“キング・オブ・ロック”とも言われているアパレルブランド〈クリームソーダ〉。原宿・キャットストリートの名付け親でもある山崎眞行氏が設立した老舗ブランドで、ちょうど今年で50周年を迎える。合言葉は、「TOO FAST TO LIVE TOO YOUNG TO DIE」で、かつてロックを愛した人々の間でクリームソーダ、そしてその直営店である「ピンクドラゴン」の名前を知らない人はいないほど、人気を博したものである。若い世代やロックに興味が無い人でも、“キャットストリートの入り口にあるピンクと白のビル”と言えば、ピンとくる人も多いのではないだろうか。
そんなクリームソーダのアイテムは、今も変わらないロカビリースタイル。どのアイテムも、思わず手に取りたくなるようなデザインばかりだ。さらに価格が手頃なのも嬉しく、ついつい欲しくなってしまう。
(引用元:全てピンクドラゴン公式通販サイト)
そんなクリームソーダが2018年春夏メンズコレクションで、90年代からモードファッションを牽引し続けるアパレルブランド〈アンダーカバー〉とコラボした。
◆UNDERCOVERの2018SSテーマは「SPIRITUAL NOISE」。
アンダーカバーの2018SSコレクションは、レベル・ミュージックをジャンル不問で盛り込んだデザインが特徴的で、SPIRITUAL NOISE」がテーマ。無秩序に見えるアンダーカバーらしい独特のイラストが使われているデザインの中で、ひと際目につくのが「S」と「N」の文字。これはそれぞれ「SPIRITUAL」と「NOISE」を指しているという。
(引用元:すべてUNDERCOVER公式HP)
さらに、今季のコレクションはオーバーサイズの物が多く、ルックを見ると分かるようにボトムをタイトなものにして、レイヤードが楽しめるようになっている。
(引用元:すべてUNDERCOVER公式HP)
その他にも、様々なカルチャーを組み込んだデザインが散見される。例えば、このデニムジャケットはロックバンド〈JOY DIVISION〉の歌詞を抜き出したもの。
(引用元:UNDERCOVER公式HP)
こちらは、名作映画『時計じかけのオレンジ』にインスパイアを受けたデザインだ。
(引用元:UNDERCOVER公式HP)
非常にサブカルチャー色の強いコレクションとなっているが、その中でも注目となっているのが、キング・オブ・ロックブランドの〈クリームソーダ〉とのコラボアイテムというわけだ。
(引用元:UNDERCOVER公式HP)
クリームソーダらしさが全面に打ち出されたアイテムたちは、売れ切れ必至だろう。そして、このコレクションを機に再びロックスタイルがトレンドとなるかもしれない。今まで、「ピンクドラゴン」になんとなく入れていなかった人たちも、一度訪れてみてはどうだろうか。
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