年末年始、テレビ番組に飽きちゃっていませんか? そんな人におすすめしたいのが、テレビがなくてもPCやタブレットさえあればどこでも見られると大人気のNetflix(ネットフリックス)。人気映画の配信はもちろん、オリジナル作品が面白い!と話題です。
そこで今回は、これからNetflixを始めようと思っている人におすすめしたい、見ておくべき6作品を厳選してご紹介! どれも最高に面白い作品ばかりです。ぜひ、この記事を参考にNetflixライフを満喫してくださいね。
1. 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
2017年、世界中が最も熱狂したドラマに違いないのが『ストレンジャー・シングス』。5月に行われた全米最大級の映画とドラマの祭典「MTV Movie & TV Awards」で最優秀作品賞を受賞した注目作です。2017年10月末に待望のシーズン2が配信されてからすでに数ヶ月が経ちましたが、筆者は未だ“ストレンジャー・シングス・ロス”の真っ只中……。本当に、心の底からおすすめしたい、最高に愛せるドラマです。
<あらすじ>
舞台は1983年。アメリカ・インディアナ州の小さな町で、12歳の少年ウィル(ノア・シュナップ)が突然行方不明になってしまう。友達のマイク(フィン・ヴォルフハルト)、ダスティン(ガテン・マタラッツォ)、ルーカス(カレブ・マクラフリン)、そして母親のジョイス(ウィノナ・ライダー)も必死で彼を捜します。少年たちはウィルが失踪した森でホーキンス国立研究所という謎めいた施設に行き着き、そこで不思議な力を持った少女に遭遇。彼らは腕に“011”という刺青をしている少女をエル(ミリー・ボビー・ブラウン)と呼び、マイクの家の地下でかくまうことにします。やがてウィルらしき遺体が発見されますが、母親のジョイスは信じようとせず、警察署長のホッパー(デヴィッド・ハーバー)も遺体を不審に思い始めます。そしてジョイスは彼の気配と彼がいる“裏の世界”の存在に気付くのです。 ウィルの失踪と入れ替わるように現れた少女エル。そしてその周辺で次々と起こる恐ろしい現象、さらに研究所の極秘実験まで絡んでストーリーは思いもよらない展開に……。
80年代の有名映画のエッセンスが詰め込まれたストーリーの面白さはもちろん、出演者たちの仲の良さもこの作品の魅力のひとつ。〈コンバース〉や〈カルバン・クライン〉の広告に起用されているエル役のミリー・ボビー・ブラウンをはじめ、10代前半にして彼らは世界的スターに!
〈ルイ・ヴィトン〉の春夏コレクションにも『ストレンジャー・シングス』のヴィジュアルを使用したTシャツが登場するなど、もはや社会現象となっている今作。シーズン3の制作も決定しているようなので、今後の情報をお楽しみに!
2. 『13の理由』
2007年にジェイ・アッシャーが発表した同名のベストセラー小説を元に、歌手で女優のセレーナ・ゴメスをエグゼクティブディレクターに起用して実写化された『13の理由』。現代のアメリカの高校で起こっているいじめの実態を鮮明に描いた今作は、ティーンを中心に人気を呼びました。
<あらすじ>
あまり目立たない高校生のクレイ(ディラン・ミネット)はある日、7つの両面カセットテープが入った箱を受け取ります。それは、2週間前に自殺したクラスメイトのハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が命を絶った“13の理由”を吹き込んだものでした。テープをすべて聞いたら次の生徒に回すよう記された指示書が同封されており、それがクレイの番に回ってきたのでした。テープを1面ずつ聞いていくクレイが、一体彼女に何があったのか、誰が彼女の自殺にどう関係していたのかを少しずつ明らかにしていく……というストーリー。自殺、いじめ、お酒、ドラッグ、レイプ……。現代の世の中で実際に起こっている問題に、真正面から取り組んだ衝撃作。
現代のティーンが抱える闇をリアルに描いた内容に加えて、今をときめくキャストにも注目してもらいたい今作。主演のキャサリン・ラングフォードをはじめ、ディラン・ミネット、マイルズ・ハイザー、ブランドン・フリン、ロス・バトラーなど、旬の俳優がこぞって出演しています。
キャサリンのInstagramによると、つい先日シーズン2の打ち上げパーティが行われたばかりのよう。配信日はまだ発表されていませんが、期待して待ちましょう!
ちなみに、2018年公開予定のニック・ロビンソン主演の映画『Love, Simon』にはキャサリンとマイルズの出演がアナウンスされているので、『13の理由』ファンはこちらもどうかお見逃しなく!
3. 『リバーデイル』
シーズン2が現在配信中の『リバーデイル』。1940年から続くアメリカのティーン向け長寿コミック『Archie』の登場人物を元に、ダークでセクシーな雰囲気にアレンジしたサスペンスドラマです。ティーンムービーらしいポップなヴィジュアルに反してなかなかに暗いストーリーですが、アメコミやティーンムービー好きの方に猛プッシュしたいです。
<あらすじ>
舞台は、リバーデイルという小さな町。裕福な家の双子の兄妹、ジェイソンとシェリル(マデライン・ペッチ)が川でボートに乗っていたところ、兄のジェイソンが川に落ちて行方不明になるという不可解な事件から物語は始まります。主人公は、双子の兄妹と同じ高校に通うアーチー(KJ・アパ)。アメフト部に所属し、家の仕事も手伝う頑張り屋。隣の家に住むベティ(リリ・ラインハルト)はそんなアーチーに恋をしているけれど、なかなか想いを伝えることができない奥手な優等生。ある時、ニューヨークからヴェロニカ(カミラ・メンデス)という転校生がやってきて、ベティは学校の案内係を務めたことからヴェロニカと親しくなります。ジェイソンと付き合っていたベティの姉・ポリーが精神病院に入院したり、ヴェロニカの父親が横領事件を起こし、裁判のためにニューヨークから逃げてきた過去が明らかになったりと、それぞれ複雑な事情を抱えるリバーデイルの住民たち。そんな中、行方不明だったジェイソンの死体が川で見つかるが、その額には銃で撃たれた跡があり……。
コミックをベースにしているということもあり、個性溢れるキャラクターがたくさん登場する『リバーデイル』。中でも筆者のお気に入りは、ニューヨークから転校してきたお嬢さまのヴェロニカ・ロッジ。「Be my Jay-Z?(私のJay-Zになってくれる?)」とアーチーを歌のデュエットに誘ったり、音楽とアメフトのどちらを選ぶか決められないアーチーに対して「Can’t we just liberate ourselves from the tired dichotomy of jock, artist. Can’t we, in this post–James Franco world, be all things at once? (体育会系か文化系かなんて選ばないで、ジェームズ・フランコみたいに全部やっちゃえばいいじゃない)」と言ったりと、ウィットに富んだ名台詞がたくさん。ユーモアと賢さを兼ね揃えた、キュートな彼女に夢中です。
また、このドラマによって人気が再加熱したのが、ジャグヘッド役のコール・スプラウス。もともとディズニーチャンネルのドラマ『スウィートライフ』出身の双子子役として大人気だった彼ですが、25歳を迎えた今ではすっかりホットな大人に! 俳優として活躍するばかりか、フォトグラファーとして雑誌などでも撮影しています。こちらはシンガーソングライターのサム・スミスを撮影したもの。
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