「押尾コータローとDEPAPEPEは、ここがハンパない!」ーNAOTO(ヴァイオリニスト/作編曲家)
最後に、押尾コータロー、DEPAPEPEとレコーディングやライブで何度も共演し、番組・CMへの楽曲提供などでも活躍するヴァイオリニスト/作曲家のNAOTO氏からもコメントが届きました。ともにステージを作り上げた間柄だからこそわかる、3人の魅力とは?
NAOTO – Let’s Party!!! feat DEPAPEPE
押尾コータロー feat. DEPAPEPE & NAOTO「Magical Beautiful Seasons」
押尾コータローがすごすぎる理由
押尾さんは1人でメロもバッキングもリズムもいっぺんに出来ちゃうことが本当に凄すぎてそこに目がいきがちなのですが、同じミュージシャンとして強調したいのは、グルーヴ感がハンパないってことです。
1人で演奏している方って、自分のメロディの都合でグルーヴを変えちゃう方が多いんです。でも押尾さんの場合は、押尾さんの中に、まるで何人もの演奏者がいてバンドが形成されているようで、それがないんですよね。僕も押尾さんを真似て、ヴァイオリン1本でリズムを出して演奏するようになってから、より凄さを感じています。
DEPAPEPE 徳岡慶也の音色が一線を画しているのはなぜか
徳岡さんはとにかく音色が綺麗ですよね。どんなときでも音の最後まで大事にするし、それをコントロールする技術も高い。ギターは音が伸びづらいってことを、まったく感じさせないギタリストです。きっと耳がめっちゃいいんだと思います。DEPAPEPEのボーカリストとして、確固たる音があるので、あの曲たちが輝いているんだと思います。
DEPAPEPE 三浦拓也は、ジャズマンである
三浦くんは反射スピードが速い!一緒に演奏していて、いろんな音を瞬間的に聴いて、反応し自分に取り入れようとするところは、一流のジャズマンに通ずるところがあるように思います。そして何より、ギターはもちろん、音楽への興味と努力を惜しまない人ですね。音楽とエンターテイメントに真摯な態度は、見習うところばかりです。
「PICK POP!」を聴いての所感
○ チョコレイト・ディスコ
個人的に大好きな曲だったので、選曲、アレンジ含めて、目からウロコの1曲でしたね。こういうコンピューターミュージックを人の力だけでムキになって再現するってところもミュージシャン魂がくすぐられます。リフレインシーケンスを、ずっと演奏している三浦くんの姿が目に浮かびました(笑)。
○Geeからの夢芝居
ここの曲順もグッと来ましたね。ある意味、どちらもダンスナンバーという繋がり。どの曲も、アレンジが原曲のテイストを必ずきちんと残っているところがあるので、口ずさめるだけでなく、映像としても想像できるところが、さらに素敵ですよね。僕は、少女時代の皆さんが歌い終わったあとに、梅沢富美男さんがセンターをかき分け出現する画が思い浮かびました(笑)。
○ Dragon Night
冒頭と最後に出てくるスネアらしいマーチング音。あれは一体、どこから出てくる音なのでしょうか!?きっとミュート音を駆使していらっしゃるんだと思いますが、正解はどうなのでしょうか。どちらにしても、そのクオリティの高さに脱帽です。今度お会いしたら、絶対聞こうと思っています(笑)。
NAOTO
大阪生まれ。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。クラシックからポップスまでジャンルにとらわれない音楽センス、ブリッジをしながらの演奏など華麗なパフォーマンスで人気を博す。独特の感性と切れ味鋭い超絶技術、ハイノートの美しさがアーティスト達にも愛され、数々のレコーディング・ライブにゲスト参加。また、作曲家として、ドラマやCM、TEAM NACS主演舞台など多数の音楽を担当。日本スープカレー協会理事、カレーマイスター、ラジオパーソナリティーなど活動は多種多彩。
NAOTO オフィシャルサイト
NAOTO Twitter
NAOTO Instagram
DEPAPEKO Club Circuit 2018 “PICK POP!”
・11/19(月) 渋谷 CLUB QUATTRO
・11/26(月) 名古屋 CLUB QUATTRO
・11/27(火) 梅田 CLUB QUATTRO
詳細は両アーティストのオフィシャルサイトをご覧ください!
>>押尾コータロー
>>DEPAPEPE
※11/10追記:各会場SOLDOUTにつき、追加公演決定!
2019年1月18日(金)19:00開演
マイナビ赤坂BLITZ
6,500円(税込/全席指定/ドリンク代別途必要)
チケット一般発売日:12月8日(土)
問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799
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