批判されることだってある。それが現実。だから覚悟が必要です。だけど、だからこそ、自分の好きなことや自分の想いは、誰よりも自分自身が肯定しないといけないんです。
――自分が味方にならなければ、誰も味方になってくれないですもんね。
KAZ : いつか裏切られることもあるかもしれません。でもそんな時でも、自分だけは自分の味方でいてほしい。そういうことを伝えたいんです。この曲は「頑張れば素敵な未来が待ってるよ」という綺麗事ではなく、「何度も祈るよ 心の叫びはまだ死んでないから」と歌っています。まだ続いていく。これからも自分の心の叫びと戦っていくんです。
これからの覚悟が見える曲
――「死んでいない」と言うことは、「死んでしまう」可能性があるからこそ出てくる言葉ですよね。キラキラして見えるカラクリのみなさんが綺麗事ではない本当をことを歌ってくれると、聴いた人は勇気付けられると思います。しかも今回は作曲がKAZさん。デビュー時から追っている身としては「ついに!」という感じですが、どういういきさつだったんでしょうか。
KAZ : 作曲自体は、シングルとは関係なく毎月全員がやることにしているんです。ひとり1曲ずつ必ずつくる。ただ4thシングルのテーマが黒ということは以前から決まっていたので、個人的にはここに向けて1曲つくりたい気持ちがありました。
――どのようにつくっていきましたか?
KAZ : まず黒から連想して、ロックバラードにしようと。そして6月からコーラスに挑戦していたので、今回はユニゾンではなくコーラスが活きるメロディラインにサビを持っていこうと。新しいCOLOR CREATIONの見せ方や、メンバーそれぞれが活きるようなメロディラインを想像しながら作曲しました。黒は、何にも染まらない色。たぶんそれぞれが持っているいちばん最初の色。それは大なり小なりマイノリティかもしれないし、誰にでも受け入れられるものではないかもしれないけど、それと向き合って戦っていく。そういう心の叫びを曲にしたかったんですね。想いが先にあってからつくったので、みんな想い入れが強くなったと思います。
――歌詞は作詞家のKanata Okajimaさんによるものですね。最初に歌詞を見た時、みなさんどう感じました?
YUUTO : 結構、ストレートだなと。「死んではいないから」のように、今までの僕らだったら使わないワードが入っていたから最初は驚きました。でもこのくらいストレートな方がお客さんにもダイレクトに伝わるし、想いも乗せやすいんだなと感じました。
TAKUYA : 僕は、ただ「嬉しい、悲しい」じゃなくて、「〇〇なんだけど、生きていかなきゃいけない」という大枠の設定が素敵だと思っています。今までのCOLOR CREATIONのイメージだと、「自分は少数派だけど、そんな自分を肯定してハッピーになれました」という流れだったと思うんです。でも今回は「少数派で苦しんでいるし、もがいているけど、そんな自分とこれからも向き合って戦っていくよ」というこれからの覚悟が見える曲。そういう曲はまだなかった。
――「個人として歌える歌と、グループとして歌える歌の間で葛藤がある」という話を半年前にしていたので’(前回のインタビュー)、「僕にしか歌えない歌がある」というフレーズは、より心に響きました。歌い方も、以前より感情的に聴こえます。
KAZ : 曲と歌詞が素晴らしい分、ボーカルが負けないようにしなければいけなかったんです。僕らの歌声で届けなければいけない部分があるので、より感情をこめて、自分の経験や感情とリンクさせて歌うことを意識しました。「黒」が表す心の戦い、強さ、影の部分なども声で表現しなければいけないので、きれいに歌うのではなく、よりエモーショナルに歌いました。
新たな方向性を示した『Black Papilio』と『Crazy Cruising』
――カップリングの『Black Papilio』と『Crazy Cruising』もカラクリの新しい顔が見える曲だと思います。個人的には『Movin’ On』を聴いた時と同じようなポジティブな驚きがありました。『Black Papilio』は、エレキギターとホーンが特徴的で、これまでのカラクリにはなかった曲です。
KAZ : 『Movin’ On』は、新しいCOLOR CREATIONのはじまりの1曲でした。これからはこういう楽曲もやってみたいという勝負の曲。その上で今回の楽曲があります。「きれいな歌でみんなに寄り添う」というこれまでのCOLOR CREATIONのイメージとは異なる、成長した大人目線のCOLOR CREATIONを演出したかったんですね。ダンスボーカルではないからこそ見せられる作品を目指しました。
――曲だけ聴いたら「ロックバンドかな?」と思ってしまいます。
JUNPEI: : アップテンポでこれだけコーラスを重ねる曲は珍しいし、歌い方もかなり激しくしています。
RIOSKE : エレキギターに負けないようにね。
KAZ : 今回の3曲のうち、最初に提出した曲です。最初は『Poker Face』という題名でした。何を考えているのかわからないポーカーフェイスな女性に翻弄される男の楽曲だから。ライブでもいろんな見せ方ができると思うんです。かちっとしたジャケットを着たり、スタンドマイクを使ったり。後ろにダンサーやバンドを配置するのも良いし、Black Papilioに扮した女性が5人の周りで踊ってくれたらショートしてすごく素敵な画になるんじゃないかとか。アイデアがたくさん浮かぶ曲です。
