――テーマ「咲き違えた花-addled plant」に込めた想いとは?
須藤・尾久 : 今回の撮影では、2ルックを表現していただきましたが、合計6体つくりました。“咲き違えた花”というテーマですが、異質なタネが花を咲かせるまでの情景を6体分で表しています。人間の欲望で、環境が悪化したり他の生物などが住み辛くなったり、今では当たり前のようになってきましたが、本当にそれが正しいのか、、思考の葛藤の中で生まれた形やその表現方法か、生地、ディテールを紡ぎました。
装飾等にも出来るだけそれを表現出来るような装飾にこだわりも入れております。
――「あたしをドールにしてください」の撮影を終えて、どうでしたか?
須藤・尾久 : 発表できる場が限られてしまったので、お誘い頂き、より多くの方に見ていただけること、とても嬉しく思っております。
――これから先、どのような道を歩んでいきたいですか?
須藤 : 現在お仕事いただいてる中でこの状況を踏まえどのように発信していくべきか日々模索しています。どのようにしたら少しでも人の心を動かすことができるのか。ネガティブな雰囲気をなるべくポジティブに転換できるような発信ができるよう、一クリエイターとして、行動したいと思います。またそこで生まれた人と人とのつながりを大切に、新たな化学反応が起こせるような人になりたいです。
尾久 : 現在、社会情勢や個人の在りかたなどに不安や不透明さを私は少し感じています。ですが、ものづくりなどを通して様々な業種の人々などとコミュティを作りやすい環境にもなってると思います。そんな中で自らが発信源となり前に進む意志を持つ。また人とのつながりがあったからこそ、今回のコラボレーション企画のお話しをいただけたと思います。人とのつながりや感覚を大切に、これからも力強く、人を動かせる様なものづくりを発信し、おもしろいコラボレーションがまたしたいですし、未来が明るくなるよな斬り込みを作れるクリエイターになりたいです。ありがとうございました。
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