氷河・氷床をまとったアイスブレーカーのウエアが登場

氷河・氷床×衣服

ニュージーランド発のアウトドアウェアブランド〈Icebreaker(アイスブレーカー)〉から、地球温暖化により溶け続けるグリーンランドの氷河・氷床をジャカード編みの生地で表現し採用したJBGコレクションが登場。

　　　　　　　JBG LS PULLOVER(ユニセックス)　¥45,000＋税

　　　250 バーテックス ロングスリーブ ハーフジップ JBG(レディース) ¥15,000＋税

　　　　　　　　250 LEGGINGS JBG(メンズ)　¥14,000＋税

メリノウールの可能性を最大限に生かすアイスブレーカー

〈Icebreaker(アイスブレーカー)〉は、ニュージーランド産のメリノウールが持つ機能性(保温・調温・防臭・着心地etc)を活かしたベースレイヤーやライフスタイルウエアを展開するアパレルブランド。

持続可能な社会のため2023年までにプラスティックフリーを目指しており、メリノウール以外に植物由来のテンセルなど自然由来の素材が持つ機能を組み合わせたパフォーマンスアパレルは、私もトレイルランニングや普段の生活で着用している愛用者です。

環境保護意識を促すウエア

〈Icebreaker(アイスブレーカー)〉から発表されたJBGコレクションは、写真・彫刻などを通じて人間と自然界との関係を研究し、環境問題に取り組むアーティストのジャスティン・ブライス・グアリグリアのアート作品を採用。

ちなみにニュースなどで取り沙汰される日がないと言っていいくらい、日本のみならず全世界で起きている地球温暖化に関連する気象の変化や災害などの出来事。

ナショナルジオグラフィックの情報によると、過去に類を見ないくらい加速度的に北極や南極などの氷は融解しているのは事実らしいです。

特にここ40年間だけ見てみても、その速さは以上で、パリ協定など世界各国で地球温暖化の原因である二酸化炭素削減に対してあらゆる対策が講じられるようになってきましたよね。

なお先日オンラインで開催された「THINK SOUTH FOR THE NEXT 2020」でも取り上げられているのですが、31年前に世界6カ国の冒険家が犬ぞりで初めて南極大陸横断した際のコース上の一部氷はすでに無くなっており、当時のコースで縦断することなど今は不可能だそうです。

今回のJBGコレクションでは、グリーンランド氷河の融解が進行している様子を納めたジャスティンのアート作品を、ジャカード編みで大胆に総柄で表現しており、着る者、見る者に対してウエアを通じて我々に更なる環境保護意識の喚起を促すことになるのではないでしょうか。

自然と共に歩むべき道

天然機能素材メリノウールを通して自然を学び、環境に負荷を掛けない持続可能なビジネスを続ける〈Icebreaker(アイスブレーカー)〉と、そのブランド哲学にジャスティンが共感したJBGコレクション。

「自然を搾取するのではなく擁護する」。

このアイデアが両者を結び付け誕生したJBGコレクションは、アイスブレーカーオフィシャルサイトのみで展開中です。

アイスブレーカー
https://www.goldwin.co.jp/icebreaker/
@icebreakerjp