トライアスロンシューズと聞いて、はてなマークを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、競技中に水を多く被ることがあるため通常のランニングシューズでは足のトラブルにもなりかねない事態が起きたり、スイム・バイクが終わり疲れている状態でランニングに移るという競技特性上、疲労を抱えたままでの走りではストライド(一歩で進む距離)が減ってしまうというトップ選手へのヒアリングから見えてきた事実は、経験者にしか分からないことかもしれませんが、ファンランナーの筆者にしてみれば実に納得のいく事柄。
そこで〈DESCENTE(デサント)〉は、“トライアスロンという種目において、ストライドを落とさないシューズの開発”をテーマに掲げ、開発拠点であるDISC OSAKAで試作&テストを幾度となく繰り返し、様々なデータを分析。
一分一秒、ましてやコンマ0秒を争うトップアスリートのために開発されたこちらは、トライアスロンの分野でもオリンピックで行われるトライアスロンのスタンダードディスタンスのラン10㎞にフォーカスしており、疲労した身体であってもランニング時により速く・ストレスなく駆け抜けるために、独自開発した“DELTA SYSTEM”をソールに搭載することで、足の推進力を向上し疲労時の足捌きをサポートする画期的な機能性を持ち合わせています。
また裸足でシューズを履く競技特性に合わせ、シューズ内の縫製や段差を極力排除した構造に設計することにより、競技中の不快感を軽減するなど至れり尽くせり。
縫製箇所が内側にほとんどないため肌面が実にフラットですね。
そして競技中に水を多く被る競技特性から、アッパーとアウトソールに水抜け用の穴を開け通水性を向上させることにより、水がシューズ内に留まらない設計にすることで足のトラブルを抑制する、通常のランニングシューズにはディテールは、これぞトライアスロン専用と感じさせてくれます。
さらに指を通すシュータン、かかとのバックタブによって、世界各国のプロアスリート達のトランジションエリア(スイムからバイク、バイクからランへと競技種目を転換する場所)での素早い履き替えをも実現させるとは、やはり通常のランニングシューズとはまた別次元のシューズですね。
なお、誰しもが憧れるオリンピックの舞台をサポートするシューズは本日29日より世界一斉発売です。
これを履いて来たる来年の東京オリンピックに向けて気分を盛り上げるのも一つの手というか足なのではないでしょうか。
【問い合わせ先】
DESCENTE TOKYO
東京都渋谷区神宮前6丁目19−21
03-6804-6332
tokyo.descente.com/
Instagram:descente_global
SHARE
Written by