どんより空模様、びしょ濡れ、ちょっとさむい、じめじめ、低気圧で頭いたい……。それはなにかとたずねたら。そう。梅雨がやってきます。今回のお題はズバリ「雨」。でも「雨」って、悲しみもあればよろこびもあるし、優しさもあれば切なさもあるんです。家を出る前、窓の外が雨だったら、そっとこのミックステープをプレイ。家から出ない雨降りの日もこのミックステープをプレイしてみて。
あらゆる時代の良質な音のみを吸収した最新型ギターロックサウンドで、センチメンタルにフロアを包み込むThe Floor（ザフロア）さんのMIXTAPEです。

トクマルシューゴ『parachute』

僕は雨の日ってなんだか憂鬱になってしまうのですが、「この雨とも一緒に手を取って踊れるんじゃないか」そんな気持ちになれます。
(ササキハヤト choice)

Robert Plant『Rainbow』

2014年のサマソニで見に行って、雨が止む頃にこの曲の演奏が始まって、虹がかかったんです。本当です。
(ササキハヤト choice)

Creedence Clearwater Revival『Have You Ever Seen the Rain』

この曲の広く知られてる解釈は本人が否定してますけど、そんな感じで「雨」には色んな含みだったり比喩を持たせることができますよね。メロディーは明るいけどとても切ない曲。
(永田 choice)

『童謡　あめふり』

シンプルイズベスト！雨の日が楽しくなる。歌いたくなる。大好きな曲です。
(永田 choice)

ハナレグミ『深呼吸』

映画『海よりもまだ深く』の主題歌となった一曲。阿部寛さんが演じる、ろくでなしな父親と息子、別れた妻の三人が、台風で土砂降りの公園で風に飛ばされた宝くじを拾うシーンが印象深い。雨が上がったら自分も少し変われたらいいな、なんてことを思わせてくれる一曲です。
(ミヤシタヨウジ choice)

クラムボン『Re-Folklore』

この曲を聴くと台風で一掃された後の新しい世界の幕開けを感じます。奇遇にもこの記事を書いているのも六月。僕が住む北海道に直撃することは少ないので、雨上がりに「台風が去っていった」と思い込んで聴いています。
(ミヤシタヨウジ choice)

Kindness『House』

小雨が降っているときはこの曲を聴くことが多い。一つ一つの音が降り落ちる雨粒とリンクしてスローモーションになる感覚があります。雨の日は少し肌寒いけど、優しくも力強い歌声が心に火を灯してくれる気がします。
(ミヤシタヨウジ choice)

青葉市子『ひかりのふるさと』

弾ける雨粒の音や雨樋を伝って流れていく雨水の音すらも、この曲と一緒に聴けば音楽として楽しむことが出来そう。
（コウタロウ choice）

Bibio『You』

雨の日はこの曲を聴きながら雨の匂いを嗅いで、水の中にいるような心地よい浮遊感に包まれたい。個人的に北海道の雨の日の冷たい空気感と匂いが好きです。
（コウタロウ choice）