――『Crazy Cruising』はラテンミュージックですね。
RIOSKE : これはもう僕の曲ですよね。KAZちゃんが作曲してくれたけど、最初にデモを聴いた時、血が騒ぐのを感じました。ずっとスペイン語をカラクリの曲に使いたかったから、ほんの一部だけど「uno dos tres cuatro」が入ってるだけでめちゃくちゃ幸せなんです。レコーディングを終えて家族に聴かせたら「コレ、イチバンスキ!」って言ってくれました(笑)。
KAZ : 『Crazy Cruising』は今回の3曲のうち、最後にみんなに聴かせた曲です。ラップパートも入れて、メロディアスな歌というよりもフローの感覚に挑戦してみました。TAKUYAのパートなんかも、今までやったことのない歌い回しです。
RIOSKE : TAKUちゃんの声はクリアで良く通るから、ダークなアグレッシブさを出すのは難しかったと思う。
TAKUYA : これ大変だった。今回のシングルでは、より人間らしいところ、ある意味では腹黒い部分も表現したかったんです。そういう観点の歌詞なんですが、ド頭から「もうめんどくせぇな Nighy & Day」って始まるんですよ。この「もうめんどくせぇ」の歌い方が本当に難しかった。「もっとめんどくさく歌って」「もうちょっとめんどくさそうに!」って何度言われたか……。
RIOSKE : TAKUちゃんはさわやかの代表みたいなもんだからね~。
KAZ : 今聴いてもTAKUYAじゃないみたいに聴こえるよね。
――今それを聞くまで、歌い出しがTAKUYAさんだと気付けませんでした……。この曲は全体的に、誰が歌っているのか、音源だけで当てるのは難しいです。
KAZ : YUUTOはラップしたしね。
YUUTO : 僕は『Movin’ On』でもラップしたので、まあ、当然の結果かなと。
JUNPEI : これくらいはイケるだろうと(笑)。作詞に関する裏話としては、いつもはみんなで集まって、それぞれの歌詞を持ち寄りながら話し合っていくんですけど、今回は制作で集まる時間がなかなか取れなくて、LINE通話で5時間、5人の案を繋ぎながらつくったんです。途中で寝た奴もいるけど……。
RIOSKE : ハイ、僕、寝ました〜(笑)。
TAKUYA : 急に静かになったと思ったらねえ(笑)。
RIOSKE: : 日本語弱いんで(笑)。英詞は頑張りました。
JUNPEI : ラップの部分が本当に難しかったです。僕たちはラップミュージックを通ってきていないので……。
――じゃあそこは、ラップ担当のYUUTO先生にお願いしたんですか?
YUUTO : 僕は途中から通話に参加したんですけど、その時にはもう、ラップ含めてほとんど出来上がってました(笑)。僕が書いた歌詞は「So let’s get the party started, bounce!」だけですね。そこはもうbounceしたかったんで、ハイ。
――そうでしたか。「欲望任せでいいんじゃない?」とか、エロい雰囲気のところは全部YUUTOさんなのかな、となぜか思ってしまいます。
YUUTO : そう……いうことにしておきましょうか。今回もエロい話あるんですよ、聞きます? 『夜のThe Call(ファルセット)』とか。
――それはとても興味をそそられますが、残念ながらここでお時間が……。
一同: : あ~(笑)。
作品情報
COLOR CREATION 4th Single
『The Call』
11.19 release
<通常盤A (CD)>
WPCL-13120 (¥909 [本体]+税)
【CD】
1. The Call
2. Black Papilio
3. The Call(Instrumental)
4. Black Papilio(Instrumental)
*初回限定盤収録曲共通
<通常盤B (CD)>
WPCL-13121 (¥909 [本体]+税)
【CD】
1. The Call
2. Crazy Cruising
3. The Call(Instrumental)
4. Crazy Cruising(Instrumental)
*初回限定盤/通常盤Aと収録曲違い
<初回限定盤 (CD+DVD)>
WPZL-31683 (¥1636 [本体]+税)
【CD】
1. The Call
2. Black Papilio
3. The Call(Instrumental)
4. Black Papilio(Instrumental)
【DVD】
■The Call(Music Video)
■“PALETTE TOUR Vol2” 2019.6.22 Shibuya O-EAST ダイジェスト映像 映像収録予定
・Movin’ On
・love song
・Smile
・Butterfly
・Sunshine
・Happy Days!
・Tour Making Movie
☆初回盤封入特典・・・カラクリカード封入(全6種中1種封入、ソロ各1種&集合1種)
<COLOR CREATION オフィシャルサイト>
http://color-creation.jp
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