日本“初”の最大規模ジュエリーイベント開催
日本“初”の試みであり、全国区で開催される多彩なジュエリーとの出会いを創出するジュエリーイベント「Jewelry Week 2020」が、12月4日(金)の青山SPIRALと目黒CLASKAでの催し事を皮切りにスタートする。
約1ヶ月間全国各地でそれぞれの地域の特性を活かした特別企画も交えるなど、これまでにない規模感となっている。
そもそもJewelry Weekとは??
ご存知だろうか??
「Jewelry Week」とは海外ではジュエリーに携わる業界関係者のみならず、広く一般公開されているジュエリーイベントとして認知されている一大イベント。
一つの街にファッションジュエリー、ファインジュエリー、アートジュエリー、コンテンポラリージュエリーなど多種多様なジュエラーが集まり、ジュエリーを購入できるだけでなく、トークセッションやシンポジウムなどを通じて、期間中ジュエリーにまつわる様々なモノ・コトが盛り上がるという。
日本のジュエリー業界全体を盛り上げるための新たなイベントのあり方として始動
今回日本で初開催となる「Jewelry Week」は、1つの場所にブランドを集約せず、地域毎に新たなイベントの地盤を形成するため、会場は、青山SPIRALと目黒CLASKの他、主要都市の百貨店、ギャラリー、セレクトショップ、アトリエなど多岐に渡る。
また全国の主要百貨店やイべントスペースで開催されるイべントの他にも、日本全国のギャラリーやセレクトショップ、ブランドのアトリエから、多彩なジュエリーブランドが登場する。
地球規模で起こっている環境問題や伝統・文化など継承問題に問いかけるインスタレーションも
中でも個人的に気になっているのが、青山SPIRALで開催されるインスタレーション。
昨今“サスティナブル”というキーワードを耳にしない日はなくなったが、マイクロプラスティック問題も然りではないだろか。
プラスチックの使用を減らす動きは活発になっているものの、実際自分たちの生活にはまだまだ欠かせない素材として存在していることも事実。
そんな身の回りの生活に確実に存在しているプラスチック素材のゴミを集積し、特殊加工を施すことで、美しい人工石として新たな価値を生み出しているオランダ在住のジュエリー作家・sae hondaの作品は、一個人として特に見てみたいなと。
果たして身近にあるプラスチックゴミを原料に、なんとも言えぬ美しさを感じさせる作品とは一体どんな感じなのであろう。
またsae hondaと一緒に展示されている、自然が作り出した模様や内包物を有した天然石を、職人の指先の感覚を頼りに石の持つ様々な表情を引き出している山梨・甲府の手磨り職人・canna oshiroの作品も見逃せない。
2つの作家が生み出す作品を通して、現在地球が抱える環境問題や、日本のものづくりにおける継承問題にフォーカスするだけでなく、両作品から見える表現の美しさや制作プロセスの面白さなど、多角的に“何か”を感じてもらえる機会になりそうだ。
オンライン上でも楽しめる企画もご用意
さらに会場からデザイナーが配信するインスタライブや、JEWELRY PEOPLEによるトークセッション、アトリエ紹介、オンラインワークショップなど、ジュエリーを多角的に捉えた文化的な発信も行われるとのこと。
様々なオンラインコンテンツが配信されることで、実際の会場とオンライン上を行き来しながら、どこにいてもJewelry Weekを楽しめる仕掛けとは、新時代の新たなイベントのあり方のスタンダードとなるではないだろうか。
日本初開催の「Jewelry Week」。
ジュエリーの新たな価値が実験され、全国のジュエリーブランドとともに、ジュエリーが最も輝く1ヶ月間のイベント。
多種多様なジェエリーを通して楽しんでみてはいかがだろうか。
Jewelry Week 2020
期間:2020年12月4日(金)〜12月25日(金)
会場:東京、名古屋、大阪、福岡など。
詳細はHP参照 http://jewelryweek.jp
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