まだ振り返るには早いですが、2017年の日本の音楽シーンは上半期だけでもかなり面白いものでした。世界的な音楽の流れと共鳴するような作品も、日本独自の音楽をさらに深化させていった音楽も、たくさん生まれていた気がします。
さて、今回この記事では今年、来年とメジャーシーンでさらにブレイクしていくであろうおすすめのアーティストを8組セレクトしてみました。各アーティストにはそれぞれおすすめの楽曲をYouTubeでひとつ貼り付けているので、ぜひお気に入りの音楽を発見してみてください。
1.TORIENA
トイズファクトリーから今年ついにメジャーデビュー! デジタル限定配信EP『MELANCOZMO』をリリースし、10月には「原宿アストロホール」にて、2度目となるワンマンライブ『不安定な宇宙で』の開催を発表したチップチューンガール・TORIENA。作詞作曲編曲だけでなく、イラスト、アートワークなども手がけるマルチな才能も魅力。新たなポップアイコンとしてブレイクを期待したいです。
TORIENA『MELANCOZMO』(Official Video)
2.緑黄色社会
人気音楽番組「関ジャム」でピックアップされるなど日に日に話題性が高まっているのを感じるバンド・緑黄色社会。School Food Punishmentを思い起こさせるような疾走感あふれるサウンド、長屋晴子(Vo)の力強く優しさにあふれる歌声、ポップセンス抜群のメロディーライン、どれをとっても最高です!
緑黄色社会『始まりの歌』(Official Video)
3.ヨルシカ
n-bunaとsuisによるグループ・ヨルシカ。日本の夏の情景を強く感じさせるn-bunaのサウンド、歌詞、世界観。suisの力強くも儚い歌声が奇跡のように溶け合いめぐり合い、素晴らしい音楽として結実しています。今年6月に発売された1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の完成度は素晴らしく、もはや名盤と呼んでも差し支えないでしょう。
ヨルシカ『靴の花火』(Official Video)
4.LUCKY TAPES
今の100倍評価されても良いアーティストだと思います。星野源、ゲスの極み乙女、Suchmosなどブラックミュージックをうまく昇華した音楽性を武器にブレイクしたアーティストが続いていますが、何かひとつのきっかけがあればLUCKY TAPESもさらに跳ねていくはず。『レイディ・ブルース』のアレンジ力の高さをまずは聴いてみてください。
LUCKY TAPES『レイディ・ブルース』(Official Video)
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