昨年アニメ『鬼滅の刃』の曲「紅蓮華」が大ヒット。2019年に放送されたアニメ主題歌も紹介
2019年最もヒットした『週刊少年ジャンプ』で連載中のアニメ『鬼滅の刃』。年末の風物詩『第70回NHK紅白歌合戦』で初出場を果たしたLiSAが主題歌の「紅蓮華」を歌い話題になりました。『鬼滅の刃』は芸能人の間でもファンを多く抱えるなど、この1年間で社会現象とも言えるほどブームを引き起こしたのは言うまでもありません。このように日本を代表するアニメソング。今回は『鬼滅の刃』の楽曲と、2019年に放送された最新のアニメ主題歌について紹介します!
『鬼滅の刃』とは?
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— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) January 12, 2020
『鬼滅の刃』は『週刊少年ジャンプ』で2016年より連載している吾峠呼世晴による漫画が原作。シリーズ累計発行部数は2500万を突破し、『週刊少年ジャンプ』を代表する漫画となっています。2020年には劇場版『鬼滅の刃』無限列車編の公開も決定しており、今後の続報に期待がかかります。
肝心なストーリーは、大正時代を舞台に主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、鬼との戦いを通して仲間と巡り合い、鬼になってしまった妹を人間に戻すために奮闘する、という王道のバトル漫画。ストーリーはもちろん、主題歌を筆頭に音楽への評価も高く、挿入歌も人気が高いです。
2019年にアニメがスタートしてからというもの、その人気は右肩上がりで確実にファンを増やし続けてきました。社会的なブームと言っても過言ではなく、芸能界でもみちょぱや有吉弘行、椿鬼奴らがファンを公言しており、年代性別を問わず幅広い層で人気を獲得していることが伺えます。
2019年を席巻した『鬼滅の刃』の主題歌2曲を紹介
そしてなんと言っても、『鬼滅の刃』のオープニングテーマとエンディングテーマの両方を担当しているのはLiSA。主題歌を両方とも担当する事例は珍しく、本作の制作陣が映像作品としての完成度や統一感を高めたいという思いから実現したのだそう。ここでは『紅白歌合戦』でも披露したOP曲「紅蓮華」とFictionJunction feat.LiSA名義のED「from the edge」といった『鬼滅の刃』の主題歌を2曲紹介します。
「紅蓮華」
「紅蓮華」はLiSAの15枚目のシングルで2019年7月3日にリリースされました。先行リリース時点で配信デイリーチャート38冠を達成するなどリリース前から注目されていた曲。『鬼滅の刃』の主人公である炭治郎の境遇を歌詞に反映させて作られました。アニメと楽曲のフルでは歌詞は少し違っており、アニメ版では炭治郎の物語序盤の心情をフル版では未来を意識して書かています。「紅蓮華」という曲名は「水面に咲く赤い蓮の花」と「寒さでめくれた皮膚で咲く紅蓮地獄」という意味が込められ、作中の世界観を取り入れたものに。LiSAの歌声が最大限映えるアッパーチューンを基礎にしながらも、和のテイストを散りばめられています。
「from the edge」
もうひとつの主題歌「from the edge」はFictionJunction feat.LiSA名義のエンディングテーマ。現時点でフィジカル盤でのリリースはないものの、TV ver.とフルサイズの配信リリースがされています。こちらはエンディングということで、「紅蓮華」と比べるとダークで心を抉られるような感覚を持ち合わせつつも、同時に前向きな力強さも感じる楽曲です。個人的には『鬼滅の刃』の世界観という意味ではこちらのほうが、ぴったりという印象。オープニングの影に隠れてしまいフィーチャーされにくいですが、こちらも負けず劣らずの楽曲ですので興味を持った方は両方合わせて聞いてみてくださいね。
他にも名曲揃い!2019年放送アニメのおすすめ主題歌5選
「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」(『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』OPテーマ)
2019年1月に放送された『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のOPテーマに起用された「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」。鈴木雅之自身初のアニメ主題歌を担当しました。作詞作曲にいきものがかりの水野良樹、ゲストボーカルに伊原六花を迎えたことでも話題に。ムーディーな雰囲気で、ソウルフルな楽曲に仕上がっています。アニソンぽさを微塵も感じさせない大人な楽曲が、また作品の世界観にも合致していて良いですね。
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