毎月テーマを変えて、さまざまな人に選曲をお願いしている「MIXTAPE」企画。
今回のテーマは「閉じこもる音楽」。暑かった夏も終わり、だんだんと夜が長くなってきました。アクティブに動いた夏のあとは、静かに「閉じこもる」のも悪くない。家に閉じこもる、自分の中に閉じこもる、など、そっと「内側」にマインドを向けてくれる音楽でミックステープをお届けします。
ブラックミュージックをベースとしたサウンドと、ひかり(vo)の凛とした爽やかな歌が織りなすカラフルな楽曲を展開するMimeの「閉じこもる音楽」
Michael Seyer 『I feel best when I’m alone』
カリフォルニアのベッドルームAOR的なシンガーソングライターのアルバムから一曲。
冒頭からエレピに耳を包み込まれて、とろけますね。
秋に一人でコーヒーすすりながら家で聴くなら、これくらいの温度感どうでしょう。(Dr.冨倉)
Mocky 『Head in the clouds』
金木犀の香りがしてきたら毎年これを聴きます。夏が終わって、ちょっと寂しい時、モヤモヤしてる時にこれを聴いて浄化されましょう。こんな美しい曲、作ってみたいものです。(Dr.冨倉)
DinoJr. 『Baby,I love you』
国内の同世代の中でもブラックなフィーリングを大事にしていて尊敬するミュージシャンDinoJr.のデビューアルバムから。メロウでしっとりとしたエレピや優しい歌声はもちろん、内向的な視線で紡がれる歌詞が個人的にすごく好きで、弱さをさらけ出す内容に共感する人も多いはず。(key.近藤)
Mndsgn 『Use Ya Mnd (Twentyfourseven)』
Stones Throwに所属するビートメイカーMndsgnの1曲。彼らしさを象徴する気だるくてイルを感じる歌声やシンセ。聴いているとどこか哀愁のようなものを感じて自分一人の世界に浸ってしまうそんな曲です。後半のピアノソロも雰囲気抜群です。(Key.近藤)
YELLOW MAGIC ORCHESTRA 『千のナイフ』
坂本龍一さんによる名曲のセルフカバー。僕の稚拙な言葉では表現出来ませんが、イントロからダークサイドに引き込まれていくような圧倒的な世界観の一曲です。オリジナルの、ボコーダーの詩の朗読から始まるバージョンも素晴らしくオススメです。(Gt.内野)
Cornelius 『あなたがいるなら』
YMO関連での一曲。パズルのように音が積み重なるインテリジェンスな印象の曲です。坂本慎太郎さんによる歌詞が最高です。押し付けることが一切無くて、すーっと入ってきて切ない気持ちになります。(Gt.内野)
Sabrina Claudio 『We Have Time』
囁くような艶やかな歌声から始まったと思ったら、途中から入ってくるゴリゴリなビート。歌とサウンドのコントラストがとても好きです。夏の終わり、少し肌寒くなってきた今、聴いてみて下さい。ゾクッとします。
それにしても21歳にしてこの色気!ちょっと分けて欲しいものです。笑(Vo.ひかり)
Joyce Wrice 『Rocket Science』
90′ R&Bをよく聴いていた私にはドストライクな一曲。Mndsgnがプロデュースをしていて、彼女の心地よい声と浮遊感漂うサウンドが堪りません。
夜も長くなってきたので、ずっと聴いていられます。
こういう曲作りたい!!笑
MVの世界観も凄く素敵なので是非checkしてみて下さい!(Vo.ひかり)
MV
Pat Metheny Group 『You』
リチャード・ボナがヴォーカルとアコースティックギターを務めている楽曲。
ライブ映像があまりにも神々し過ぎて、見る度に感動してしまいます。
秋の夜長にひとりで聴いてほしい1曲です。
特にアルバムの方での、曲後半のメセニーとライル・メイズのソロは、本当に泣ける…。(Ba.森川)
Live
Meshell Ndegeocello 『Faithful』
1st,2ndアルバムまでのグルーヴィでファンキーな作風から打って変わり、アコースティックサウンドでメロウな楽曲が中心の3作目「Bitter」から。
ミシェルの歌がフォーカスされ、まさに彼女から溢れ出る純粋な音楽が、沁み渡ります。
ベーシストだけに留まらない、という言葉では収まり切らない、才能の塊である大好きなアーティストの1曲です。(Ba.森川)
PROFILE
Mime
ブラックミュージックをベースとしたサウンドと、ひかり(vo)の凛とした爽やかな歌が織りなすカラフルな楽曲を展開している。
origami PRODUCTIONS所属の Kan Sano や Michael Kanekoとはライブでの共演をはじめ、森川(ba)と近藤(key)は彼らのサポートメンバーとしても活躍。
2016年6月に自主盤1st Mini Album “LIGHTS”(全4曲)をリリース。
2017年10月から4ヶ月連続でデジタル音源をリリース。
代々木公園で開催されているearth garden "夏" 2017のメインステージに出演。
また、BATICA[恵比寿]・THE ROOM[渋谷]・WGT[代官山]をはじめ各所でライブを行なっている。
2017年5月より自主イベント“PANTOMIMOS”を立ち上げ、世界中の音楽にアンテナを巡らせている若手アーティストや豪華ゲスト、DJを招き、オーディエンスが色々な発見を楽しめるイベントを企画している。
9/19(水) 1st Full Album『Capricious』発売。
また、リード曲「Driftin’」は8/22より7inch アナログ盤で数量限定発売中。
MVも公開。
10/26(金)「Capricious」リリースパーティーが渋谷7th floor にて行われる。
■アルバム リリース情報■
2018年9月19日 発売
PCD-24759 Mime『Capricious』
[CD] ¥2,400+税
[配信]各主要サイト、定額制聴き放題サービスでも同日配信開始
[Track List]
1.Driftin’
2.Life
3.MK1
4.Dreams of Love
5.Division
6.This Summer
7.Let Your Love Grow(album ver.)
8.Lights
9.Waterside
10.Driftin’ – Kan Sano Remix
■7inch リリース情報■
8月22日 発売
P7-6232 Mime『Driftin’』
web_md_p7-6232
[7inch Analog]¥1,800+税
[配信]各主要サイト、定額制聴き放題サービスで先行配信中
[Track List]
A1. Driftin’
B1. Driftin’ – Kan Sano Remix
■アルバム リリースパーティー■
10月26日(金)
『Capricious』リリースパーティー
会場: 渋谷 7th FLOOR
出演: Mime
ゲスト: TAMTAM
開場 18:30 / 開演 19:30
前売 2,800円 / 当日 3,300円(ともに1D別)
予約: mimemusic0201@gmail.com
(※お名前と枚数を明記の上、メールをお送り下さい)
Mime Official Accounts:
[HP]https://buff.ly/2yrJMKH
[Twitter]@Mime_Tokyo
[Instagram]@mime.official.tokyo
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