2020.7.28

FOCUS

米津玄師、セカオワ、あいみょん、ビッケブランカ。2020年注目ドラマ彩る主題歌・OP曲まとめ

裸の心 / あいみょん

今や名前を知らない人の方が少ないのではないかと思うほど国民的アーティストとなった、あいみょん10枚目のシングル。

現在放送中のドラマ『私の家政夫ナギサさん』主題歌に起用された本曲は、仕事に一直線で家事と恋に不器用な多部未華子演じる主人公が、おじさん家政夫を雇うことから始まるハートフルコメディであるドラマに、そっと寄り添うようなやさしい曲になっている。

この恋が実りますように

と切に願うサビが印象的な、シングル曲初のバラードだ。アコースティックギターやピアノのメロディが基調にありつつも、鍵盤ハーモニカが加わることで、どこか懐かしい素朴さも感じる1曲。

感電 / 米津玄師

綾野剛と星野源のW主演で描かれる一話完結型の機捜（警視庁機動捜査隊）エンターテイメントドラマ、『MIU404』の主題歌を担当するのは米津玄師。

脚本の野木亜紀子、プロデューサーの新井順子、監督の塚原あゆ子とドラマ『アンナチュラル』の『Lemon』以来、2年ぶりの再タッグを組んだ。

『感電』はジャズのような曲調がクセになり、リズムにノッていると5分弱が時間があっという間に過ぎてしまう。またすぐに聴きたくなる中毒性だ。もはやMV再生数がミリオンを突破することも珍しくない米津玄師だが、本曲については7月10日の公開から自身最速のたった1時間50分で100万再生を突破し、4日と7分で1000万再生を突破。

私も聴き終わった後に自然とリピートボタンを押してしまい、驚異的な再生スピードに納得せざるを得なかった。

ドラマ×音楽の関連性と可能性

ドラマに使用されている曲は、単体で聴いたときと、ドラマを見ながら聴くのではだいぶ印象が変わってくるのだと思う。ドラマと曲のリンクする部分を見つけたとき、双方への理解が深まってより好きになる経験があるのはきっと私だけではないはず。

ドラマの世界観を引き立ててくれる音楽だが、逆もまた然りなのだ。今後もドラマ主題歌やオープニング曲に注目していきたい。

Written by

伊藤美咲

1996年生まれ、東京都在住のフリーライター。ステキなものや人を広めます。邦ロックが大好き。ライブハウスや大型フェスまで出没。

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感電 / 米津玄師

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