近所に欲しい「中華オム」のお店
「おしゃれ」で「インスタ映え」するカフェやレストランには、とっくの昔に飽きてしまった私が、今想いを寄せるのは町中華のオムライス。
おじちゃんとおばちゃんが営む、昔ながらの中華食堂で、常連のおじちゃん達に混じってオムライスを頬張りたい!
そんな私がオススメの町中華オムライスを紹介する連載、第7弾です。
まずは「町中華って何?」ということ。
今回も私なりの「町中華の定義」を書いておきます。
〜町中華とは〜
・本格中華ではなく、日本人の好みに寄せた中華が食べられる食堂
・チャーハンやラーメンの他に、丼ものやカレー、定食メニューなども揃う
・昭和情緒漂う古びた外観
・味のあるフォントの看板
・古いのれんや扇風機、テレビが流れている
・年配の夫婦や家族での経営が多い
・地元の人に長く愛されている=長くあるお店
そんな魅力が詰まった「町中華」で食べるオムライスを、私は「中華オム」と呼んでいます。
今回もオムライス+1品、オススメを紹介していきます。
中華三番 / 阿佐ヶ谷
JR阿佐ヶ谷駅から歩いて約4分の場所にある「中華三番」。
文字の消えかけたオレンジ色の看板が目印です。
この連載でも何店舗か訪れていますが、阿佐ヶ谷には美味しい中華オムが多い!
外観からはかなりの年季を感じるものの、店内はかなり整っていて小綺麗な雰囲気。
古いお店が苦手な人にもお勧めできる町中華かもしれません。
そんな「中華三番」で注文するのはもちろん「オムライス」。
そしてもう1品に選んだのは「炒飯」です。
かなり手際のいい大将。オムライスと炒飯がほとんど同時に出てきました。
・オムライス(¥700)
どこかで見覚えのあるビジュアル……と思ったら、お皿の色含め「七面鳥」のオムライスになんだか似ている!
▲こちらが七面鳥のオムライスけれど、実際に食べてみると当たり前ですが全く別物。
「七面鳥」よりも”よく焼き”の焦げ目がついた卵と、しっかりと炒められて香ばしい味のしっとりめケチャップライス。
大きめにカットされた豚肉が入っていて、かなり食べ応えがあります。
ライスがそこまで濃い味付けではない分、ケチャップがたっぷりなのも嬉しい。
お新香と中華スープがついてきます。
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